名古屋商科大学は、税理士法人Bricks&UKの現役社員を招き、AI時代に企業が求める人材像についての座談会を開催しました。生成AIに代替されない力として、課題発見力、情報分析力、提案力などが紹介され、大学のケースメソッド教育と企業の求める能力の共通点が確認されました。 座談会では、現役社員から入社後の苦労や成長のきっかけ、担当業務について講話がありました。学生からは、評価制度や社風、人間関係、仕事のやりがいなどについて質問が寄せられました。コンサルティング業務で重要となる「課題を発見する力」「情報を整理・分析する力」「根拠を持って提案する力」が紹介され、生成AIが普及する現在でも、課題の本質を見極め、自ら考え、多様な立場を踏まえて意思決定し、相手に伝える力は人にしか担えない重要な能力であるとメッセージが送られました。 名古屋商科大学では、企業や組織が直面した課題を教材とするケースメソッド教育を全学で展開しており、学生は授業で課題分析、意思決定、他者への説明を日常的に繰り返しています。今回の座談会で、企業が求める能力と大学で培う力との共通点が示され、学生は学びの意義を再確認しました。 同大学は企業との連携を積極的に行い、学生が早期から社会との接点を持てる環境づくりを進めています。2026年3月卒業生では上場企業内定率45%を達成するなど、高い就職実績を維持しています。ケースメソッド教育による実践的な学びに加え、1年次からのキャリア教育や個別支援が背景にあります。今後も企業との連携を通じて、変化の激しい社会で活躍できる人材育成に取り組んでいきます。 名古屋商科大学は1953年の開学以来、世界標準の経営教育を追求し、国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得しています。現在は4学部8学科1課程2研究科を設置し、世界63カ国196校の提携校とともに交換留学などを実施。ビジネススクールはQSグローバルMBAランキング2025で国内第1位を獲得しました。「THE」2025年度日本版では、国際性の分野で東海北陸地区4年連続第1位、国内では第15位にランクインしています。