YOUTRUSTが運営するシンクタンク「次世代キャリア研究所」は、YOUTRUSTユーザーを対象に「フリーランス・副業に関する実態調査」を実施しました。 近年、フリーランスを主たる働き方としていた人が正社員になる「正社員回帰」の動きが、メディアでも注目されています。本調査では、サービス内データから見えた「20代フリーランスの『正社員回帰』」と、ユーザーアンケートから見えた「副業の関わり方の実態」の2つを検証しました。 その結果、YOUTRUST上の20代ユーザーにおいて、フリーランスから正社員への移行が18.4%にのぼり、逆方向(正社員→フリーランス、1.5%)の10倍以上であることがわかりました。さらに、過去フリーランスや副業で関わった企業に、正社員として入社した経験のある方に決め手を尋ねると、上位は「チーム・一緒に働く人」(52.4%)と「副業での評価・信頼関係」(47.6%)。「報酬条件」(23.8%)を大きく上回り、つながりと信頼がキャリアの起点となる実態が浮き彫りになりました。 また、副業を本業と掛け持ちで取り組む層に目を向けると、希望稼働は月40時間未満が約7割を占め、生活と両立しながら柔軟に取り組む副業のかたちも見えてきました。 ▼調査結果サマリー 20代フリーランスの正社員転換率は18.4%。逆方向(1.5%)の10倍以上となり、“正社員回帰”がデータでも確認された。 フリーランスや副業で関わった企業に、正社員として入社した決め手は「報酬条件」(23.8%)より「チーム・一緒に働く人」(52.4%)「副業での評価・信頼関係」(47.6%)。 副業の関わり方は「柔軟・短時間・リモート」が主流。希望稼働は月40時間未満が65.6%、案件選びでフルリモートを重視するユーザーは55.9%にのぼる。 副業ニーズの大きさは職種によって異なる。法人営業・プロデューサー/ディレクター・Webマーケティングなど、事業推進・売上創出の現場に近い職種で副業募集が多く出ている。 ■ 本調査の背景 働き方の選択肢が広がり、フリーランス・副業をはじめとする雇用によらない働き方が広く浸透しています。一方で近年は、フリーランスを主たる働き方としていた人が正社員になる「正社員回帰」の動きにも注目が集まっています。 しかし、その流れが実際にどの程度の規模で起きているのか、そして何が個人の選択を後押ししているのかは、十分に明らかになっていません。本調査では、YOUTRUSTユーザーのアンケートとサービス内データから、フリーランス・副業という働き方とキャリアの変化の実態を明らかにしました。 ■ 調査概要 ・調査名:フリーランス・副業に関する実態調査 ・調査対象:YOUTRUSTユーザー(フリーランス・副業経験者) ・調査方法:インターネットを利用したアンケート+サービス内データ分析 ・調査期間:2026年5月26日〜5月31日(アンケート)/2026年5月16日時点(サービス内データ) ・有効回答数:177名 ※本リリース内容を掲載いただく際には、『出典:次世代キャリア研究所』と明記をお願いいたします。 ■ 調査結果 1. “正社員回帰”は、データでも確認できる YOUTRUSTのサービス内データ(フリーランスを主たる働き方とするユーザー、過去1年)を分析したところ、20代のフリーランスから正社員への転換率は18.4%でした。一方、正社員からフリーランスへの移行率は1.5%にとどまり、その差は10倍以上にのぼることがわかりました。 メディアで語られる「正社員回帰」は、印象論ではなく、プラットフォーム上の実際の動きとして観測できる現象であることが明らかになりました。この移行を後押ししている要因として、一緒に働く中で築かれた信頼関係や人とのつながりの重要性がうかがえます。 2. 正社員転換の決め手は「報酬」よりも「一緒に働いた人との信頼」 過去にフリーランスや副業として関わった企業に、その後正社員として入社した経験のある方に決め手を尋ねたところ、上位には「チーム・一緒に働く人」(52.4%)や「副業での評価・信頼関係」(47.6%)が並び、関係性やカルチャーに関わる要素が並びました。一方で、「報酬条件」は23.8%と低く、報酬や待遇だけでなく、一緒に働く中で築かれた信頼関係やカルチャーフィットが、正社員転換の意思決定を後押ししていることがうかがえます。 3. 副業の関わり方は「柔軟・短時間・リモート」が主流 副業を希望するユーザーが案件選びで最も重視するのは「稼働時間の柔軟性」(69.9%)でした。希望する稼働時間は月40時間未満が合計65.6%と約7割を占め、本業や生活と両立できる範囲で副業に取り組みたい層が中心であることがうかがえます。 こうしたニー