株式会社内田洋行(代表取締役社長:大久保昇)がオフィス設計・運用支援を行ったヤンマーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山岡健人、以下ヤンマーホールディングス)の大阪市北区茶屋町の本社ビルなどの2施設が、「第4回JOIFAオフィスアワード」で優秀賞を受賞しました。2026年6月2日(火)には、最優秀賞の発表・表彰式が開催されました。 「JOIFAオフィスアワード」は、一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)が主催するオフィスに関する表彰制度で、働き方・空間づくり・運営・マネジメントなどの観点から、優れたオフィス事例を評価・顕彰するものです。 ヤンマーホールディングスは、「農業を食農産業へ」という理念のもと、食料生産やエネルギー変換を軸に、持続可能な社会の実現に取り組んでおり、今回受賞したのは本社ビルである「YANMAR FLYING-Y BUILDING(FYB)」(大阪市)と、ヤンマーグループのサービス発信拠点である「YANMAR SYNERGY SQUARE(YSQ)」(尼崎市)の2施設です。今回、内田洋行及びグループ企業のパワープレイスが支援したヤンマーホールディングスの施設では、環境・健康・地域貢献など多面的な取り組みを実施している点、「オフィス」を単なる執務空間ではなく、価値創造の場として活用している点などが評価されました。 左:「YANMAR FLYING-Y BUILDING」右:「YANMAR SYNERGY SQUARE」 YANMAR FLYING-Y BUILDING(大阪市): https://www.yanmar.com/jp/about/technology/vision1/zeb/ YANMAR SYNERGY SQUARE(尼崎市): https://www.yanmar.com/jp/synergysquare/ FYBは、お米や野菜にこだわった社員食堂の運営や自社エネルギーシステムの導入などによるゼロエミッションビル化の推進など、食とエネルギー分野におけるヤンマーの企業理念を体現しています。また、YSQはサービス事業を中心に、全世界のヤンマーユーザーやビジネスパートナーとのシナジーを生み出す拠点として運営されています。また、スポーツ施設や展示スペースなどを通じたブランド発信機能も有しています。 仮移転から本社移転、運用定着まで15年にわたり継続支援 内田洋行グループは、ヤンマーホールディングスの「次の100年に向けた働き方改革」をご支援するために、2011年の仮オフィス移転以降、段階的なオフィス改革とワークスタイルの運用改善を継続的に支援してきました。その取り組みは、本社建替えを見据えた仮移転時のオフィス構築や、新本社移転プロジェクトにおける社員参加型ワークショップの運営支援から始まりました。ヤンマーグループの皆様とともに理想の働き方を議論し、オフィスづくりに反映してきた経験を礎に、現在もワークプレイスの進化を伴走しています。 ヤンマーホールディングスでは、固定席中心のレイアウトからスタートし、フリーアドレス導入、ABW運用、広域ABWへと進化。社員が業務内容やコミュニケーション目的に応じて働く場所を選択できる環境を整備しています。 さらに、収納量削減やペーパーレス化を推進し、旧社屋時代と比較して収納量を94%削減。空間効率だけでなく、働き方そのものの変革を実現しました。JOIFAオフィスアワードでは、このような“継続的に進化するワークプレイス運営”が高く評価され、受賞に至りました。 らせん階段「Yanmar Engine Vertical Circulation(エコシリンダー)」がつなぐ共創型ワークプレイス 左:FYBのらせん階段「エコシリンダー」右:YSQのオフィス空間 ヤンマー本社ビル「YANMAR FLYING-Y BUILDING(FYB)」において、社員同士の偶発的なコミュニケーションと共創を促進する空間づくりを支援しました。 本社ビルの象徴となっているのが、各フロアを繋ぐらせん階段「Yanmar Engine Vertical Circulation(エコシリンダー)」です。このらせん階段は単なる移動動線ではなく、人・情報・アイデアが交差するコミュニケーションのハブとして設計されています。階段周辺には、ミーティングエリアやサイレントブース、集中エリアなどを配置し、社員が業務内容に応じて自律的に働く場所を選択できるABW環境を構築しました。こうした考え方や仕組みは、尼崎市のYSQにも展開され、ヤンマーグループのワークプレイスを象徴する空間となっています。 さらに、尼崎市のYSQでは、執務フロアの壁を超えて社員のコミュニケーションを活性化させる導線設計や、社内向け情報