中古オフィス家具の買取・販売を行う株式会社オフィスバスターズ(東京都千代田区、代表取締役社長:熊谷 正慶、東京証券取引所 TOKYO PRO Market 証券コード:5890、以下「当社」)は、2026年5月度の「中古オフィス家具指数」を公表しました。 2026年5月の総合指数は2.0968となり、前月比では2.9%低下、前年同月比では3.2%上昇しました。3月・4月の繁忙期を経て、5月は商戦期前の調整局面となった一方で、既存オフィスの再整備や共有空間の見直しを背景に、複数カテゴリで用途別の引き合いが継続しました。 特に、オフィス移転を前提とした一括導入だけでなく、移転せずに既存オフィスへ什器を追加・入れ替える動きが見られました。ABW(Activity Based Working/アクティビティ・ベースド・ワーキング)関連商品の問い合わせも継続しており、中古オフィス家具市場では、実務需要の広がりが一段と鮮明になっています。 ■ OfficeBusters Official Web Site https://www.officebusters.com ■2026年5月度 中古オフィス家具指数の主なポイント ・2026年5月の総合指数は2.0968 ・前月比では2.9%低下し、3月・4月の繁忙期後の落ち着きが見られた ・前年同月比では3.2%上昇し、販売価格ベースでは前年水準を上回った ・チェア、ロッカーは前月比・前年同月比ともに販売価格が上昇 ・デスク、書庫、テーブルは前月比で調整した一方、用途別の引き合いは継続 ・既存オフィスの再整備、買い増し、共有空間の見直しに伴う需要が継続 ・ABW関連商品の問い合わせも見られ、オフィス環境改善への関心が続いている ■5月は商戦期前の調整局面。移転しづらい市況下で、既存オフィス再整備の需要が継続 2026年5月は、3月・4月のオフィス移転・新年度需要が一巡し、市場全体としては落ち着いた月となりました。一方で、一通り什器や備品を揃えた後の買い増し需要が見られ、既存オフィスの使い勝手を高めるための家具導入が継続しています。 東京都心部では、主要5区の空室率が2.07%となり、前月比で0.13ポイント低下しました。賃料も前月比で391円増加しており、大規模オフィスの移転は今後さらに難しくなることが予想されます。 こうした市況を背景に、企業側では「オフィスを移転して什器を新規導入する」だけでなく、「現在のオフィスを活かしながら、必要な什器を追加・入れ替える」動きが広がっていると見られます。 中古オフィス家具は、新品什器と比べて導入コストを抑えやすく、必要な商品を短期間で調達しやすい点から、オフィス再整備や部署再編、共有スペースの見直しなどの場面で活用されています。 ■商材別動向:チェア・ロッカーは上昇、デスク・書庫・テーブルは前月比で調整 〇 チェア:↑ 販売価格 1,371円増加(前月)/1,646円増加(前年)・・・ 単価は前月比・前年比ともに上昇しました。販売価格15,000円以上のOAチェアの需要が高く、全体の販売価格を押し上げる要因となりました。単純な価格重視ではなく、機能性や座り心地を重視した中古チェア需要が引き続き見られます。 △ デスク:↓ 販売価格 1,123円減少(前月)/323円増加(前年)・・・ 前月比では販売価格が低下した一方、前年比では上昇しました。フリーアドレスデスクの需要は変わらず、オフィスの定番商材として定着しつつあります。一方で、単体デスクについては、需要・供給ともに年々減少傾向にあります。 × 書庫:↓ 販売価格 67円減少(前月)/1,386円減少(前年)・・・ 単価は前月比ではほぼ横ばいで推移しました。当社における入荷数も多く、販売台数も増加しました。オフィス内の収納ニーズは一定程度継続しているものの、価格面では前年を下回る結果となりました。 〇 ロッカー:↑ 販売価格 763円増加(前月)/328円増加(前年)・・・ 前月に続き、更衣用ロッカーの需要が多く見られました。新年度の人員異動や入れ替わりが一巡した後も、追加導入や既存オフィス内での設備見直しに伴う需要が継続していると考えられます。パーソナルロッカーを含め、個人スペース確保への関心も引き続き高い状況です。 △ テーブル:↓ 販売価格 216円減少(前月)/305円増加(前年)・・・ 前月比では販売価格がやや低下した一方、前年比では上昇しました。まとまった数のサイドスタックテーブルの需要が高く、会議スペース、研修スペース、共有空間の見直しに伴う引き合いが見られます。既存オフィスの再整備やABW関連の動きが、引き続き需要を下支えしています。 ※各カテゴリの記号は、販売数量だけでなく販売単価の変動も