JMVL株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:Kay Woo、以下「JMVL」)は、モビリティRWAプラットフォーム「Musubi」の新サービスとして、新興国のモビリティ事業に基づく債権をトークン化し、ブロックチェーン上で売買可能とする「Musubi A/R」のベータ版を2026年6月25日に提供開始いたしました。 近年、RWA(Real World Assets:実世界資産)のトークン化は、ブロックチェーン活用の有力分野として世界的に注目を集めています。一方で、個人投資家がアクセスできるRWAの多くは不動産や米国債など先進国の資産が中心であり、新興国における実需に支えられた事業への参加機会は限定的でした。 Musubi A/Rは、カンボジアをはじめとする新興国のモビリティ事業から生まれる債権を対象に、先進国の資産運用ニーズと新興国の資金需要をブロックチェーンで結びつけることで、実体経済に根ざした透明性の高いRWA取引の実現を目指します。 ▶︎ 公式サイトはこちら:https://musubi.fi/ar-service ■ Musubi A/Rの仕組みと特徴 Musubi A/Rは、カンボジアをはじめとする新興国のモビリティ事業における契約にもとづく債権(将来の支払い請求権)をデジタル資産としてブロックチェーン上で購入・管理・償還できるトークン化債権(*1)に変換し取引を実行する仕組みを備えています。 (*1) トークン:ブロックチェーン上で送信や受信ができるデータのひとまとまり。様々な用途に合わせたデータ規格が存在し、金銭債権を表章することもできる。 1. 実体経済と共創する好循環と社会的インパクト 先進国の資金活用ニーズと新興国のモビリティ事業の成長の資金へとダイレクトに接続することで、遠く離れた新興国で活躍する車両ドライバーやモビリティサービス事業者を金融の側面から支援しつつ、その利潤を分かち合うことが可能となります。新興国では、決済などの分野でデジタル金融やブロックチェーン技術の活用が先進国以上のスピードで浸透しているものの、銀行口座を持たない成人が多いなどの理由で、伝統的な金融サービスが広く行き届いているとは言えない状況にあります。Musubi A/Rは、こうした金融サービスへのアクセスが限られている人々にとって、利用しやすい資金調達手段の一つとなるべく設計されています。 2. スマートコントラクト(*2)による「高い透明性」の確保 契約情報から保有資産、償還に関する記録は、すべてブロックチェーン上で管理されます。あらかじめ定義されたスマートコントラクトに基づいて取引条件や権利関係を記録・管理することで、取引履歴や資産状況をオンチェーン上で確認できる仕組みを提供します。これにより、不正や人為的ミス、不透明な資金処理などが起きないように、リスクの低減と取引状況の確認を支援する基盤を提供します。 (*2) スマートコントラクト:ブロックチェーン上での取引を一定の条件にもとづいて自動的に実行することができるプログラム。内容はブロックチェーン上で公開されており、誰もが検証することができる。 3. 第三者保証資産を活用した信用リスクの隔離 Musubi A/Rでは、匿名性のあるブロックチェーン上で、取引相手の信用リスクを隔離(*3)するために、取引当事者ではない第三者が、事前に取引額面以上のステーブルコインや暗号資産を預け入れることが可能です。預け入れられた資金は、取引終了までの間、スマートコントラクトに定められた用途以外では送信や利用ができない状態となります。何らかの理由で取引が実行されない場合には、この預け入れ資産が支払に充当されることとなり、信用リスクを負担する第三者には、その対価として手数料が支払われます。 このような仕組みを導入することで、新興国債権市場における取引当事者が取引相手の信用リスクを軽減するトラストレス取引(*4)を実現しています。 (*3) 取引相手の信用リスクを隔離:取引相手に不払いや倒産などの信用イベントが発生した場合に備える仕組み。 (*4) ブロックチェーン上での取引にかかる相手方の信用リスクが隔離されることのみを意味しており、本サービスが取り扱う個別の債権とその取引に固有のリスクがなくなることを意味しません。 ■ ご利用方法 最低10USDCから手軽に海外RWAを購入いただけます。 資産の選択と購入 Musubi A/Rに登録されたトークン化債権の中から、希望の案件を選択します。決済手段はUSDC(ステーブルコイン)で、金額は最小10USDCから設定可能です。 契約記録・決済処理のオンチェーン管理 ブロックチェーン上のスマートコントラクトにより、契約記録、決済処理、償還に関する情報がオンチ