株式会社ミライト・ワン(本社:東京都港区、代表取締役社長:菅原英宗、以下ミライト・ワン)は、デルタ電子株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:華健豪)の協力を得て、MM先進イノベーションラボ※2での高性能GPUサーバーの構築検証のため、デルタ電子LTA CDU※3(通称:AALC)を搭載した「20ft水冷コンテナ型データセンター(以下本水冷コンテナDC)」の商用初号機を、ミライト・ワン新木場ビルに設置しました。なお、デルタ電子LTA CDUを搭載したデータセンターは、日本国内での設置は初めてとなります。 近年、デジタル化・生成AI活用等の加速に伴いデータセンターの需要拡大が見込まれる一方、GPUの高性能化に伴い、従来の空冷技術では十分な冷却効果を得られなくなってきており、水冷技術への切り替えが不可欠となってきています。また、水冷技術の一つであるAALCは米国等で急速に普及が進んでいるものの、日本国内での活用は進んでいないのが現状です。 AALCは、冷却液を空調システムで冷却する最先端のDLC※4技術の一つであり、狭小な設置面積での設置が可能であることから、本水冷コンテナDCに搭載しました。また、大規模な水冷配管工事が不要なので、既存の空調設備を活用して水冷化を実現出来る導入の容易さがメリットです。 本水冷コンテナDCは、次世代インフラ基盤を支えるための実証設備として、今後、高性能GPUサーバーと IOWN技術を活用し、2026年9月以降の運用開始を目指します。また、国内外における販売を予定しています。 なお、本水冷コンテナDCの画像と商品説明、利用シーンは下記のとおりです。 ※1 国内初設置:自社調べ ※2 MM先進イノベーションラボ:コンテナ型データセンターにおける新たな課題やお客様ニーズに対し、世界基準の安全性と環境性能と計算能力を兼ね備えた次世代コンテナ型データセンターの創出を目指し、ミライト・ワンとモルゲンロットが共同で研究・開発・検証を専門的に行うラボ施設をミライト・ワン新木場ビルに2025年3月18日に開設。 ※3 LTA CDU (Liquid-to-Air Coolant Distribution Unit液対空気式冷却装置) :データセンターのサーバーラックに設置される高性能・高発熱GPU等を直接液体で冷却し、温められた冷却液を内蔵の熱交換器で冷却する最先端の冷却技術。通称、AALC(Air Assisted Liquid Cooling)と呼ばれる。 ※4:DLC(Direct Liquid Cooling 直接液体冷却) :データセンターのサーバーラックに設置される高性能・高発熱GPU等を直接液体で冷却する冷却方式。液体冷却配管の敷設や冷却用の熱源機が新たに必要となるため、既設の空冷データセンターに高性能・高発熱GPU等を導入するにあたっての障壁となっている。 記 デルタ電子LTA CDU搭載の水冷コンテナ型データセンター ●商品説明 ・冷却のための水冷配管、及び、冷却設備を本水冷コンテナDC外部に敷設する必要がなく、空調室外機のみのシンプルな設備構成であるため、狭小な敷地への設置が可能となります。 ・工場にてプレファブされた本水冷コンテナDCを現地搬入・据付し、電源接続することで設置工事が完了するため、工事期間の短縮と施工上の人為的なミスの削減が可能となります。 ・高効率水冷GPUは、従前の空冷GPUと比較して、計算力単位での大幅な省エネ・省CO2が実現出来るため、脱炭素による社会課題解決と事業性向上の両立が可能となります。 デルタ電子 LTA CDU, GoCool-80、Liquid-to-Air Coolant Distribution Unit, GoCool-80 ●利用シーン ・自社構内の狭小な余剰敷地、余剰電力を活用して、クラウド上にアップロード出来ない秘匿性の高 い機密データを扱うオンプレミスプなプライベートクラウド環境をAALC水冷コンテナ型データセ ンターで構築し、AIエージェントを活用して、バックオフィス業務の効率化を計画しているエンタ ープライズ系事業者。 ・物流倉庫屋根上や地方に設置した太陽光発電所の出力抑制により抑制される電力を、構内の狭小な 余剰敷地に設置したAALC水冷コンテナ型データセンターを活用して高効率GPUで計算力に変換 し、逸失利益削減、事業性向上を計画している物流倉庫事業者、太陽光発電事業者。 以上 <株式会社ミライト・ワンとは> 株式会社ミライト・ワンは、1946年に創業し約80年にわたる歴史を持つ、様々なインフラを創り・守る企業です。これまでの通信インフラ建設で培ってきた豊富な経験と技術力をもとに、近年では、エネルギー分野や交通分野といった社会のインフ