ガスミュージアムでは、2026年7月4日(土)~9月27日(日)まで、「お菓子四季折々」展を開催します。 明治から現代に至るまでのお菓子の変遷を、人々の暮らしを支えてきた調理技術の発展や食文化の多様化という視点から紐解きます。「お菓子」の背景にある文化・技術、そして人々の思いを、三つのストーリーを通してご紹介し、懐かしさと発見に満ちた甘い思い出の旅へとご案内いたします。 本企画展では、ダスキンミュージアムご協力のもと、多くの人に親しまれてきたドーナツブランド「ミスタードーナツ」の歩みにも迫ります。 【開催概要】 ■会 期:2026年7月4日(土)~9月27日(日) ■休館日:月曜日(月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館) ■開館時間:10:00~17:00 ■会 場:ガスミュージアム ガス灯館2階ギャラリー ■入場料:無 料 ■ホームページ: https://www.gasmuseum.jp/ 【展示内容】 日本の美しい四季の移ろいとともに、時代を超えて愛されてきた「お菓子」。 本企画展では、明治から現代までの「お菓子」の歴史を、人々の暮らしと食文化の変遷、そして調理技術の進化について、錦絵やガス器具、当時の書籍などの資料を通してご紹介いたします。 ◆ストーリー① 「日本の伝統とお菓子に込められた思い」 各季節の風情を描いた錦絵とともに、日本の豊かな四季を彩る伝統的なお菓子に焦点を当て、その形や素材、歴史的背景、そして込められた願いや意味をご紹介いたします。 ◆ストーリー② 「ガスの広まりとお菓子の変化」 文明開化以降、西洋の技術や食材が日本に入り、お菓子がどのように進化を遂げたのかを探ります。特に、近代的なガス調理器具の普及が製菓技術や家庭でのお菓子作りに与えた影響に注目し、当時のガス器具や料理関連資料、さらには大正時代より始まった東京ガス料理教室の歴史を通して、食文化の近代化との関係性をご紹介します。 ◆ストーリー③ 「昭和~現在まで、愛され続けるお菓子の歴史」 昭和から現在にかけて、国民に広く愛され続けてきたお菓子の誕生秘話や変遷に迫ります。ダスキンミュージアムご協力のもと、ミスタードーナツの誕生エピソードや時代と共に変化してきたメニューの紹介を通じて、ドーナツがどのように私たちの生活に溶け込み、記憶に残されてきたかを紐解きます。 【主な展示品】 春の風景 東京真画名所図解 向島桜 井上安治 明治14年(1881)~22年(1889)上野公園 内国博覧会開場之図 小林幾英 明治23年(1890) 夏の風景 東京真画名所図解 天王寺下衣川 井上安治 明治14年(1881)~22年(1889)東京両国橋川開大花火之図 永島春暁 明治23年(1890) 秋の風景 東京真画名所図解 滝ノ川紅葉 井上安治 明治14年(1881)~22年(1889)根津神社秋色 小林清親 明治13年(1880) 冬の風景 東京真画名所図解 今戸橋雪 井上安治 明治14年(1881)~22年(1889)消防組初出階子の里の図 歌川芳虎 明治9年(1876) おいしさを進化させたガス器具 ホーム天火 昭和24年(1949)~30年(1955)ガスコンベクションオーブン 昭和49年(1974) 料理関係書籍 西洋料理法獨案内 明治19年(1886)マナー プリンの食べ方 婦人画報増刊「食道楽図解」より明治39年(1906) 東京ガス料理教室 「料理の栞」料理教室風景 昭和11年(1936) ガスミュージアムについて 「ガスミュージアム」は、日本の都市ガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵するために、昭和42年(1967)に東京・小平市に開設され、50年以上に渡りこの地で展示活動をおこなっています。 二棟の赤レンガの展示棟は、明治42年(1909)に建てられた東京ガス本郷出張所を移設復元した「ガス灯館」と、明治45年(1912)に建てられた東京ガス千住工場計量器室を移設復元した「くらし館」から構成されております。 日本のガス事業の起源を展示・紹介する「ガス灯館」1階展示では、鹿鳴館で使用されたガス燈をはじめ、様々なデザインのガス燈がご覧頂けます。2階にはテーマに沿って定期的に企画展を開催する「ギャラリー」があります。 「くらし館」1階には、明治37年(1904)に発行されたガス器具カタログに掲載されている器具を展示した「瓦斯(がす)器具(きぐ)立体(りったい)型録(かたろく)」、150年にわたるガス事業の歩みを紹介した「ガスとくらしのヒストリー」、日本の都市ガス事業を育てた渋沢栄一の足跡を紹介する「渋沢栄一ギャラリー」などのコーナーがあります。また2階では石炭からはじまったガス製造の歩みを、工場の模型や映像、パネルで紹介しています。このほか明治時代