構造設計売上高国内第1位(※1)のさくら構造株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:田中 真一)は、中大規模建築において劇的なコストパフォーマンスを実現する、木造の新サービス「セレクトウッド」をリリースいたしました。 これまでRC造(鉄筋コンクリート造)やS造(鉄骨造)の建築物において、国内トップクラスのコスト最適化実績を積み上げてきました。私たちが5年8か月に及ぶ研究期間を経て、満を持して木造市場へ進出するのは、全構造種別を網羅したコンサルティング体制を完成させるためです。深刻な建設費高騰に悩む事業主様に対し、特定の工法や構造種別のしがらみに縛られない中立的な立場だからこそ可能な、プロジェクトの成功を最優先した「真の最適化プラン」を提供します。 >>「セレクトウッド」公式サイト ■ さくら構造が木造に進出した背景 これまでさくら構造は、RC造やS造、WRC(壁式鉄筋コンクリート)造等の独自工法を主力とし、累計10,000件を超える設計実績を積み上げてきました。しかし、昨今はお客様より、鉄骨・鋼材の高騰や工期遅延のために「当初の計画(RC・S造等)では予算が合わない」という深刻なご相談をいただくことが多くなりました。 私たちは、これまであえて木造を積極的に受注していませんでした。それは、業界No.1を自負する企業として、木造においても「他構造を凌駕する耐震性と経済性」を確信できるレベルまで到達しなければ、独自のサービスとして提供する意味がないと考えていたからです。 昨今、鉄鋼材の記録的な高騰が続く一方で、木材価格は比較的安定し、環境意識の高まりも相まって中大規模木造への期待はかつてないほど高まっています。しかし、現実の中大規模木造は未だ「高価なシンボル」の域を出ません。大企業や公共事業など一部の「選ばれたプロジェクト」に限定され、適正な価格競争が起こりにくい不透明な市場となっています。 私たちは、5年以上前から中大規模木造の可能性を見据えて研究を続けてきました。そして今、これまで培った「構造躯体最適化設計のノウハウ」を木造へ転用することに成功しました。さくら構造なら、4~5階建てマンション、倉庫、店舗といった一般的な建築物においても、木造という選択肢を「現実的なコスト最適化」として提示できます。 特定の構造や工法に縛られないフラットな立場で、事業主様の利益を最大化できるという揺るぎない確信。この確信こそが、私たちが今、満を持して木造の領域に踏み出す理由です。 ■ 「セレクトウッド」によるコスト削減例 他構造種別から木造へ転換(木造化)において、「セレクトウッド」には最大約35%のコスト削減実績があります。 「セレクトウッド」コスト削減例 5階建て賃貸マンション 約35%削減 [RC造] 3.00億円 ⇒ [セレクトウッド] 2.22億円 4階建て事務所ビル 約20%削減 [S造] 2.46億円 ⇒ [セレクトウッド] 2.05億円 小売業店舗 約10%削減 [S造] 1.92億円 ⇒ [セレクトウッド] 1.75億円 ※実際の地盤状況や意匠デザイン、建築地の条件等により削減率は変動します。 私たちの目的は「木造で建てること」ではなく、「事業を成功させるために最適な構造を提案すること」です。もし解析の結果、RC造やS造の方がプロジェクトに最適であるという結論に至れば、無理に木造を勧めることは決していたしません。 さらに、もし純木造では予算や希望の間取りに合わない場合には、木造と他構造種別を組み合わせた「木造ハイブリッド(混構造)」を柔軟に検討します。この全方向に対応した提案力こそが、全構造に対応したさくら構造ならではの強みであり、他社とは一線を画す価値であると自負しています。 ■ 京都大学との連携による「耐震性」の技術的裏付け セレクトウッドの研究・開発には、木造建築の耐震性能研究の第一人者である、京都大学生存圏研究所の中川貴文准教授(wallstat開発者)にご協力をいただきました。木造建築の耐震性能に関する最新の研究成果を実務設計にフィードバック。確かな安全性という土台の上に、徹底的なコスト合理化を追求しています。 ■ 新自社オフィス『SAKURA FOREST』で実証実験を開始 2025年3月に『SAKURA VILLAGEプロジェクト』が発足し、メンバーとなったさくら構造の従業員らがコンセプト立案から設計まで手掛け、新札幌本社『SAKURA VILLAGE』完成させました。このプロジェクトの続編として、新サービス「セレクトウッド」の実証実験を兼ねた別棟『SAKURA FOREST』の建設を開始しました。 『SAKURA FOREST』は、木造の意匠性とS造の自由な空間構成を融合させた「木造ハイブリッド構造(5階建て)」