デジタルビジネスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都中央区、以下「New Relic」)は、株式会社Opt Fit(本社:愛知県名古屋市、以下「Opt Fit」)が、フィットネスジム向けAIカメラ監視サービス「GYM DX」にオブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を活用し、月20万件のエラー通知を300件以下に削減したことを発表します。 導入の背景と経緯 Opt Fitは、「AIカメラで人に依存しないビジネスモデルを再構築し、持続可能な社会インフラを築く」というミッションを掲げ、フィットネスジムや介護施設に高付加価値の「AIカメラ監視サービス」を提供しています。フィットネスジム向けの「GYM DX」は、2023年のサービス開始からわずか3年で、全国およそ2,300の施設に28,000台を超えるAIカメラを導入するまでに成長しました。24時間ジムや無人営業ジムなどの普及とともに、深夜・早朝などスタッフの目が届かない時間帯の事故やトラブルが増えています。GYM DXは、ジム専用の防犯カメラで死角を解消するとともに、施設内で発生した異常事態をAIが検知してリアルタイムで通知し、安全な施設運営を支援しています。 Opt Fitでは、エッジデバイスとパブリッククラウド(AWS)が効果的に連携する独自のAIシステムを開発し、GYM DXの高付加価値なAIカメラ監視サービスを実現しています。エッジデバイスで第1段階のAI解析を行い、必要に応じてクラウド上で第2段階のAI解析を行うことで、扱う映像データを効果的に絞り込みながら異常検知の精度を高めることに成功しています。運用面では、クラウド環境の監視にはAWSが提供するツールを、録画、異常検知、混雑検知などを担うエッジデバイスの監視には自社開発ツールを使用してきました。エッジデバイスの監視は、システムの稼働ステータスをSlackに通知し、それを人の目で確認して対応する仕組みでしたが、2025年にはエッジデバイスが1,000台を超え、人手に頼る手法は限界と判断し、オブザーバビリティツールの導入検討に着手しました。 New Relicの導入と効果 オブザーバビリティツールの選定においては、複数製品を比較検討した結果、1デバイスあたりのコストを他製品の1/5~1/6に抑えられることが最大の決め手となり、New Relicの導入を決定しました。同社は、GYM DXのサービスを支えるハイブリッド環境の監視の統合化、トラブルシューティングの迅速化、さらなるサービス品質の向上を目指し、2025年9月にNew Relicの活用を開始しました。 現在Opt Fitは、New Relicを活用してエッジデバイス1,700台に対するCPU・メモリ・ディスクの使用率などを監視するとともに、カスタムイベント機能を活用して店舗にあるカメラごとに映像ファイルの取得状況をリアルタイムで把握しています。最大12時間を要していたインシデントの検出時間(MTTD)は5分以下に、原因究明にかかる時間(MTTI)は最大1時間が10分以下にまで短縮されました。 さらにOpt Fitでは、New Relicが観測した録画生成率や録画関連コンポーネントのステータス情報を活用し、エッジデバイスで不具合が発生した際に録画を自動でクラウド側に切り替え、不具合が解消した際に自動でエッジに戻すといった仕組みを構築しました。この自動化の仕組みの導入によって、月あたりのエラー通知件数は、従来の20万件から300件以下にまで削減されました。また、カスタマーサービス部門でもNew Relicの観測データを活用しており、GYM DXのダッシュボードへのアクセス数を指標として、顧客施設のプロダクト活用度を評価しながら、顧客満足度の向上に役立てる取り組みが始まっています。 株式会社Opt Fit 取締役CTO 荒川 準也 氏 コメント 「New Relicが提供する最大の価値は、システムの安定稼働を通じた『お客様サービスの品質向上』にあると考えています。また、レピュテーション(評判)リスクを下げて、Opt Fitの信用やブランド価値を守ることもNew Relicが担う重要な役割です。私たちが目指す『人に依存しない施設運営』を実現するために、New Relic活用のさらなる高度化に取り組んでいきます」 New Relic株式会社 執行役員社長 古舘 正清 コメント 「Opt Fitの『AIカメラで人に依存しないビジネスモデルを再構築し、持続可能な社会インフラを築く』というミッションに、New Relicが貢献できることを大変光栄に思います。IoTデバイスとAWSサービス基盤の統合監視、サ