ヤブシタホールディングス株式会社(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役社長:森 忠裕、グループ19社)は、株式会社船井総研ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長 グループCEO:中谷貴之)が主催する『サステナグロースカンパニーアワード2026』(運営:船井総合研究所)において、「M&A・事業承継賞」を受賞いたしました。 『サステナグロースカンパニーアワード2026』では、選考対象約1万2,000社の中から45社がノミネートされ、最終審査に進んだ28社のファイナリストの中から、12社が受賞企業として決定しました。 当社が受賞した「M&A・事業承継賞」は、戦略的なM&Aや事業承継を通じて持続的な成長を実現し、今後の発展が期待される法人・団体に贈られる賞です。 同アワードの授賞式は、2026年8月20日(木)に執り行われる予定です。 『サステナグロースカンパニーアワード』特設ウェブサイト https://sgca.funaisoken.co.jp/ 非親族承継からV字回復、M&A・新会社設立・連邦経営による成長モデルが評価 本アワードは、持続的な成長を実現した上で、地域や業界を変え、社会や国により良い影響を与えられる存在を目指す企業を「サステナグロースカンパニー」と定義し、選定・表彰するものです。 ヤブシタグループは、空調・冷熱部材を中心としたモノづくりを基盤に、設計・製造・施工・メンテナンスまでを一貫して担う体制を築いてきました。近年は、医療機器、AI・ニッチDX、再生可能エネルギー、ロボット開発など、社会課題と成長市場が重なる領域へ事業を広げています。5社のM&Aと8社の新設を通じ、現在は19社(※2026年6月20日現在)をグループ化。2026年度は売上高114億円を目標としています。 審査員からは、業績が厳しい時期に親族ではない立場で事業を承継し、その後、本業の強化とM&Aによる多角化を進め、V字回復を実現した点が評価されました。また、設計や製造などの重要な機能をグループ内に取り込みながら、各社の自律性とグループ全体の連携を両立する「連邦経営」への移行も、受賞の決め手となりました。 ヤブシタグループの事業承継は、単なる企業規模の拡大ではありません。「本業の強化」「M&A」「PMI」「経営人材の育成」を一体で進める成長モデルです。 各社の自律性と個性を尊重しながら、グループ全体で連携し、地域に根ざした企業グループとして成長を続けてきたことが、今回の受賞につながりました。 非親族承継を、再生と成長の起点に ヤブシタグループは1963年、函館市で機械器具商社として創業しました。 2008年、現代表の森忠裕が、創業家以外から代表取締役社長に就任。承継当時、ヤブシタは販売・商社機能を中心とした企業でした。森は、既存事業を守るだけの承継ではなく、次の時代に必要とされる会社へつくり変えることを決断しました。 空調・冷熱分野を起点に、設計、製造、施工、メンテナンスまでをグループ内で担える体制へ転換。 防雪フード、防音システム、架台、導風・排熱対策など、他社が手を出しにくい専門領域で独自の強みを築いてきました。現在は、空調・冷熱関連部材、電気設備工事、金属加工、建築設計、デザイン、再生可能エネルギー、防災・防衛、医療、AI・DXなど、機能の異なる19社が連携するグループへ成長しています。 「会社を増やす」のではなく、「グループの機能を増やす」 ヤブシタグループのM&Aは、単なる規模拡大を目的としたものではありません。目的は、各社が持つ技術や人材、顧客、地域で築いてきた信頼を尊重しながら、グループ全体として提供できる価値を増やすことです。 これまでに、電気工事や冷熱設備メンテナンス、製造、デザイン、模型製作などの企業がグループに参画しています。また、再生可能エネルギー、総合設計、空調設備工事、金属加工、特殊換気、防災・防衛、AI・DX、生成AI映像などの領域で、新会社を設立してきました。 M&A後は、参画企業を一律にヤブシタ色へ変えるのではなく、それぞれが持つ歴史や技術、文化、顧客との関係を尊重します。一方で、財務や採用、DX、営業支援、人材育成などはグループ全体で支えます。 「各社の強みを残しながら、個社だけでは持てない機能を共有する」 これが、ヤブシタグループのM&A・PMIの考え方です。 トップダウンから、連邦経営へ ヤブシタグループは、親会社がすべてを指示する経営ではなく、機能の異なる専門会社が横でつながる「連邦経営」を進めています。 製造、設計、施工、保守、電気、デザイン、エネルギー、防災、医療、AI・DX。それぞれの会社が、自らの専門領域で強くなる。一方で、足りない機能はグループ全体で補い合う。この仕組みにより、個社で