mui Lab株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:大木和典、以下「mui Lab」)は、「地域と調和する宿泊インフラ」の実現に向け、宿泊施設向けIoTサービスの提供を始めます。第一弾として、世界100カ国以上・3,000都市以上で導入されている宿泊施設向け騒音センサー「Minut(ミニット)」の国内販売およびサポートを開始します。 背景:オーバーツーリズム時代における民泊の課題 現在、日本の観光産業は訪日客の急増により、都市部を中心に「地域住民の生活環境」と「観光の活性化」をいかに調和させるかが最重要テーマとなっています。 例えば、京都市内の宿泊施設の総数は令和8年4月時点で5,067件[1]にのぼり、観光需要を支える一方で、令和6年度の民泊の騒音に対する苦情件数は70件超(通報の内訳別で1位)[2]にのぼり、近年右肩上がりで増加しているというデータもあります。 こうした背景から、京都や大阪、東京23区といった観光都市を中心とする全国の主要自治体では、近隣住民との良好な関係性を保つための規制が強化されています。 一方で、「訪日客年間6000万人」という2030年の政府目標に向けて宿泊・観光需要は高まる一方であり、民泊管理者にとっての「持続可能で安定的な運営」と、地域住民の「安全・安心」を両立させることは喫緊の最重要テーマといえます。 mui Labは、「人と自然とテクノロジーの調和」を掲げる京都発のスタートアップ企業として、この課題に対しテクノロジーによる新たな解決策を提案します。 [1]京都市民泊ポータルサイト:https://minpakuportal.city.kyoto.lg.jp/news/953.html [2]令和8年度「第1回京都市にふさわしい民泊の在り方検討会議」資料:https://www.city.kyoto.lg.jp/templates/shingikai_kekka/cmsfiles/contents/0000352/352946/minjpakunogenjyoutokadaitou.pd 民泊を規制の対象から「地域共存型の資産」へ 今回取り扱いを開始するミニットは、その実現を支える宿泊施設向け騒音センサーです。カメラを使用せずに利用者のプライバシーを守りながら、騒音・タバコの煙・温湿度、在室状況などを遠隔で検知。施設内で発生するトラブルの兆候を把握し、早期対応につなげることができます。 主な機能 ・騒音モニタリング ・人数推定(Bluetooth接続デバイス数による推定) ・タバコの煙検知 ・温度・湿度管理 ・モーション検知 ・セキュリティアラーム ・改ざん検知 騒音が一定基準を超えた場合には、管理者や宿泊者へ自動通知を行うことが可能です。 2021〜2022年に、ミニットとAirbnbがチェコ・プラハにおいて共同で実施した実証実験では、 ・すべての騒音イベントが20分以内に解決 ・平均13分以内で騒音が収束 という効果[3]が確認されており、トラブル発生後の対応ではなく、未然防止を支援する仕組みとして活用されています。 ミニット製品詳細はこちら:https://souonsensor.com/ [3]https://news.airbnb.com/de/airbnb-and-minut-noise-prevention-helps-hosts-stop-issues-before-they-start/ 6/29 「Airbnb Partners ホストEXPO」にてお披露目! Airbnbホストによる、日本最大級の民泊ビジネス支援イベントである「Airbnb Partners ホストEXPO」に出展し、ミニットの実機展示を行います。実際の活用方法や導入メリットについてのご紹介に加え、設置に関してのご相談もお気軽に承っております。 ・日時:2026年6月29日(月)12:00-20:00 ・場所: TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区) ・参加費無料、事前申込制 https://airbnbnavi.tsite.jp/event/hosting260629/ 今後の展望 mui Labは、世界的な観光都市である京都から、事業者・地域住民・宿泊者の三者が安心して共存できる「地域と調和する宿泊インフラ」の実現を目指しています。 今回のミニットの提供を宿泊市場への第一歩と位置づけ、今後はスマートホームやIoT分野で培った知見を活かし、省エネ・セキュリティ・快適性を統合した、よりスマートな宿泊運営基盤の構築に取り組んでまいります。 会社概要 【mui Lab株式会社】 人のくらしに寄り添うデザインと新たな体験を届ける「やさしいテクノロジーの専門家」です。京都発の