近年、若年層の投票率低下や、政治・地域活動への関心の低下が社会課題のひとつとなっています。一方で、若者の中には、地域や社会に対して意見を持ちながらも、「どこに届ければよいかわからない」「自分の声が反映される実感がない」と感じている人も少なくありません。 公益社団法人東京青年会議所 千代田区委員会は、こうした課題を解決するため、台湾の市民参加型プラットフォーム「JOIN」を参考に、千代田区に関する地域課題や改善案を投稿できるデジタル政策提案プラットフォーム「Chiyoda Next Voice」を開発しました。 本事業では、7月から千代田区内の中学校・高等学校でワークショップを実施し、中高生が「Chiyoda Next Voice」を活用しながら、地域課題の発見、政策提案の作成・発信を行います。8月末までに180件以上の「いいね」が集まった提案を千代田区の関係部署等へ共有し、回答を得ることを目指します。 共催する日本大学法学部岩崎正洋ゼミナールの皆さまとともに、行政、千代田区内の中学校・高等学校、複数の企業・団体と連携しながら、本年度中に「提案 → 共感 → 行政応答 」の循環を可視化し、「自分の声が社会を動かす」という成功体験を創出します。 Webアプリ「Chiyoda Next Voice」:https://next-voice.net/ ■若者の声が届きにくい現状を変える 若年層の投票率低下や政治参加への関心不足は、近年の社会課題のひとつです。 一方で、若者が地域や社会に対して意見を持っていないわけではありません。むしろ、日々の生活の中で感じている不便や疑問、地域をより良くするためのアイデアがあっても、「どこに届ければよいかわからない」「提案の方法がわからない」「自分の声が社会に反映されるイメージが持てない」といった理由から、行動に移しにくい現状があります。 「Chiyoda Next Voice」は、こうした若者の声を可視化し、地域や行政につなげるためのデジタル政策提案プラットフォームです。 ■Chiyoda Next Voiceとは 「Chiyoda Next Voice」は、スマートフォンやパソコンから、千代田区に関する地域課題や改善案を投稿できるWebアプリです。 投稿された提案には、他の利用者が「いいね」や意見を寄せることができます。180件以上の「いいね」が集まった提案については、千代田区の関係部署等へ共有し、回答を得ることを目指します。 提案後の進捗状況や行政等からのフィードバックを可視化することで、「声を届けて終わり」ではなく、自分たちの提案が社会にどのようにつながっていくのかを体験できる仕組みを目指しています。 Webアプリ「Chiyoda Next Voice」:https://next-voice.net/ ■中高生向けワークショップで主権者教育を実践 本事業では、単なる意見募集にとどまらず、中高生が主権者として社会に参画する力を育むことを重視しています。 7月から、千代田区内の中学校・高等学校でワークショップを実施します。ワークショップでは、「Chiyoda Next Voice」を活用しながら、地域課題の見つけ方、政策提案の作り方、合意形成の考え方、デジタルツールを用いた社会参加について学びます。 生徒自身が実際に提案を作成し、「Chiyoda Next Voice」に投稿することで、「自分の声が社会に届く」という成功体験を創出します。 ■今後の事業スケジュール 本事業は、本年度中に実証事業として実施します。 7月から、千代田区内の中学校・高等学校においてワークショップを順次実施します。 8月末までに、180件以上の「いいね」が集まった提案を千代田区の関係部署等へ共有し、回答を得ることを目指します。 行政等からの回答や対応方針、提案の進捗状況を可視化し、今年度中に「提案 → 共感 → 行政応答 」の流れを実践・検証します。 ■共感頂けた方へ 本事業が好評を得た場合には、来年度以降、千代田区をはじめとする東京都内の各区や東京都への導入・展開を目指してまいります。 若者の声を地域課題の解決につなげる本事業の趣旨にご共感いただける行政機関、学校、企業・団体の皆さまは、ぜひお問い合わせください。 <事業名称> 千代田区地区事業 Chiyoda Next Voice ‐次世代の声を政策へつなぐデジタルプラットフォーム‐ <共催> 公益社団法人東京青年会議所 千代田区委員会、日本大学法学部岩崎正洋ゼミナール <後援> 千代田区教育委員会、東京商工会議所千代田支部 <協力> カウンター株式会社、株式会社blank canvas、Co-design Company合同会社、一般社団法人主権者教育メディアリテラシー