株式会社ナブアシスト(本社:群馬県前橋市、代表取締役:江口 大介、以下 ナブアシスト)は、SBSフレックネット株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:角至 貢、以下 SBSフレックネット)が『ITP-WebService V3(富士通デジタコ:DTS-G1D3/DTS-G1O)』を導入し、ナビゲーション機能搭載による「ながら運転」リスク排除、ドライバー負担軽減、および運行管理効率化を実現したことをお知らせします。 導入前の課題 SBSフレックネットは、全国約70か所の営業所で約700名のドライバーと約500台の車両により、食品物流を中心とした一般貨物自動車運送事業を展開。従来は「Logfit TM-NexTR(富士通製デジタコ:DTS-D1D)」を運用していましたが、以下の複合的な課題に直面していました。 1.保守期限満了による入れ替え対応の必要性 ご利用いただいていたデジタコの保守期限が満了に向かい、法令順守の観点からシステム入替が必須 限られた期間内での確実な切替完了が経営課題 2.ながら運転リスクと安全運行課題 前システムではナビゲーション機能を搭載していなかったため、ドライバーが配送先への経路確認のためにスマートフォンを操作する「ながら運転」のリスクが常に存在 交通事故予防のための安全運行仕組みの強化が急務 3.ヒヤリハット把握の課題 事故やヒヤリハット対応に関して、ドライバーからの聞き取りに大きく依存しており、網羅的な把握が難しく、抜け漏れが発生するという課題があった より客観的で実証的なヒヤリハット情報の収集・分析体制の構築が急務 4.顧客要望への継続対応 冷凍・冷蔵食品を主に取り扱う同社では、輸送中の温度管理が重要なサービス要件となっており、出荷地と納品地での温度取得に対応できるシステムが必須。Logfit TM-NexTRでも一定の水準で対応できていたため、新システムでも同等以上の機能継続が必要だった 導入の決定プロセス 既存資産活用と操作性を重視した選定 複数の競合製品との比較検討を行う中で、SBSフレックネットが重視したポイントは以下の通りです。 既存マスターデータの活用可能性 ドライバーの操作しやすさ 新旧システム間のデータ互換性 さらに、自社の一部営業所で荷主意向によりITP-WebServiceの導入実績があり、実際の運用効果を確認できたことが、最終的な選定を後押しいたしました。 導入規模と実施体制 全国規模での段階的導入を実施 導入対象: 約500台の車両 導入期間: 2025年3月~2026年10月頃 導入方式: 段階的導入 オプション選択: 労務管理オプション 導入後の成果 一括導入ではなく段階的導入を採用し、各営業所での学習期間を確保することで、新システムに慣れる期間を設けました。これにより導入直後の混乱を抑え、スムーズな運用を実現しました。 1.安全性向上とドライバー負担軽減 ナビゲーション機能による効果 行先を口頭説明せずにナビゲーション設定内容を共有できることで、ドライバーの負担を軽減 スマートフォンを操作する必要がなくなったため、「ながら運転」のリスクが大幅に低減 危険地帯登録による安全喚起 特に注意すべきエリアで自動音声による注意喚起を実施することで、漫然運転を防止 ドライバーが意識的に注意力を向上させるための仕組みが構築 ドラレコ映像の活用 ドライバーの運転指導、事故やヒヤリハット時の状況確認、クレーム対応時の客観的状況確認など、さまざまな場面で活用 2.現場負担の軽減と利便性向上 直感的なUI設計 タッチパネルUIにより、従来より操作しやすいとの評価を獲得 ドライバーのITリテラシーに左右されない操作性を実現 管理側の負担軽減 ITP画面から直接問い合わせ可能な仕様により、従来は社内窓口を介していた作業が、本社への窓口を省略でき、管理負担が軽減 Logfit TM-NexTR時代と比較し、本社への問い合わせ件数は減少傾向 長距離・遠隔地での連絡体制強化 メッセージ送信機能により、複雑な指示や重要な連絡を確実かつ迅速に伝達が可能 北海道・九州エリアで特に活用されており、長文連絡にも対応 3.労働環境の改善と定常業務の最適化 労務管理オプションの活用 長時間運転の違反機能・警告機能を活用することで、改善基準告示遵守の徹底を実現 ドライバーの過度な疲労運転を未然に防ぐことが可能になり、労働環境の改善に寄与 データの集計と反映 日々収集されたデジタコデータを月ごとの車両別収支表へ反映。車両ごとの収支状況を正確に把握 集計データをグループ会社や親会社へのデータ報告に活用することで、業務負担を軽減 今後の展望 SBSフレックネットは、ITP-WebService V3の導入で構築した安全運