国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス Filmarks(フィルマークス)のリバイバル上映プロジェクトにて、劇場公開20周年を記念して4月10日(金)より2週間限定で全国リバイバル上映することが決定した『かもめ食堂』。 この度、 『かもめ食堂』の荻上直子監督、出演者の小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんをはじめ、森下圭子さん、飯島奈美さん、高橋ヨーコさん、井上庸子さん、牧野伊三夫さん、大島依提亜さん 、製作関係者を含めた全10名の皆様より応援コメントを頂きましたのでご紹介します。 © 2006 かもめ商会 【応援コメント一覧(敬称略)】 荻上直子(映画監督) 20年後のかもめ食堂。きっと20年分歳を取ったサチエさんがカウンターの中にいて、あの笑顔でいらっしゃいって迎えてくれて、たぶんミドリさんは放浪のひとり旅に出ていて不在、まさこさんは気が向いた時にだけ気ままにパートで手伝っている、そんな様子が目にうかぶ。20年後のワタシ、すっかりババアになりました。 小林聡美(俳優) <サチエ 役> 20年ぶりに映画館で上映される『かもめ食堂』は きっと懐かしい景色でいっぱいです。 ヘルシンキの青い空、涼しい夏の風、街を行く路面電車。そしてデカいかもめ。 美味しそうなゴハンもきっとあなたのお腹を鳴らすでしょう。 サチエ、ミドリ、マサコ三人でお待ちしています。 たっぷり楽しんでください。 片桐はいり(俳優) <ミドリ 役> 20年前、ほぼ中年女性しか出てこないこの映画が、こんなにたくさんの人に観ていただけるとは思いませんでした。調子にのって、きっとこれからは中高年女性が大活躍する映画がもっともっとできるにちがいない!なんて期待したけど、そうでもなかった。だから今でもこうして楽しみにしていただけるのでしょう。どうぞこの機会、スクリーンでお見逃しなく。 もたいまさこ <マサコ 役> 明るい光と、深くて静かな風を感じる、ヘルシンキはそんな街でした。 何だか自由だなあと、シンプルに思った時間でした。 20年たったいま、そんな空気感を感じていただけたら、それだけで幸せです。 森下圭子(『かもめ食堂』アソシエイトプロデューサー/フィンランド在住) 映画公開を機に、ヘルシンキで日本の人を多く見かけるようになった20年前。当時、日本人女性の一人旅をフィンランドの人たちが驚いていたのをよく覚えています。日本人女性のイメージってそうなのか…。周囲や自分が思うよりも、ずっと多くの可能性と自由を私たちは持っている。それはこの映画の制作中にも実感していたことでした。 飯島奈美(フードスタイリスト) 「かもめ食堂」を観ると、小林聡美さん演じるサチエさんの包容力に癒され、あたたかいエネルギーをもらえたように感じられます。フィンランドの人や街、森、インテリアや衣装、料理も美しいです。 2006年の公開から2026年の今まで、「かもめ食堂を観てフィンランドに行ってきました!」と声をかけてくださった方が、200人以上はいたと思います。新婚旅行で訪れたという方もいました。 公開後に映画を観て訪ねてきてくれたスタッフたちは、今も多くの作品を一緒に作っています。「かもめ食堂」は、そんなふうに人と人をつないでくれる映画だと思います。 高橋ヨーコ(フォトグラファー) 世の中の変化に戸惑った時、自分が停滞しているんじゃないかと思ったとき、それでもいいじゃないの?とそっと言ってくれそうな、なんならほっといてくれそうな、そんなふうに思った映画でした。20年経ってもほっといてくれそうな気がします。 井上庸子(グラフィックデザイナー) かもめ食堂のメニューと店名のサインなどに参加させていただきました。 メニューの絵と字は牧野さん。(映画ではミドリさんが) かもめの絵が決まるまで、とても時間がかかりました。 「ハラゴシラエして歩くのだ。」というコピーは、 小林聡美さんの存在とともに、ずっと好きです。 牧野伊三夫(画家) 落書きのようなカモメの絵はアートディレクターの井上庸子さんから依頼され、フィンランドのカモメをボールペンで描いたものだ。日本のより、足がちょっと太い。あれから20年も経つというのに、いまもときどきカモメを描いてほしいという人がいて、絵を渡すと、目をキラキラかがやかせる。自分もふくめ、当時観た人や、まだ幼かった人たちは映画館での集団鑑賞で、いまなにを感じるだろうか。 大島依提亜(グラフィックデザイナー) まさか『かもめ食堂』のパンフレットまでリバイバルされるとは、自分でも思ってもみませんでした。この作品ではパンフをはじめ、いくつかのアイテムに関わらせていただきましたが、自分のキャリアや考え方を大きく変えた大切な作品です。変わらないことで変化する──映画の主題とこの