森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 向後 康弘)が運営する虎ノ門ヒルズでは、2026年7月3日(金)からTOKYO NODE(東京ノード)で始まる展覧会「トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま~魔術、メディア、アート~」の開催にあわせ、街の中でもその摩訶不思議な世界観を体験できる連動企画「Summer Mystery Night -虎ノ門ヒルズの“不可思議”な夜」を開催します。 トニー・アウスラーは、映像をスクリーンから解き放ち、彫刻や都市空間へ投影することで、映像表現を拡張したパイオニアです。ニューヨーク・タイムズ紙(2001年掲載)は彼を「ビデオによる空気の彫刻家(A sculptor of air with video)」と評しました。アウスラーは映像、彫刻、音、光、言葉を組み合わせた不可思議な没入型インスタレーションでも知られるマルチメディアアートの巨匠で、これらの作品は、科学技術、社会問題、文化から陰謀論や未確認現象、スピリチュアルな話題まで、広範な関心のもとに制作され、科学と霊性、合理と非合理、人間の知覚の不確実性など、現代社会における「見えないもの」を鑑賞者に提示します。 本イベントでは、そんなトニー・アウスラーが創り出す“不可思議”な雰囲気を、アート鑑賞だけに留まらず、五感で味わえるコンテンツを多数ご用意しました。オーバル広場の庇を見上げると、トニー・アウスラーに大きな影響を受けたアーティスト、山内祥太によるプロジェクションマッピング作品が浮かび上がります。人間の内面に潜む感情や欲望を無数のカオで表した作品《カオの惑星》が、都市の風景に新たな表情をもたらします。また、お子さまもお楽しみいただける企画としてトニー・アウスラー展に展示される新作《キメラ》から着想を得て、自由な発想でキメラの提灯を作るワークショップも開催。完成した提灯をもって、展示を鑑賞し、夜の街を練り歩くパレードにも参加することができます。 さらに、閉館後の美術館を舞台に、「学芸員」として展示作品の巡回探索を行う没入体験型ナイトミュージアム「どこか奇妙な職業体験 真夜中の学芸員」、人気の怪談家ぁみや都市ボーイズによる「虎ノ門 怪談夜会-送り盆-」など、背筋がひやっとするような、夏にぴったりの体験コンテンツもご用意。いろいろな体験を楽しみながらトニー・アウスラー展のコラボカフェで、目玉のモチーフなど驚きの見た目をしたフードやドリンクでひと休みするのもおすすめです。 猛暑が続く夏を、少しだけひんやりさせる、“不可思議”な体験の数々をぜひ虎ノ門ヒルズでお楽しみください。 ■「Summer Mystery Night-虎ノ門ヒルズの“不可思議”な夜-」概要 開催日程 : 2026年8月7日(金)~8月16日(日) ※各イベントの詳細な日程はHPにてご確認ください 開催場所 : 虎ノ門ヒルズ各所 特設サイト : https://www.toranomonhills.com/events/2026/07/0261.html ■トニー・アウスラー展の世界が虎ノ門ヒルズにも広がる ●「カオの惑星」プロジェクションマッピング 本イベント期間中、山内祥太によるプロジェクションマッピング作品を虎ノ門ヒルズ屋外空間で展開します。アウスラーの活動に敬意を寄せる山内は、映像、彫刻、パフォーマンス、香りといった多様なメディアを通して、自己と他者、現実と神秘の境界を模索する、日本におけるマルチメディアアートのホープだといえます。今回展示される《カオの惑星》は、人間の内面に潜む感情や欲望、善悪や美醜の境界が溶け合い、一つの生命体のようにうごめく惑星を描き出した作品です。そこでは、無数のカオたちの喜怒哀楽が重なり合い、両義的で多面的なダイナミズムが生み出されます。技術と人間の内面が交錯するその魔術的なエネルギーは、都市の風景に新たな表情をもたらします。 TOKYO NODEで開催される現代アート界の巨匠トニー・アウスラーの作品と、これからの日本のアート界を担う若手実力派山内祥太の作品が、互いに共鳴しあい、“不可思議”な空間を創出します。 日時:8月7日(金)~8月16日(日)19:00~21:00 場所:虎ノ門ヒルズ森タワー2階 オーバル広場 料金:鑑賞無料 山内祥太《カオの惑星》2022年 本イベントでは、シングルチャンネル・ビデオとして制作された本作をプロジェクションマッピング作品として再制作する。 ◆山内祥太 プロフィール 1992年、岐阜県生まれ。神奈川県を拠点に活動。2014年に金沢美術工芸大学彫刻専攻を卒業し、2016年に東京藝術大学大学院映像研究科にてメディアアートを学び修了。山内の制作は主に、彫刻的要素と映像的要素を組み合わせたインスタレーションを中心としてい