カナダ・バンクーバーに本拠を置く「Global Fashion Collective(グローバルファッションコレクティブ,以下GFC)」は、『Rakuten Fashion Week Tokyo F/W‘26』会期中の2026年3月17日(火)、渋谷ヒカリエホールBにて、『Global Fashion Collective × Rakuten Fashion Week Tokyo F/W‘26』を開催。世界各国の新鋭デザイナーによる最新ブランドコレクションを披露しました。 Global Fashion Collectiveは、2017年設立。世界のファッションの才能の未来を育成することを目指し、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と、世界5大ファッションウィークに合わせ、各エリアで新鋭デザイナーによるショーケースを開催。未来のファッション界を担う若いデザイナーの発掘とグローバル舞台への発信に貢献しております。 「Rakuten Fashion Week Tokyo」での開催は8回目。5大都市のトリともいえる本イベントでは、 社会問題と向き合う強いメッセージ性と日本の職人技術を融合させた作品を発表する現代アーティストAo Miyasaka、自身の精神的体験と再利用素材を用いた独自の表現で注目を集めるMarika Suzukiが登場。 両ブランドとも、先のニューヨークのショーケースで最新作を披露し大好評を博しており、今回は、凱旋ともいえるショーケースとなりました。また、GFCの本国であるカナダから、デザイナー兼クチュリエとして、早くも多くのファッションメディアから注目を集める若手デザイナーEduardo Ramosが、独自の世界観と没入型感たっぷりのランウェイプレゼンテーションを披露しました。 「Global Fashion Collective × Rakuten Fashion Week Tokyo F/W‘26」 デザイナーおよび作品紹介 ■Ao Miyasaka 「肉声」|身体の記憶を可視化するファッション― テキスタイル、刺繍、クチュール、現代アートを横断的に扱い、日本を拠点にNYやアジアでコレクションを展開するAo Miyasaka。本コレクションのテーマは「肉声」。2月にニューヨークで発表した内容に新たなルックを加え、日本語という文脈だからこそ伝えられるノンフィクションのビジュアル表現として再構築された。グラフィティが持つ公共的な破壊や存在証明の意味と、刺繍が象徴する修復や祈りといった日本的な身体観を重ね合わせ、身体に刻まれた記憶の可視化を試みている。美しさだけにとどまらず、観る者の感情に強く訴えかけるビジュアルアートとして、現代社会におけるファッション表現の可能性を提示するコレクションとなっている。 ■『Global Fashion Collective × Rakuten Fashion Week Tokyo F/W‘26』の模様 【Ao Miyasakaからのコメント】 ■今回のコレクション、ショーへの想い NYでの発表から1ヶ月。日本での発表のために用意した2着は、日本での発表のために制作した2着はトラウマ(身体の記憶)に由来するものでした。最近では被災地に関するAVが作られ、中高生による性犯罪加害が増えている日本。誰が許してきたのでしょうか。 女性vs性犯罪者、子供たちvs親という構造はもう終わらせて、まともな人間全員がそれを許さない社会になってほしいと切実に願っています。会場で流れたBGMには警察と私の電話でのやりとりを肉声でサンプリングし、被害届を出すハードルの高さと、法律が機能しないのであれば自分が動くしかないというFUCKを提示していました。 ■今回のショーのこだわり 皮膚の記憶というドレスを着たモデルに、和紙や般若が施されたドレス(白)/和彫の菊をあしらったドレス(赤)のお2人が「地獄絵図にStay Aliveが書かれたテキスタイルアート」を背中に着せるパフォーマンスを行いました。 今回のコレクションは生地や般若、そしてビーズに至るまで全てが日本の職人さんの手仕事から生まれています。その中で特に象徴的な赤と白のドレスは、皮膚の記憶(トラウマ)から身動きができなくなってしまっていた自分を救ってくれた「美しく強い日本文化」(般若や浮世絵、手仕事に対して誇りを持つ職人の皆様)を示していました。 ■自身にとっての服飾、デザインのインスピレーションの源泉 自分自身の原体験と江戸時代の反骨精神溢れる浮世絵、そして日本の精緻な手仕事です。 2000年に長野県松本市で生まれ、現在は新宿区に拠点を置いています。松本市特有の城下町、学都、芸術の都(草間彌生の出身地)、自然を吸収して上京しているのでその空気感