Tripia株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:梅本晴弥、以下「Tripia」)は、群馬県・草津温泉を舞台に、AI時代に対応した新しい観光発信モデルの実証を2026年6月より開始します。本実証では、クリエイターによる現地体験の発信とTripiaの取材・AI旅程生成技術を組み合わせ、夏の草津を楽しむ滞在体験を複数のモデルコースとして再編集。多言語発信と宿泊施設の公式予約導線、効果計測までを一気通貫で設計します。 生成AIで観光情報が量産される時代だからこそ、人が現地で得た一次情報の価値は高まるとTripiaは考え、地域・宿泊施設・クリエイター・旅行者の四者にとって持続可能な観光発信モデルの構築を目指します。なお本実証は、草津温泉の宿泊施設「ホテル櫻井」の協力のもと実施します。 背景:観光発信は「情報量」から「体験の質」へ 旅行者の情報収集は、検索や予約サイトからInstagram、TikTok、YouTube、AI検索、旅行計画アプリへと多様化しています。同時にAIの普及で、生成された観光記事やモデルコース案を目にすることも増えてきました。 しかし旅行者が本当に知りたいのは大量の情報ではなく、「実際に行くとどんな時間を過ごせるのか」「誰と行けば楽しめるのか」「写真で見た体験を自分も再現できるのか」というリアルな人の体験です。これに応えるには、現地を訪れた人の体験、地域の一次情報、季節性、移動導線、撮影ポイント、予約導線までを組み合わせた、旅行行動に近い情報設計が欠かせません。AI時代ほど、人によるリアルな体験発信の価値は高まるとTripiaは考えています。 Tripia Studioの発信画面①す。Tripia Studioの発信画面② 課題:クリエイター活用が、旅程・予約・成果につながりにくい 観光地や宿泊施設でのクリエイター活用は広がる一方、構造的な課題があります。 発信の設計が必須 クリエイターを招くだけでは魅力は十分に伝わりません。どの体験を、どのターゲットに、どのルートで訴求するかを観光業界に特化して設計する必要があります。 投稿が一過性で終わりやすい SNS投稿は拡散力がある一方、タイムライン上で流れてしまい、旅行者が後から旅行計画に活用するには情報が断片的になりがちです。 成果計測が難しい 再生数やいいね数は把握できても、公式サイト流入・宿泊予約・来訪にどうつながったかを捉えづらいケースがあります。 重要なのは「誰に投稿してもらうか」だけではなく、「誰に向けて、どの体験を、どのルートで、どの導線につなげるか」まで設計すること。Tripia Studioは、クリエイターを単に起用するのではなく、観光業界に特化した企画・取材・旅程・導線設計を加え、体験発信を旅行検討につながる情報資産へ変換する、持続的な体験発信施策を目指しています。 Tripia Studio:人の"推し旅"を、AIで未来の観光資源へ Tripia Studioの発信イメージ Tripia Studioは、宿泊施設や地域の魅力・情報を直接取材して、旅行者が”つい行きたくなる”旅のモデルコースとして紹介、気に入ればそのまま一括で予約までできるサービスです。 従来、観光地や宿泊施設の魅力を旅行者に届く形へ編集するには、ターゲット像の設計、企画立案、取材構成、撮影ポイントの整理、周辺観光を含めたルート設計など、多くの人手と専門知識が必要でした。そのため、こうした取り組みはテレビ番組や大型広告企画、旅行会社・制作会社による大規模なプロモーションとして実施されることが多く、個別の宿泊施設やクリエイター単位で継続的に行うには負荷が大きいという課題がありました。 Tripia Studioでは、TripiaがAI旅行計画アプリの開発で培ってきた旅程生成技術や、旅行者ニーズを分析するAI技術を活用し、これまで人手で大きな工数をかけていた観光企画設計を効率化します。ターゲット設定、旅行シーン設計、訴求ポイント整理、クリエイター選定、撮影・取材設計、チェックイン前後を含むルート設計、多言語発信、公式予約導線、効果計測までを一貫して行うことで、宿泊施設や地域が持つ魅力を、旅行者が実際に行動しやすい旅程情報へ変換します。 Tripiaは地域と一緒に成長を目指す共創型のビジネスモデルを採用 さらにTripia Studioは、AI時代の観光情報基盤としての役割も担います。今後、旅行者は「夏に涼しい温泉地は?」「東京から1泊2日の女子旅を組んで」といった形で、AIに旅行相談を行うようになります。その際、AIが適切な提案を行うには、観光情報が広告文や写真として存在するだけでは不十分です。対象となる旅行者、季節、移動手段、滞在時間、周辺観光、宿泊体験、予約導線、多言語情報が、人