長野市(市長:荻原 健司)と共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ/以下、QWS)」(運営:渋谷スクランブルスクエア株式会社)は、2026年6月5日(金)、長野市を旅の「通過点」ではなく滞在の「拠点」と捉え、アイデアを募るイベント「FEEL NAGANO in QWS ~トラベル編~」を開催しました。 本イベントには、観光・旅行業界のプレイヤーやクリエイター、学生、長野市にゆかりのある社会人など30名ほどが参加。 長野駅前の新拠点『Travel HUB Nagano City』の事例を起点に、都市と地域のプレイヤーが交差することで生まれる、新たな観光価値の創出に向けた活発なワークショップと交流会が行われました。 ■開催の背景:「トラベルハブ長野市」の可能性を探る 長野市は、市内外の主要観光地まで約1時間で移動できる強力なアクセス網を有しています。この利便性を背景に、昨冬、旅の拠点として長野駅前にオープンしたのが『Travel HUB Nagano City』です。手荷物預かり、観光情報、各種旅行手配などのサービスをワンストップで提供し、旅行者の滞在を支えています。『Travel HUB Nagano City』のプロジェクトは令和7年度のNAGANOスマートシティコミッション実証プロジェクトとして採択された事業で、長野市ではこの拠点を、新たなビジネスモデルとして支援しています。 また、QWSでは2019年の開業以来、多様な人たちが交差することで社会価値につながるアイデアを生み出してきました。 今回、長野市の「強力なアクセス網」というポテンシャルと、QWSに集うプレイヤーの「問い」を掛け合わせることで、地域経済の活性化につながる新たな旅のかたちを創出することを目指しました。 ■第1部:インプット「トラベルハブ長野市の現在地」 第1部では、『Travel HUB Nagano City』を手掛けた、プロジェクトメンバーの代表事業者、株式会社フィールドデザイン 代表取締役の林 光太朗氏をゲストに迎え、拠点の立ち上げ背景をプレゼンテーション。手荷物預かりやツアー販売をワンストップで提供する現状に加え、これから広がる「旅の拠点」としての可能性を提示しました。 ■第2部:アイデアワークショップ「“拠点”を活かした旅のかたちとは?」 「Travel HUB Nagano City」を起点とした具体的な旅のアイデアを検討しました。会場全体でのアイデアの共有、ディスカッションは大いに盛り上がりました。 創発されたアイデアの例: 多言語対応:様々なローカルな情報・より深い情報を日本語、英語の他、多言語で提供できる仕組みの導入。 地元向け施策:インバウンドや観光客だけを対象とするのではなく、ネーミングの工夫など、地元の人々に愛される仕組みづくりの検討。 旅先マッチング:旅行客と現地の人をつなぐマッチングアプリ。ガイドよりももっとライトな友人感覚の知り合いが旅先でできる価値の提供の検討。 ビジネス向け施策:ビジネスついでに+1時間滞在したいと思えるようなキャンペーンや仕組みの検討。 当日出たアイデアについては、今後『Travel HUB Nagano City』での実証・実装の可能性を検討していきます。 ■交流会の様子 ■ゲストコメント 林 光太朗|株式会社フィールドデザイン 代表取締役 「QWSでのイベントでは、参加者の皆さまから私たちだけでは思いつかない多様な視点やアイデアをいただき、大変刺激を受けました。Travel HUB Nagano Cityは、長野市を訪れる方の利便性向上だけでなく、人・企業・地域をつなぐハブとして大きな可能性を秘めています。今後は様々な企業や団体との共創を進めながら、長野駅前の拠点を活かし、旅の始まりや地域との接点を生み出す場として、新たな価値づくりに挑戦していきたいと考えています。」 ■QWS担当者のコメント 伊勢 晋太郎|渋谷スクランブルスクエア株式会社 SHIBUYA QWS ディレクター 「QWSでは、多様なバックグラウンドを持つプレイヤーたちが交差し、社会価値の創出を目指す多種多様なイベントが日々開催されています。近年は長野市様をはじめ、多くの自治体による地域課題の解決や新たな価値創造に向けた発信の場としても活用されています。私たちは、こうした自治体のイベントに対して、都市のプレイヤーや多様な専門性を持つ方々への参加を呼びかける『共創のハブ』としての役割を果たしていきたいと考えています。今回のイベントが、新たな社会価値を生み出すきっかけとなることを期待しています。」 ■長野市について 長野市は、長野県北部に位置する人口約36万人の中核市です。善光寺の門前町として栄え、豊かな自然と歴史的資源を有していま