NPO法人ZESDA(代表理事:桜庭大輔)は、訪日旅行者と日本のローカルをつなぐ旅行特化型AI Agent「LocalEZ(ローカリーズ)」をプロデュースいたします。 ZESDAは、これまで、AI翻訳・オンライン文化交流サービス「Deep Talk」の構想をプロデュースしてきました。「誰もが日本文化の語り手になれる社会」を掲げ、訪日観光客に向けて、グルメ、アニメ、歴史、伝統工芸などの日本文化を、AI翻訳技術やオンラインツールを通じて、より深く、親しみやすく伝える仕組みを目指しています。 今回始動する「LocalEZ」は、こうした理念を実現するために開発された、訪日旅行者と日本のローカルをチャットツール上でつなぐAI Agentです。事業主体は初心株式会社からCFUNジャパン株式会社へ承継され、ZESDAが引き続きプロデュースを担います。 LocalEZとは 新しいアプリのインストールは不要!LocalEZは、訪日旅行者、地域の人々、サービス提供者を、普段使っているチャットアプリのままつなぐ旅行特化型AI Agentです。 LocalEZが目指すのは、AIが単に答えを返すことではありません。AIを介して、旅行者を実在する地元の人々やサービス提供者につなぐことを重視しています。 旅行者は、専用アプリを新たにダウンロードすることなく、XChat、LINE、WeChat、TelegramなどのチャットツールからLocalEZにアクセスできます。LocalEZは、異なるチャットツールを使う人同士の間に入り、メッセージの中継、AI翻訳、マッチング、予約支援を行います。 たとえば、海外から来た旅行者がXChatから相談し、日本側の回答者がLINEで応答する場合でも、LocalEZが両者のやり取りをつなぎます。旅行者、地元の人々、サービス提供者が同じアプリを使っていなくても、それぞれが使い慣れた環境のまま、プライベートにコミュニケーションできることが特徴です。 旅先の不安を、地元の人々とのつながりに変える 訪日旅行者は、日本での滞在中、言葉の壁、習慣の違い、地域情報の不足によって、さまざまな不安や困りごとに直面します。 電話予約ができない。現地の状況がわからない。急な予定変更に対応できない。信頼できるサービス提供者を見つけられない。地図や検索だけでは、自分に合った場所にたどり着けないーーー。 LocalEZは、そうした場面で、旅行者と日本の地元の人々をつなぎます。必要なときに、必要な人へ、必要な支援を届ける。旅行者がひとりで情報を探し回るのではなく、地域を知る人、文化を知る人、サービスを提供する人とつながることで、旅先での不安を安心に変えていきます。 さらに、LocalEZの価値は、単なる旅行サポートにとどまりません。 旅先で交わされる一つひとつの会話、食事や移動の相談、地域の習慣についての案内、工房や文化施設への紹介、アーティストやサービス提供者との出会い。そうした小さな接点の積み重ねが、観光を単なる移動や消費ではなく、人と人が理解し合い、文化を分かち合う機会へと変えていきます。 観光を、もっと開かれた産業へ。誰もが「ローカル・ホスト」として参加できる新しいホスピタリティのかたち 「誰もが日本文化の語り手になれる社会」という「Deep Talk」プロジェクト以来の理念は、LocalEZの導入によって、より実践的な形へと進化します。 日本文化を語るのは、本来、専門家や観光事業者だけに限られるべきではありません。地域に暮らす人、店を営む人、ものづくりをする人、アートや音楽に関わる人、日本での生活経験を持つ人。そうした一人ひとりが、「ローカル・ホスト」として、海外から来る旅行者に日本の地元の魅力を伝えることができます。 ローカル・ホストが担う役割は、従来型の観光ガイドに限られません。飲食店や地域サービスの予約補助、移動や滞在に関する相談、地域ならではの情報提供、文化体験への接続、工房・スタジオ・アーティスト活動の紹介など、その支援のかたちは多岐にわたります。 LocalEZが目指すのは、観光業やホスピタリティ産業を、特定の資格や事業者だけに閉じたものではなく、より多様な人々に開かれた参加の場へと広げていくことです。 LocalEZを使えば、チャットツールをいつもどおり使うだけで、語学に不安がある方、外出が難しい方、車椅子ユーザーの方、フルタイムで働くことは難しい方、育児や介護の合間に細かな時間を持つ方でも、自らの経験、知識、感性を活かして、オンラインで訪日旅行者を支えることができます。 たとえば、地域で長く暮らしてきた人の生活感覚、子育て世代ならではの店選びの知恵、障碍のある方が持つバリアフリー情報への実感、文化活動に携わる人のネットワーク、飲食