3D点群測量技術者の人材育成、社内研修、点群測量業務の品質管理・標準化に活用できる認定試験を、2026年8月29日(土)に大阪・東京で開催 一般社団法人不動産検査保証機構 ポイントクラウド測量部会は、第四回「点群サーベイヤー認定試験」を、2026年8月29日(土)に大阪・東京の2会場で開催します。 今回の試験当日に実施される特別セミナーでは、近年普及が著しい「UAV搭載型スキャナ」にスポットを当てます。 募集期間は2026年6月22日(月)から8月10日(月)までです。 ■3Dスキャナを「導入しただけ」で終わらせないために 測量業界では、3Dスキャナや点群データの活用が、公共測量・民間測量の双方で広がっています。 一方で、3DスキャナやUAVレーザースキャナを導入しても、実際の業務で活用できる人材の育成や、社内での品質管理・作業手順の標準化に課題を感じている測量事業者も少なくありません。 点群測量を実務で活用するためには、機器の操作方法だけでなく、測量の基礎、点群データの特性、精度管理、取得したデータの活用範囲を体系的に理解することが重要です。 「点群サーベイヤー認定試験」は、「点群を取得できる」を「点群を活用できる」にするために、基礎知識の習得と実務理解の向上を目的として実施している認定試験です。 ■第四回特別セミナーのテーマは「UAVで取得する点群データの精度管理」 第四回試験の当日には、受講者の実務に直結する特別セミナーを併設いたします。 今回は講師に近畿測量専門学校非常勤講師の川村典之氏をお招きし、「UAVで取得する点群データの精度管理」をテーマに解説していただきます。 UAVで取得する点群データは、広範囲を効率的に計測できる一方で、GNSS・IMUの精度、飛行計画、点群密度、飛行コースの設定、検証点との較差確認など、測量成果として活用するために押さえるべき点が多くあります。 点群データの見た目がきれいであっても、測量成果として必要な精度を満たしているとは限りません。 本セミナーでは、UAVで取得する点群データを実務で活用するうえで重要となる精度管理について、深く学ぶ機会を提供します。 ※セミナーの内容は、都合により変更となる可能性があります。 ■測量の基礎から3D点群測量の活用までを学ぶ認定試験 本認定試験では、動画に合わせてテキストを読み進めることで、「測量の基礎」から「3D点群測量とは何か」「点群で何ができるのか」を学びます。 さらに、試験当日の特別セミナーを通して、点群測量への理解を深めることができます。 単なる機器操作の習得にとどまらず、点群データの特性、精度管理、活用方法など、実務で点群測量を扱ううえで必要となる基礎知識を体系的に学べる内容です。 ■測量事業者の人材育成・社内研修に活用 点群サーベイヤー認定試験は次のような課題解決に役立つよう設計されています。 ・3Dスキャナの導入前にどのようなものか理解しておきたい ・若手技術者、新入社員の教育に利用したい ・3Dスキャナ技術者の属人化を解消したい ・実務的な知識を学びたい ・点群データを積極的に活用する社内体制を作りたい 現場作業員に限らず、3D点群測量の基礎を学ぶことは、営業面でお客様に説明する際にも役立ちます。 ≪試験問題例≫ ・点群サーベイヤーST 【例1】日本の標高について次のうち最も不適切なものを選べ。 (1)GNSSで算出される標高は楕円体面からの高さが算出される。 (2)楕円体面は計算で求められた仮想の曲面である。 (3)日本のジオイドとは東京湾の平均海面を0とした面のことである。 (4)高精度重力測量の結果、高精度なジオイド高が決定し「測地成果2024」として施行された。 【例2】点群データの利用法について、次のうち最も不適切なものを選べ。 (1)光源の無い自然洞窟で観測を行い、内部構造の把握に使用した。 (2)川底の地形を計測するために川岸に3Dスキャナを設置した。 (3)直接触れることの難しい歴史的建造物の測量に利用した。 (4)斜面の定点観測を行い、がけ崩れの兆候の有無等の把握に用いた。 【記述問題】HLS(携帯型レーザースキャナ)を活用するにあたり、HLSが得意とする分野は何か、その理由も含めて300字以内で記せ。 ・点群サーベイヤーSP 【例1】LiDAR技術について、次のうち最も不適切なものを選べ。 (1)レーザースキャナとトータルステーションでは測量の原理が異なるため、過去にトータルステーションで作図した図面との誤差が生じることがある。 (2)位相シフト法(フェイズシフト方式)は到達距離が短くノイズが発生しやすい反面、計測時間が短縮される。 (3)レーザーを利用した計測では観測対象物までの距離が遠すぎても近すぎても正確に測量