入江早耶氏(3月開催のWomen to Watch 2027ノミネート作家展にて) ワシントンD.C.の National Museum of Women in the Arts(NMWA)が、世界各国・地域から「いま注目すべき女性アーティスト」を選出・紹介する国際プログラム「Women to Watch」。その第8回(2027年)のテーマは「A Book Arts Revolution」 日本では、国立新美術館学芸課長・神谷幸江氏をキュレーターに、NMWA日本委員会が 5名の候補作家を推薦。NMWAが任命した選考委員による 最終審査を経て、入江早耶氏が日本代表作家に選出 入江氏は、世界各国・地域から選ばれた計16名の作家とともに、2027年4月9日〜8月15日にNMWAで開催される展覧会に出展 入江氏の選出は、前回展(2024年)の長谷川愛氏に続く、日本からの代表作家 2026年3月開催のWomen to Watch 2027ノミネート作家展にて。入江氏作品 一般社団法人NMWA日本委員会(所在地:東京都港区、代表理事:柏木式子)は、米国ワシントンD.C.の女性美術館 National Museum of Women in the Arts(以下、NMWA)が開催する国際展「Women to Watch 2027: A Book Arts Revolution」において、日本から推薦した5名の候補作家の中から 入江早耶氏が日本代表作家に選出 されたことをお知らせします。入江氏は、2027年4月9日から8月15日までNMWAで開催される本展に、世界各国・地域から選ばれた作家とともに出展します。 「Women to Watch」とは 「Women to Watch」は、世界各国・地域に置かれたNMWAの委員会と連携し、「いま注目すべき」次世代の女性アーティストを国際的に紹介する、NMWAの国際プログラムです。2〜3年ごとにテーマを設けて開催され、第8回となる2027年は「A Book Arts Revolution」をテーマに、ブックアーツ(本という形式を用いた表現)の今日的な可能性を探ります。 選考の経緯 日本では2025年、国立新美術館学芸課長・神谷幸江氏をコンサルティング・キュレーターに迎え、入江早耶氏、風間サチコ氏、宮永愛子氏、村上華子氏、米田知子氏の5名を候補作家として推薦しました。2026年3月には、この5名による「Women to Watch 2027 ノミネート作家展」を都内で開催しています。 最終選考は、ブックアーティストで Scripps College 准教授の Tia Blassingame 氏と、NMWA の Betty Boyd Dettre Library and Research Center(図書・調査部門)所属の Elizabeth Ajunwa 氏が担当し、5名の中から入江氏が選出されました。 本展について 2027年展には、世界各国・地域の委員会から選ばれた計16名の作家が参加予定です。日本からの選出は、前回展(2024年)の長谷川愛氏に続くものとなります。なお2027年は、NMWA開館40周年および Women to Watch 事業20周年という節目にあたります。 2026年3月開催のWomen to Watch 2027ノミネート作家展にて。入江氏作品 入江早耶(いりえ・さや)プロフィール 入江早耶氏 入江早耶 岡山県出身/広島市在住 2009年広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。ベルリン・ヴァイセンゼー美術大学でも学ぶ。印刷物や日用品などの二次元イメージを“消し“、その消しカスから立体作品を生み出す独自の手法で、視覚文化における「表象と物質」の関係を探究する。2019年、兵庫県立美術館で個展「純真遺跡~愛のラビリンス~」を開催。 神谷幸江氏(国立新美術館学芸課長)推薦コメント 入江早耶は、印刷された画像を消しゴムで消し、その消しカスから三次元の立体物を作り出すことで、二次元のイメージを再び立体として蘇らせます。彼女の制作は解釈を加え、新たな物語を生み出すもので、本のなかの人物や植物、動物を、鮮やかな存在感とともに三次元の生命として立ち上がらせます。 博物誌の文献や新聞記事といった古い使い古された本に着想を得て、本の内容を物質化する入江の制作は、現代の喫緊の問題を取り込みながら、彼女自身の視点から書き換えていく行為でもあります。 展覧会概要 展覧会名 Women to Watch 2027: A Book Arts Revolution 会期 2027年4月9日~8月15日 ※NMWA公式発表による 会場 National Museum of Women in the A