首都圏を中心に、子どもと若者を対象とした社会教育事業や社会福祉事業に取り組んでいる認定特定非営利活動法人夢職人(本社:東京都江東区、理事長:岩切準、以下:夢職人)は、デジタル地域通貨事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田修平、以下:フィノバレー)と連携し、経済的な事情を抱える子育て家庭を支援する「Table for Kids」(子どもの「食」応援クーポン事業)に取り組んでいます。 2020年12月の事業開始以来、地域のお店と連携した新たな「食」の支援を継続しており、このたび累計の支援実績が400家庭・親子1,106人となり、1,000人を突破いたしました。2026年5月末時点におけるクーポンの利用回数は13,227回に達し、総額36,825,785円分の食事や食品を届けています。直近では、2026年4月17日から5月14日まで新規支援家庭を募集し、厳正な審査・抽選を経て決定した家庭に対し、同年6月中旬より新たにクーポンの提供を開始いたしました。 背景:既存の「食」の支援が直面する課題と、本事業の意義 現在、経済的な事情を抱える子育て家庭への「食」の支援は、大きな転換期を迎えています。 2025年度に1万2千箇所を超えたとされる「子ども食堂」は、地域の交流や多世代のふれあい、孤食の解消などを目的としており、子どもから高齢者まで誰もが参加できる居場所です。一方で、その多くは月1~2回、数時間の開催にとどまる催し物(イベント)としての側面が強く、困窮家庭の「日常の食」を安定的・継続的に支えるには至っていません。 また、現物寄付を募る「フードバンク」においては、SDGsの推進や物価高騰の影響から、家庭・企業ともにフードロス削減の意識が向上。その結果、支援用の食品が集まりにくくなっているという課題が生じています。さらに、特に都市部においては食品の保管・管理に必要な倉庫などの賃料高騰も重なり、以前よりもコストがかかる状況となっています。 このような状況下において、新型コロナウイルスの感染拡大時も含め、2020年12月の支援開始から一度も止まることなく、安定的に日常の「食」を提供し続けてきた「Table for Kids」のデジタルクーポンという仕組みは、極めて有効な解決策(ソリューション)となっています。 「Table for Kids」の仕組みと特徴:地域とつながる新たな「食」のセーフティーネット 「Table for Kids」では、ひとり親家庭や低所得家庭など、経済的な事情を抱える子育て家庭に対し、協力加盟店の所定のメニューや商品で利用できるデジタルクーポン(ポイント形式)を提供しています。 「Table for Kids」の支援の流れ スマートな支援とプライバシーの配慮 本デジタルクーポンは、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォームシステム「MoneyEasy」をベースに開発・運用されており、スマートフォンのQRコード決済アプリとして手軽に利用できます。周囲の目を気にせずスマートに利用できるため、利用者のプライバシーを守った支援を実現しています。 「まちのお店」が協力し、食事や食品を提供 これまでに東京都内7区(江東区、墨田区、中央区、江戸川区、葛飾区、足立区、荒川区)の計82店舗が協力加盟店として参画しました。飲食店や弁当惣菜店をはじめ、精米店、青果店、精肉店と連携し、温かい食事や新鮮な食品を提供してきました。なお、協力加盟店については、随時募集・審査を行っています。 食を入り口に、孤立を防ぐ「情報支援」も実施 アプリ内では、食の支援にとどまらず、経済的な事情を抱えた親子を対象としたNPO・団体による支援情報も配信しています。情報が行き届きにくい困窮家庭に対してタイムリーに情報を届けることで、期限までの応募や申請忘れを防ぎ、地域社会からの孤立を防ぐ役割も担っています。 今後の展望とご寄付・ご支援のお願い 本事業は、市民の皆様や企業・団体様からお寄せいただいた寄付金・助成金を原資として運営されています。現在も物価高騰の影響による困窮家庭からの支援ニーズは高く、夢職人では、より多くの親子へ「Table for Kids」の支援を届けるため、引き続き以下の方法でのご寄付・ご支援を広く呼びかけています。クレジットカード等による直接のご寄付に加え、様々な支援方法をご用意しています。 <様々な支援方法の一例> ・ポイントで応援: Vポイント、PayPay(Yahoo!ネット募金) ・アプリで手軽に: J-Coin Pay(ぽちっと募金) ・不用品を役立てる: 不用品のリユース寄付(ブックオフ「キモチと。」) ・日常のインフラから: SDGsな電気への切り替え(カケハシ電気) ▼「Tabl