食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下 当社)の子会社で、全国の高齢者施設等で食事提供業務を行うシダックスフードサービス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 祐輔、以下 SF) は、老人福祉事業者の「人手不足倒産」が前年から50%増加するなど人材確保が一層厳しさを増す中、給食サービスの導入・切り替えを検討している施設の栄養士・職員を対象に運営課題の聞き取り調査を実施しました。その結果、人手不足により、様々な食形態への対応など「食事」の負担が大きな課題となっていることが明らかになりました。 SFでは“タイパ(※)給食”をキーワードに、高齢者施設の人手不足と喫食者の栄養不足を解消する新しい給食運営モデル「元気ごはん with Oisix」を昨年から展開しており、多様化・複雑化する食事ニーズへの課題感を背景に、問い合わせ件数および新規受託件数は、ともに昨対比約2倍のペースで伸長しています。 (※)タイパ:タイムパフォーマンス(時間対効果)のこと URL:https://shidax-fs.co.jp/healthcare/genki-gohan-with-oisix ▲「元気ごはん with Oisix」提供イメージ ■老人福祉事業者の倒産件数は高止まり… 人材確保や物価高騰など運営課題は深刻化 高齢化に伴い、高齢者施設の社会的な役割は今後、重要度が増すと考えられます。一方で、帝国データバンクの調査によると、2025年に発生した、高齢者向け住宅や老人ホームといった「老人福祉事業者」の倒産件数は139件で、過去最多となった2024年(140件)と同じ水準となりました。中でも「人手不足倒産」は21件で、2024年(14件)から50%増加しており※、人材確保や物価高騰への対応など、高齢者施設を取り巻く運営課題は深刻化しています。 (※)出典:帝国データバンク「老人福祉事業者」の倒産動向(2025年) ■給食事業へのお問い合わせは昨対比2倍に伸長 新規受託件数も同ペースで推移 このような背景をふまえ、高齢者施設向けの新しい給食モデル「元気ごはん with Oisix」を提供するSFには、高齢者施設からの問い合わせが増加しています。 2025年の問い合わせ件数は、2023年と比べて11倍となり、2026年は6月時点で昨年の年間実績に迫る水準で推移。昨対比約2倍のペースで伸長しています。問い合わせの内容としては「給食業務の効率化」「厨房の人材不足への対応」「ソフト食への対応」など、施設運営の負担軽減や安定的な食事サービスの提供に向けた相談が寄せられています。 また、SFによる給食の新規受託件数も昨年比約2倍のペースで推移しており、給食業務の効率化と品質の両立を実現する新たな選択肢として、導入を検討する施設が広がっています。 ■人手不足が食事サービスの質にも直結 給食運営上の課題は“様々な食形態”への対応が最多 SFでは、高齢者施設の栄養士・職員を対象に、現在の給食運営に関する課題や改善ニーズについて電話による聞き取り調査を実施しました。 高齢者施設では、利用者一人ひとりの嚥下状態や健康状態に応じて、複数の食形態への対応や、栄養管理、個別対応食の提供が求められるため、食事提供は施設運営の中でも特に工数のかかる業務に挙げられます。聞き取り調査では、「自前で調理しているので、体調不良やシフト移動による人材不足が課題 」「人材不足で献立を変更せざるを得ず、行事食のレパートリーが減る 」といった声が寄せられ、人手不足が食事サービスの品質や運営負荷に直結している実態がうかがえました。 人手不足に伴う給食運営上の具体的な課題としては、「食形態・ソフト食への対応」(48.4%)が最も多く、次いで「献立のマンネリ化・バリエーション不足」(20.0%)、「補助食品・栄養補助ニーズ」(17.3%)、「彩り・見た目の改善」(16.3%)、「調理の省力化・簡便化」(15.8%)などが挙げられました。高齢化の進展に伴い、食事への個別対応ニーズが高まる一方で、限られた人員で対応せざるを得ないことが、高齢者施設における給食運営の大きな課題となっています。 <調査概要> ・調査対象:給食サービスの導入・切り替えを検討している高齢者施設のうち 食事に関する課題、改善ニーズのあった190施設の栄養士・施設職員 ・調査期間:2026年6月15日~2026年6月27日(電話調査) ※本調査内容をご利用の場合は、出典元として「シダックスフードサービス 給食運営に関する課題調査」と必ずご記載いただきますよう、お願いいたします。 ■高齢者施設の課題解決を支援する「元気ごはん with Oisi