株式会社Z Creative Partners(本社:東京都港区、代表取締役:村山穂奈実、以下「Z Creative Partners」)は、特許出願済の独自アルゴリズム「VSCA™(Visibility(露出力), Sentiment(高感度), Competitiveness(競争力), Authority(権威性)」を搭載した「Z-GEO AI Monitor™」により、AIアンサー内の購買ファネルを可視化・分析するGEO(Generative Engine Optimization/生成AI検索最適化)ソリューション Z-GEO™を提供しています。 このたび当社は、国内で広く知られる高価格帯化粧品ブランド1社および主要競合ブランド群を対象に、生成AI(ChatGPT・Gemini・Perplexity)の自然回答内での露出・評価・競争力・情報源を実測した調査レポート「AIアンサー可視性レポート2026(ビューティー)」を、2026年6月23日より公開いたします。 2026年6月、大手広告会社各社がChatGPT広告に関する運用支援を発表し、生成AI上での広告活用が本格化しつつあります。一方で、ChatGPT広告はあくまで「広告枠」であり、AIの自然回答の中でどの企業・ブランド・サービスが推薦・比較・引用されるかとは別の領域です。 本レポートは、こうした「広告枠=買える露出」の本格化を背景に、それとは別領域である「AI自然回答内での露出」の実態を、実ブランドの測定データに基づいて可視化するものです。 調査の背景:ChatGPT広告とAI自然回答は別領域。“買える露出”と“選ばれる露出”は別物 ChatGPT広告の登場により、企業は生成AI上でも広告による露出を獲得できるようになりつつあります。 しかし、ユーザーがAIに対して「おすすめのデパコスは?」「化粧崩れしにくいブランドは?」「ギフトに向いているコスメブランドは?」と尋ねたとき、AIの自然回答の中で自社がどのように説明・比較・推薦されるかは、広告出稿だけではコントロールできません。 検索エンジンの世界で「リスティング広告」と「自然検索(SEO)」が別物であったように、生成AIの世界でも「広告枠」と「自然回答内での露出」は分けて設計する必要があります。 特にビューティー領域では、生活者がAIに対して、ブランドの評判、価格帯、成分、使用感、肌質との相性、ギフト適性などを相談する場面が増えていくと考えられます。そのため、広告で認知を獲得するだけでなく、AIの自然回答内で正しく理解され、比較されたときに選ばれる状態をつくることが、今後のブランド戦略において重要になります。 調査結果サマリー 本レポートでは、国内で広く知られる高価格帯化粧品ブランド1社および主要競合ブランド群について、生活者がAIに尋ねると想定される18トピックと1,600超の質問群を設計し、ChatGPT・Gemini・Perplexityの自然回答を実測しました。また、AIが回答の根拠として参照・引用した延べ807サイトの引用構造もあわせて分析しています。 主な発見は以下の通りです。 1. 知名度の高いブランドでも、AI自然回答での平均露出率は29.4%にとどまる 分析対象は国内で広く知られる高価格帯化粧品ブランドですが、カテゴリ関連のAIアンサーに登場した割合は、全トピック平均で29.4%にとどまりました。 特に、購買検討に直結しやすいトピックでは、競合ブランド群との差が大きく出ています。 「評判・口コミ」では、対象ブランドの露出率11.1%に対し、競合平均は51.9% 「価格・コスパ」では、対象ブランドの露出率0.0%に対し、競合平均は30.6% 「成分・処方」では、対象ブランドの露出率0.0%に対し、競合平均は29.2% 「使用感・仕上がり」では、対象ブランドの露出率5.6%に対し、競合平均は31.7% 「肌質」では、対象ブランドの露出率0.0%に対し、競合平均は25.0% 一方で、「ギフト」では対象ブランドの露出率が66.7%となり、競合平均36.5%を上回りました。 この結果から、AIアンサー上の可視性は、ブランド全体の知名度だけで決まるものではなく、トピック単位で大きくばらつくことが分かります。特定の文脈では強く語られる一方で、評判・口コミ、価格、成分、肌質、使用感といった購買検討上重要な文脈では、AIに十分に拾われていない可能性があります。 2. AIが回答の根拠にしていた情報の大半は第三者サイト。対象ブランド公式サイトの引用シェアはわずか1.8% 本調査では、AI回答が参照・引用した延べ807サイトを分析しました。 その結果、対象ブランドの公式サイトの引用シェアは1.8%にとどまりました。