2026年6月20日、大阪・西成にて、芸術活動・アート活動に関するイベント「ポストギャザリング IN 大阪」が開催されました。 本イベントは、アートプロジェクト「daitai art map」を手掛ける株式会社Tocasi(本社:東京都千代田区、代表取締役:長谷川知栄、以下「Tocasi」)が主催し、国際的な対話の場「シェアミーティング3」に参加した登壇団体と、daitai art map のリサーチャーが一堂に会する形で実施されました。 当日は、日本各地におけるオルタナティブアートの実践を共有しながら、地域を横断した視点での議論が行われました。 本稿では、当日の対話の一端をご紹介するとともに、シェアミーティング3参加登壇団体とリサーチャーを中心に、関わってくださった皆さまへの感謝をお伝えいたします。 なお、本稿は当日の記録の一端をお伝えするものとなっており、写真を含む詳細なイベントの様子については、後日あらためて記事として公開を予定しております。 ポストギャザリング IN 大阪「シェアミーティング3:地震、雷、火事、親父、病原菌から生まれ出る美術」 — オルタナティブなネットワークを考える — ■ シェアミーティング3参加登壇団体が持ち寄った「現場のことば」 実際に「シェアミーティング3」に参加した国内拠点の団体を招き、その実践や視点をあらためて紹介するとともに、「シェアミーティング3」で交わされた議論や現地で立ち上がった問いを共有し、その背景にある思考や現在進行形のリアルな実践が共有されました。当日の対話では、単なる報告にとどまらず、オルタナティブアートの現場に共通する課題や可能性についても言及がありました。 ■ daitai art mapリサーチャーが提示した横断的視点 ディスカッションでは、daitai art map のリサーチャーが加わり、各団体の実践を横断的に捉える視点が共有されました。 議論の中で浮かび上がったのは、次のような問いです。 オルタナティブアートとして地域との関係の築き方 オルタナティブアートの活動を継続するための葛藤 多種多様な文化・環境の中での試行錯誤 登壇団体の実践とリサーチャーの問いが交差することで、それぞれの活動は個別の事例を越え、共有されうる知として立ち上がっていきました。 ■ 対話から次の実践へとつながる、その場にしかない価値 「ポストギャザリング IN 大阪」は、発表だけで完結するアートイベントではなく、対話と関係の生成そのものを重視した場でした。 また、イベントでは、西成エリアを巡るツアーを通して、地域との関係の築き方や、実践の中で生まれる試行錯誤を体感する機会となりました。 その中で参加者同士の自然な交流が生まれ、それぞれの活動や背景への理解が、時間とともに深まっていきました。 ■ シェアミーティング3参加登壇団体・リサーチャーの皆さまへ 本イベントは、シェアミーティング3参加登壇団体の皆さまが、それぞれの現場の言葉を率直に共有してくださったことにより成立しました。 同時に、リサーチャーの皆さまが投げかけてくださった問いや視点が、対話に深さと広がりをもたらしました。 そして、その場に集い、耳を傾け、関わってくださったすべての参加者の存在が、場に温度を与えてくれました。 あらためて、事前準備を含め、関与してくださった皆様、当日参加してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。 ■ Tocasi 代表・長谷川知栄のコメント Tocasi 代表・長谷川知栄 今回お招きした登壇団体やリサーチャーの皆さまは、それぞれの現場で実践を重ねる当事者であり、その言葉や経験がこの場の中心にありました。とりわけ、人間味ある対話こそが、この場のかけがえのない価値だったと感じています。 私は、その実践や視点に触れさせていただく場をともにできたことに、大きな意味を感じています。 Tocasi は、daitai art mapなどの取り組みを通じて、こうした一人ひとりの実践や対話の積み重ねを大切にしながら、それぞれの活動がゆるやかにつながり、新たな動きへと広がっていく可能性をこれからも丁寧に探っていきたいと考えています。 ■ 今後の展望 daitai art map は、日本各地に点在するオルタナティブアートや芸術活動を可視化し、その先の実践や対話へとつなげていくプロジェクトです。 今回のイベントで生まれた対話や関係性は、それぞれの地域へと持ち帰られ、今後の実践の中でさらに広がり、新たな動きへと発展していくことが期待されます。 今後も、こうした実践や対話を次代へとつないでいく取り組みとして、地域を越えたアートネットワークの可能性を丁寧に育んでまいります。 ■ お問い合わせ daitai art mapなど、