NE株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長CEO:比護則良、以下「NE」)は、この度、既存事業の競争力強化と将来的なコマース市場の価値創出を目的としたコーポレート・ベンチャーキャピタル(以下「CVC」)事業において、第2号案件となる株式会社OpenFactory(本社:東京都港区、代表取締役堀江賢司、以下「OpenFactory」)への投資を実行したことをお知らせいたします。 ■ OpenFactoryについて OpenFactoryは、従来の印刷・製造業が抱えていた構造的な課題(大量生産・大量廃棄)に対するサステナブルなソリューションとして、プリントオンデマンド(POD)プラットフォーム「Printio」を展開するスタートアップ企業です。 従来の印刷・アパレル業界は、単価を抑えるために大量生産し、売れ残りを大量廃棄するビジネスモデルが主流でした。同社のオンデマンド生産システムは「注文が入ってから1つずつ作る」ため、製造・流通プロセスにおける資源の無駄や廃棄(デッドストック)を抑えることができます。 また、高額な初期費用(版代など)や在庫リスクをなくすことで、個人クリエイターや中小企業、スタートアップでもリスクなく自社ブランドのグッズや製品を販売できるようになるなど、誰もが表現者・メーカーになれる環境を提供しています。 プリントオンデマンド市場は、2030年にはグローバルで4兆7,280億円※まで拡大するとの予測も示されており、同社の属する市場は成長性を有すると考えられます。そのような中で直近の同社の売上高成長率は年率45.2%を見込むなど、今後の展開が楽しみなスタートアップです。 ※出典:Grand View Research, Inc., USA. "Print-on-Demand Market Analysis and Segment Forecast to 2030" ■ 本件投資の概要 本件は、NE株式会社による第三者割当増資の引き受けであり、当社のCVC事業における第2号案件となります。 投資実行日:2026年6月24日 投 資 金 額:B種優先株式 / 引受総額20,000千円 引受ラウンド:シリーズA ■ OpenFactoryへの投資理由 OpenFactoryは社会的な意義を有すると同時に、同社の運営するPrintioは、既にネクストエンジンとシステム連携を行っており、ネクストエンジンユーザーに対するサービス提供も可能となるなど、当社プラットフォームの付加価値向上に資するパートナーに位置づけられます。 当社CVC事業の投資目的「NEを起点とした共創エコシステムの拡張、パートナーとの協働による新しい価値創出、既存事業・新規事業の加速、およびバリューチェーンの強化」に合致することと、今後の共創に期待して投資を決定いたしました。 本投資は、NEが掲げるVision「Commerce OS for the Agent Era」の実現に向けた取り組みの一つです。EC事業者が在庫リスクを負わずに自社商品を生み出し、販売する。その「つくって売る」までを支える環境を整えることは、EC運営の裏側を支えるコマース基盤の拡張にあたります。NEは、ネクストエンジンを起点とした共創エコシステムを通じて、EC事業者の価値創出を支えてまいります。 ■ OpenFactory堀江代表のコメント このたびの資本業務提携を大変嬉しく思います。オリジナルグッズの無在庫販売を支援するオンデマンドプリントサービス「Printio」とネクストエンジンの連携により、全国のEC事業者の皆さまへ、在庫を持たずにオリジナル商品を販売できる新たな仕組みを提供してまいります。 楽天市場やAmazon、自社ECなど複数チャネルとの連携を通じて、ものづくりと販売のハードルを下げ、より多くの事業者が新しい商品やサービスに挑戦できる環境を実現し、日本のEC市場のさらなる発展に貢献していきます。 ■ CVC事業開始の背景と目的 今日のEC市場は、技術進化や消費者ニーズの多様化により、急速に変化しています。 NEはこれまで、数多くのパートナー企業の皆さまと良好な関係を築きながら、6,700社以上の事業者に利用され、年間1兆円超のEC流通を支える基盤SaaSとして成長してまいりました。 こうした市場環境の変化の中で、NEが掲げる企業文化「コマースに熱狂を。Love Commerce.」を実現していくためには、自社の枠を超え、外部の革新的な技術やビジネスモデルとの共創が不可欠であると判断しました。 NEのCVCは、外部パートナーとの協働を通じてコマース領域に新しい価値をつくりだし、既存事業の進化や新たな事業機会の創出、そしてバリューチェーン全体の連携強化を目的とする取り