働く人のモヤモヤに向き合い、個人の成長と組織の成長の一致を支援する株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役・CEO:藤田康男)は、法人向け社外相談窓口サービス「Smart相談室」において、2026年6月23日より、新機能「AIコンシェルジュ」を提供開始いたします。 「AIコンシェルジュ」は、AIがカウンセリングそのものを代替するのではなく、ユーザーが抱える「モヤモヤ」の整理・言語化を支援し、最適なカウンセラーへとつなぐ機能です。「誰に相談したらいいかわからない」という利用前の心理的ハードルを下げ、誰もが気軽に相談できる環境の実現を目指します。 ■開発背景 「Smart相談室」は「なんでも相談していい」をコンセプトに、カウンセラーやコーチにオンラインでいつでも気軽に相談できるサービスとして、働く人の「モヤモヤ」の解消を支援してまいりました。私たちは、メンタル不調を未然に防ぐためには、本格的な不調に陥る前の段階で相談することが極めて重要だと考えています。そのため、日常のささいな悩みや不安でも積極的に相談していただける環境づくりを目指し、サービスを提供してきました。 しかしその一方で、「誰に相談したらいいかわからない」という相談者の心理的ハードルが、サービスを利用してもらううえでの課題として存在していました。現在「Smart相談室」には、200名を超えるさまざまな分野のプロフェッショナルが在籍しています。この選択肢の多さはサービスの大きな強みである反面、初めて利用する方にとって、自分に合ったカウンセラーを選ぶことは容易ではありません。結果として、最初の一歩を踏み出せないまま、相談を諦めてしまうケースも少なくありませんでした。 この課題を解決し、対人支援の価値を最大化するための橋渡し役として開発されたのが「AIコンシェルジュ」です。状況の整理と言語化におけるAIの強みを活かし、チャットを重ねる中でユーザーが思考を自然に整理できるようサポートします。さらに、対話をもとに最適なカウンセラーやコーチを推薦し、セッションの予約までをシームレスに提供します。 ■機能概要 「AIコンシェルジュ」は、「悩みの中身をうまく言葉にできない」というユーザーに寄り添い、思考の整理をお手伝いする機能です。ユーザーはチャット形式でAIからの問いかけに答える中で、自身の悩みや状況を自然と深掘りし、整理していくことができます。 対話を通じて悩みの骨格が見えてきた段階で、ユーザーがカウンセラーへの相談を希望する場合は、そのままセッションの予約へとスムーズに以降できます。AIはチャットの内容から悩みを的確に分類し、資格や専門領域といった複数の要素を考慮したうえで、その瞬間の相談者に最もマッチするカウンセラーを推薦します。 サンプル画面 この機能の開発過程において、私たちが最もこだわったのは「対話の終わり方」と「適切な推薦のタイミング」の設計です。初期のテスト段階では、対話の長期化や質問の重複によってユーザーが使いづらさを感じる場面もありましたが、これらを徹底的にチューニングすることで、簡潔でストレスのない体験が実現しました。 また、過去のやり取りの文脈を引き継いで会話ができるよう設計されているため、同じ説明を繰り返す必要がなく、使えば使うほど「自分を理解してくれている」という安心感を得られます。さらに、安心して本音を打ち明けられるよう、入力された情報の取り扱いには万全を期し、強固なセキュリティと堅牢性を確保しています。 サンプル画面 本機能のリリースに先立ち、複数社でテスト運用を実施したところ、AIコンシェルジュを利用したユーザーは非利用者に比べ、平均してアクセス頻度は1.5倍、申し込み頻度は4倍になっていました(*1)。AIコンシェルジュを使用することで、相談へのハードルが下がっていることが数字にも表れています。 また副次効果として、AIとの対話を通じて自分の状態を言葉にするプロセスそのものが、セルフケアにつながっているというお声もいただいています。カウンセラーへの相談に至らなかったとしても、対話の時点でモヤモヤが解消されるという状態は、私たちが掲げる「働く人の『モヤモヤ』を解消し、『個人の成長』と『組織の成長』を一致させる」というミッションの実現に寄与すると考えております。 さらに、本機能のメリットはユーザー側にとどまらず、カウンセラー側にも及びます。従来であれば、初回セッションの多くの時間を、「何に悩んでいるのか」を共に探る状況把握に費やす必要がありました。しかし、「AIコンシェルジュ」によって、ユーザーの中で悩みが一定程度整理・言語化された状態でセッションがスタートすれば、最初から本質的な課題解決や深い支援へと踏み込むことが可能になります。加えて