株式会社ツクリエ(本社:東京都千代田区 代表取締役:鈴木英樹 以下、ツクリエ)が共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点「KBIC(かわさき新産業創造センター)」に入居しているマイクロ化学技研株式会社(本社:神奈川県川崎市 代表取締役:田中勇次 以下、マイクロ化学技研)は、IMT TAIWAN CO., LTD.(本社:台湾 CEO:栗原光宏 以下、IMT台湾)と共同で、2026年7月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催される一般社団法人日本能率協会主催の「プラントショー2026」にて、大規模マイクロ化学システムによるデスクトップケミカルプラント(DTP)および関連機器を出展します。 大規模マイクロ化学システムによるデスクトップケミカルプラント(DTP)とは デスクトップケミカルプラント(DTP)とは、マイクロ化学プロセスの特徴である反応効率向上、廃棄物削減、省エネなどはそのままに、年間トンクラスの量産を可能とした技術です。 近年、化学系システムの小型化・集積化が進みつつあります。それはマイクロ空間で起こる化学プロセスは時間節約や効率向上、試薬や廃棄物削減を可能にするからです。 このプロセスはマイクロ流路を備えた「マイクロ化学チップ」と呼ばれるガラスチップ上に集積化され、混合、反応、分離検出などをシームレスに行い、コンパクトで持ち運び可能な「オンデマンド、オンサイト」の化学プロセスを実現します。一方でチップ1枚の生産量はごくわずかで量産には不向きでした。 そこで、IMT台湾とマイクロ化学技研はマイクロ化学チップの大規模並列化により大量生産を可能としたDTPを開発しました。 出展概要 ■出展ブース 【東2ホール】の【2-Q06】ブースにて出展いたします。 ■展示内容 下記を展示します。 ①デスクトップケミカルプラント ②デスクトッププラントの単位操作モジュール MMシリーズ ③マイクロ化学チップおよび周辺アクセサリー ①デスクトップケミカルプラント 【製品の特長】 マイクロ化学チップの大規模並列化により、1台で年間トンクラスの大量生産を実現します。マイクロ化学プロセスの特徴である反応効率向上、攪拌/分級不要、エネルギー効率向上、廃棄物削減、省スペース、オンサイト/オンデマンド生産、立上げ時間削減を可能とします。ラボで確立したプロセスからスピーディに作り上げられるプラントとなっています。 【利用シーン】 ・ラジカル重合などの高分子合成の製造設備(例:半導体用フォトレジストポリマーなど) ・均一粒径粒子の製造設備(例:ポリマーゲルビーズ、機能性微粒子の作製など) デスクトップケミカルプラント大規模並列化チップ構成 ②デスクトップケミカルプラントの単位操作モジュール MMシリーズ 【製品の特長】 試薬ボトルの接続のみで混合、反応、分離、蒸留、抽出などのマイクロ化学プロセスを即時に実験できるモジュールです。モジュールを直列接続することで、あらゆるマイクロ化学プロセスを検討できるプラットフォームとして活用できます。MMシリーズで得られた知見はそのままDTPへ展開でき、量産をスムーズに立ち上げられます。 今回展示するMM-10は、混合/反応のモジュールで、精密温度/流量制御により、分子量/モノマー組成の精密制御や副生成物低減、原料転化率向上を達成します。 【利用シーン】 ・精密温度制御による反応条件の検討実験(例:半導体フォトレジストの分子量制御、反応速度の測定など) ・多段階反応制御による医薬品合成の実験(例:抗がん剤の合成など) ・爆発性のある物質の安全な合成実験(例:ニトロ化反応、ジアゾ化反応など) ・液体中の特定の物質の抽出実験(例:金属イオンの湿式分析など) DTP単位操作モジュールモジュールの構成 ③マイクロ化学チップおよび周辺アクセサリー 【製品の特長】 これからマイクロ化学チップを使った研究を始める方のための混合/反応用のチップから環境/バイオ分析用のチップとして使用できます。長年蓄積してきたマイクロ化学チップの製造技術(チップ基板材料、流路サイズ、流路加工、接合など)をベースに、お客様のマイクロ化学プロセスに最適設計をしたカスタムチップを製作します。 マイクロ化学チップを使用した実験に必須の送液チューブ、コネクタ、チップホルダー、ポンプなど研究者目線で自社開発した周辺アクセサリーをシステム化します。 【利用シーン】 ・デスクトップケミカルプラントやMMシリーズのカスタマイズや交換用のデバイス(例:カスタムメイドのマイクロ化学チップ、コネクタ、チューブなど) ・マイクロ化学プロセスの基礎的な実験システム(例:送液システム、空圧ポンプシステムなど)