Suguru Saito / Red Bull Content Pool 6月20日(土)太陽の動きとともにハウス、ディスコ、バレアリック、アンビエントなど、良質な電子音楽を楽しむ「Red Bull Midsummer」を、千葉・内房の「BOTANICAL POOL CLUB」で開催。 本イベントは、日本のほかニューヨーク、ムンバイ、ウィーン、ベルリン、ロンドン、ロサンゼルスを含む世界7都市・3大陸で同日に実施され、28時間にわたり世界のエレクトロニックミュージックカルチャーを祝うグローバルイベントとして行われました。 当日「BOTANICAL POOL CLUB」の上空は、午前中は雲が空を覆い、午後からは雨が降り出す一日となりましたが、それでも会場には多くの来場者が集まり、雲間から差し込む光や水面を打つ雨音さえも、音楽と溶け合う祝祭の一部となっていきました。 各アーティストがそれぞれの解釈で「夏の始まりの太陽を祝福する」というコンセプトを音楽として表現した「Red Bull Midsummer」。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool 日本でその幕開けを飾ったのは、緻密なリズム構築と独創的な音響デザインで国内外の実験音楽シーンから高い評価を得ているだけでなく、レッドブルとの縁も深いAlbino Sound。鳥の鳴き声が聞こえてくる早朝にぴったりな清涼感のあるアンビエントサウンドで、会場の空気をゆっくりと整えていきました。 続くEita Godoは、流麗でジャジーなアンビエント、波の音が混ざるバレアリック、メロウなネオソウルなどを織り交ぜたDJセットで、朝の会場の空気をやわらかく満たしていきました。 続いて登場したのは、イタリアが生んだアンビエント・ミュージックの至宝、Gigi Masin。優しいピアノの調べやシネマティックな音像を軸にしつつ、途中では身体を揺らすイーブンビートのダンサブルな曲や、インド音楽を思わせるサイケデリックな展開も披露し、午前から昼へと向かう時間をゆるやかにつないでいきました。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool 午後の時間帯には、Chloé Julietteが幻想的なディスコからジャジーヒップ、スタイリッシュかつグルーヴィーなジャズファンク、ムーディーなハウスまで、コンセプトに寄り添う幅広い選曲のDJセットで会場を盛り上げました。 続いて即興演奏家・プロデューサーのKuniyuki Takahashiが登場し、ルーパー、電子パーカッション、ガジェットシンセ、キーボード、ラップトップを駆使したライブセットを披露。浮遊感のあるアンビエントや壮大なサウンドスケープを描く楽曲から、ジャジーなディープハウスまで、ストーリー性のある展開で観客を魅了しました。 さらに、LicaxxxとFELINEは、ハウス、テクノ、ベースミュージックを縦横無尽に行き来する、この日のためだけのスペシャルB2Bセットを披露。アップリフティングかつダンサブルな選曲で観客のテンションを一気に押し上げました。 そして夕暮れ時には、イベントのヘッドライナーを務めるロンドン拠点のプロデューサー、Vegynが登場。シンセポップから始まり、エクスペリメンタル/レフトフィールドハウス、エレクトロニカ、ディスコ、シューゲーザーまで、現代エレクトロニックミュージックの最先端を体現するアーティストならではの独自の世界観を展開し、夏の始まりを告げる特別な一日を見事に締めくくりました。 Suguru Saito / Red Bull Content Pool Albino Sound 「会場にプールやサウナがあって、普段出演しているクラブやフェスとは全然違う空間でした。ライブでもフェスでも、ある程度みんな同じ方向を見るものですが、プールやサウナなど別のアクティビティがあることで、まったく異なる空間と時間軸が生まれる。その中でみんながひとつのときを過ごしているのがおもしろいなと思いました」 Gigi Masin 「会場も音響も最高でした。ヴェネツィア出身の私は水と湿気のある環境で育ちましたが、島国ということもあって日本はその環境に近く、まるで故郷にいるような気持ちになります。今日の会場は周りの自然も美しく、本当に素晴らしい空間で皆さんに楽しみながら過ごしていただけたと思っています」 Licaxxx b2b FELINE 「途中から雨が降り出したので、2人で話し合い、雨を吹き飛ばすようなブチアゲなDJセットにしましたが、お客さんもプールに入ったまま遊んじゃおうみたいな人もいて、雨の中でもみなさんに楽しんでもらえて嬉しかったです。それとロケーションがめちゃくちゃ良かった。こういうところでDJす