ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、本格的な夏の到来を前に日本(東京)、タイ(バンコク)、韓国(ソウル)のアジア3都市の18~30歳の女性を対象に「生理ケアに関する実態調査」を実施しましたので、その結果をお知らせします。 今回の調査により、日本(東京)では、生理中のムレやベタつきなどの不快感が日常生活や仕事・学業にも影響を及ぼしている一方で、十分な対策を取らずに“我慢”している実態が明らかになりました。また、タイ(バンコク)では「清涼感を重視したケア」、韓国(ソウル)では「デリケートゾーンケア」が浸透しており、暑い時期※における生理中の過ごし方やケア意識には、地域ごとの特徴が見られました。 ※ 本調査における「暑い時期」とは、各都市における夏季、または気温の高い季節のこと ■調査の背景 近年、日本の夏は酷暑化・長期化が進んでいます。それにともない、夏の生理中にデリケートゾーンのムレやベタつき、かぶれなどの不快感を抱える方も増えていると考えられます。一方、生理中の不快感への対処方法や、生理用品を季節や肌の状態に合わせて選ぶという選択肢については、十分に認知されていないのが実態です。そのため、暑い時期における生理中の過ごし方やケアの実態を把握する必要があると考えました。 そこでこのたび、暑い時期でも快適に自分らしく過ごすためのヒントを探ることを目的に、日本(東京)に加え、独自の暑さ対策が根付くタイ(バンコク)、セルフケア文化が浸透している韓国(ソウル)のアジア3都市を対象に、「生理ケアに関する実態調査」を実施しました。 ■調査の概要 調査方法:インターネット調査 調査期間:2026年5月1日~5月7日 調査対象:18~30歳(Z世代)の女性 調査人数:日本(東京):487名、タイ(バンコク):507名、韓国(ソウル):508名 ■調査結果のまとめ <日本(東京)> ・75.2%が夏の生理中に「ムレ」「ベタつき」「暑さ」などの不快感を抱いているが、約5人に1人は特に対策をしていないことが分かりました。 ・また、42.3%が「季節や肌の状態に合わせて生理用品を選ぶ」ことを知りませんでした。 ・一方、71.6%が「ストレス軽減につながるなら、自分に合った生理用品を選びたい」と回答し、“生理ケア用品に関する情報を求める”潜在ニーズがあることが分かりました。 <タイ(バンコク)> ・生理用品選びで「清涼感(31.4%)」や「通気性(20.1%)」を重視する人が51.5%に上りました。 ・さらに、91.4%が「涼感タイプ」の生理用品を使用した経験があり“暑さ対策”を意識した生理ケアが浸透していることが分かりました。 <韓国(ソウル)> ・生理用品選びで「つけ心地(24.1%)」や「(オーガニックコットンなどの)素材(12.0%)」を重視する人が36.1%に上りました。 ・また、56.3%が「デリケートゾーンケア」を意識して生理用品を“自分を労わるセルフケア”の視点で選ぶ傾向が見られました。 ■調査結果 ①日本(東京)の女性の約4人に3人が夏の生理中にデリケートゾーンに不快感を覚えたことがある ・日本(東京)の女性に夏の生理中にデリケートゾーンの不快感を聞いたところ、75.2%が「かなり感じる」「ある程度感じる」と回答しました。 ・具体的には「ムレ(50.5%)」「暑さ(9.3%)」「ベタつき(6.8%)」が上位となったほか「肌コンディション悪化による気分低下(42.1%)」「仕事や学業への集中力低下(36.6%)」など、日常生活への影響も見られました。 ・一方、不快に感じながらも、約5人に1人(20.2%)が「特に何もしていない」と回答し、そのうち3割以上が「生理中の不快感は我慢するしかない」と感じていることが分かりました。 ②日本(東京)の4割の女性が“季節で生理用品を選ぶ”という選択肢を知らなかった ・季節や肌の状態に合わせて生理用品を選ぶことについてどう思うかという質問では、日本(東京)の42.3%が「選択肢があること自体を知らなかった」と回答し、タイ(バンコク)や韓国(ソウル)と比較すると、大きな差が見られました。 ・一方、71.6%が「生理中のストレスが軽減されるなら、自分に合った生理用品を選びたい」と回答しており、特に夏場の不快感が高まる時期には、個人に合わせた生理ケア用品へのニーズが高まっていることが分かりました。 ③アジア3都市で異なる「暑い時期の生理ケア習慣」 タイ(バンコク):「涼感タイプ」の生理用品が広く浸透 ・タイ(バンコク)で暑い時期に生理用品で最も重視するものは何か聞いたところ「清涼感(31.4%)」「通気性(20.1%)」が上位を占め、全体の半数以上(51.5%)が快適性を求めている