システックITソリューション株式会社(所在地:岡山県津山市、代表取締役:市 克吉)は、私立中学校・高等学校に子どもを通わせている保護者を対象に「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」を行いました。 近年、学校現場では教員の業務が多岐にわたり負担が増えてます。授業に加えて事務作業、保護者対応、行事運営などが課題とされています。 その中で、教員が子ども一人ひとりと向き合う時間が十分に確保されているのかについて、関心を持つ保護者も多いと考えられます。 また、学校からの連絡や各種手続きにおいては、依然として紙の配布物や電話連絡といったアナログな運用が残っている場面もあり、利便性や効率性の面で改善の余地があると感じる保護者もいる可能性があります。 そこで今回、システックITソリューション株式会社(https://www.systech-its.co.jp/)は、私立中学校・高等学校に子どもを通わせている保護者を対象に「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」を行いました。 調査概要:「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」 【調査期間】2026年5月26日(火)~2026年5月29日(金) 【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査 【調査人数】1,002人 【調査対象】調査回答時に私立中学校・高等学校に子どもを通わせている保護者と回答したモニター 【調査元】システックITソリューション株式会社(https://www.systech-its.co.jp) 【モニター提供元】サクリサ 保護者の約7割が実感…教員の「多忙さ」。生徒対応にも余裕なし? はじめに、「学校の教員に対して、『業務の多忙さ』を感じることはあるか」と尋ねたところ、約7割が『頻繁に感じる(21.0%)』『ときどき感じる(45.8%)』と回答しました。 多くの保護者が、教員の多忙さを実感していることが分かりました。保護者が教員と直接接する機会は限られているものの、その短い時間を通じても、業務量の多さが伝わっている様子がうかがえます。 では、保護者はどのような場面で教員の多忙さを感じ取っているのでしょうか。 「子どもが通う学校の教員に対して、『業務の多忙さ』を感じる理由」について尋ねたところ、『生徒一人ひとりへの対応に余裕がなさそうだった(44.8%)』が最も多く、『行事前後に慌ただしさを感じた(34.5%)』『授業以外の事務作業に追われている様子だった(29.3%)』と続きました。 4割以上の保護者が、「生徒一人ひとりに対する対応に余裕がない」と回答し、個別対応の質への影響が懸念されます。 また、「行事前後の慌ただしさ」や「事務作業に追われている様子」から、教員の業務が多岐にわたっている実態があり、こうした負担が、教育活動に割ける時間を圧迫している可能性があります。 教員の多忙さで約6割が「教育の質」を懸念!保護者が教員に求めるのは事務作業ではなく「生徒との対話」 教員の余裕のない対応を目にした際、保護者は教育の質に不安を感じているのでしょうか。 「教員の多忙さが、子どもへの『教育や指導の質』に影響するのではないかと不安を感じることはあるか」と尋ねたところ、約6割が『よくある(14.2%)』『たまにある(44.8%)』と回答しました。 約6割の保護者が、教員の業務負担が教育や指導の質に影響を及ぼすのではないかと不安を感じていることが明らかとなりました。 また、具体的に「『教育や指導の質』への影響として、どのようなことが懸念されるか」と尋ねたところ、『個別の学習状況への対応が十分でなくなる(45.7%)』が最も多く、『子どもの小さな変化や悩みに気づきにくくなる(45.2%)』『進路指導の質が低下する(38.1%)』と続きました。 保護者は一人ひとりに合わせたきめ細かな指導が損なわれることに強い懸念を抱いているといえます。また、「子どもの小さな変化や悩みに気づきにくくなる」という回答も同水準であることから、学習面だけでなく、子どもの心理面・生活面へのケアの低下も危惧されていることがうかがえます。 では、このような懸念がある中で、保護者は教員にどのような役割を求めているのでしょうか。 「教員に『もっと時間を使ってほしい』と思う業務」について尋ねたところ、『生徒との対話・コミュニケーション(37.1%)』が最も多く、『個別の学習指導・フォロー(31.9%)』『進路指導・キャリア相談(26.3%)』と続きました。 前問では、個別指導や子どもの変化への気づきといった“きめ細かな対応”の不足が懸念されていましたが、本設問からも同様に、一人ひとりに向き合う時間の確保が強く求められている