社会課題をオモシロく解決する企業、株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)、株式会社カクイチ(本社:長野県長野市、代表取締役社長:田中離有)、および「カラオケまねきねこ」を運営する、株式会社コシダカ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:腰髙博)の3社は、既存のコンテナ/ガレージ屋上に設置した、4.95〜9.90kW級の低圧太陽光発電所を多数集約して電気を調達する「地域分散型・地産地消コーポレートPPA」の契約を、本日7月1日に締結したことをお知らせします。 本契約に基づき、2026年8月以降、東北、北陸、関西、中国、四国の5エリアに展開するカラオケまねきねこ41店舗を対象に、地域の太陽光発電所で生み出された再生可能エネルギー100%(※1)の電力を順次供給してまいります。各店舗と、同エリア内にある発電所とのマッチング供給を行うことで、電気料金の地域循環を促すとともに、大規模発電所に依存しない分散型再生可能エネルギーの直接調達を実現します。61カ所・5エリアに点在する供給体制は、万が一どこか一拠点の発電が停止しても他拠点が相互にカバーできる、分散型ならではの高いレジリエンスを備えています。遠方の大規模発電所に依存しないこの構造は、災害や停電時にも地域の電力供給の安定性を高め、強靭な地域エネルギー基盤の形成に繋がります。こうした取り組みを通じて、持続可能な地域社会の発展および経済活性化へ貢献することを目指します。 なお、カラオケ業界において、このような「地域分散型・地産地消コーポレートPPA」を採用するのは、「カラオケまねきねこ」が日本で初めての試みとなります。※2026年7月時点 株式会社コシダカ調べ ※1 再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギー100%の電気を供給します。また、CO2排出量もゼロとなります。 取り組みの背景 昨今、大手企業を中心に再生可能エネルギーの導入は必須の潮流となっています。一方で、山林の伐採を伴う大規模な地上設置型太陽光発電は、土砂災害リスクや環境破壊、地域住民との合意形成といった課題から、政府による法的規制が急速に強化されています。そのため、自然環境を損なわずにエネルギーを調達する手法への需要が高まっています。(※2)こうした社会課題に対し、UPDATERは一貫して、環境破壊を伴わない持続可能な発電所からの調達にこだわってまいりました。さらに、単なる再エネ導入にとどまらず、その電力を地域内で循環させる「地産地消との両立」を業界に先駆けて主導しています。 本プロジェクトはその一環であり、カクイチが、主に農家様をはじめとするオーナー様から既存のガレージやコンテナの屋根をお借りして有効活用することで、新規の土地改変を一切行わないクリーンな調達体制を構築しました。ここに当社独自のブロックチェーン技術である「ENECTION2.0(※3)」を掛け合わせることで、これまで技術的に困難だった、地域に点在する多数の分散型電源と各店舗を結ぶマッチング供給を実現しています。 この革新的な仕組みにより、都市型やビル内への出店が多く、自社で発電設備を持てないという「カラオケまねきねこ」特有の物理的な壁をクリアした再エネ直接調達が可能となりました。店舗では、地域住民のみなさまがエンターテインメントを楽しんだ際の電気料金を、そのまま地元の発電所へと還元する新たなサイクルが生まれます。この地域循環によって街全体が豊かになることで、店舗もまた地域の一員として、末永く愛され根差した運営を継続できるようになります。 環境配慮、地域貢献、そして高い防災力と店舗の永続性を同時に実現するこの地域分散型・地産地消コーポレートPPAは、これからの市場の新たなスタンダードとなるものです。3社は本案件を皮切りに、単なる再エネ導入にとどまらず、地域共生へと向かう新たな市場トレンドを創出し、持続可能なエネルギー社会の発展を強力に牽引してまいります。 ※2 経済産業省 資源エネルギー庁|屋根スペースを再エネに活かす!「屋根設置太陽光発電」の新たな報告制度とは|https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/rooftop_solar.html ※3 ENECTION2.0:発電所が発電した電力量(kWh)をトークンに置き換えた上で、法人需要家が消費した電力量に相当するトークンを授受することによって、電力トレーサビリティを実現するトラッキングシステム。 地域分散型・地産地消コーポレートPPAの概要 地域分散型・地産地消コーポレートPPAは、現在多くのRE100企業が採用する、広大な土地に建設