エムシーディースリー株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:飯田正生)は、建設現場の施工管理・調整業務のデジタル化を推進するクラウドサービス「ワークサイト」において、KY(危険予知)活動(※1)に登録された参加者の人数を、その日の作業実績(人数・人工(※2))に簡単操作で反映できる新機能の提供を開始しました。 新機能の導入により、協力会社の職長(※3)や現場の元請会社の職員がこれまで毎日手入力していた作業実績人数の入力工数を大幅に削減します。ワークサイトでは、KY支援機能に入退場履歴が連携され、入場者からKY参加者を登録できるようになっていました。さらに今回の機能追加でKY活動に登録された参加者の人数を作業実績に反映することができるようになります。現場で日々発生するデータを連結させることで、安全活動と業務効率化を両立しながら、作業実績データの精度を上げ、ストレスなく使える環境作りを支援します。 開発の背景 建設現場では、協力会社の職長が日々の作業実績人数や実績人工を入力する際、入退場記録やKY参加者登録など実績人数に類するデータがすでに存在しているにもかかわらず、作業実績の人数を別途毎日手入力する「二重入力」が長年の課題となっていました。加えて、入力データの信頼性をいかに担保するかも、元請会社にとって重要なテーマでした。 エムシーディースリーは、こうした現場の声を受け、作業実績入力の起点となるデータを検討しました。その結果、現場の作業実態をより的確に反映し、かつ「自動入力ではなく意思をもって登録される」KY参加者人数を一次データとして採用することで、入力工数の削減と作業実績データの精度向上の両立を図りました。 機能概要 ワークサイトのKY活動参加者一覧画面で登録した参加者人数を、その日の作業実績(人数・人工)にそのまま反映できるようになりました。同じ情報を改めて入力する必要がなくなり、現場担当者の入力業務の負担を軽減します。 1.ワンクリックで作業実績へ反映 KY活動参加者一覧画面のボタンを押下するだけで、当日のKY参加者人数を、作業の実績人数・人工としてそのまま登録できます。KYを着実に実施している現場ほど、実績入力の手間削減が実感できます。(図1) 図1:作業実績へ反映 2.上書き前の確認画面で安心して運用可能 すでに作業実績が入力されている場合は、「現在の値」と「反映後の値」を比較できる確認画面が表示されます。ユーザーが「上書き」を選択した場合にのみ更新されるため、意図しない書き換えは発生しません。(図2) 図2:確認画面で比較できる 本機能がもたらす3つの価値 職長の実績入力工数を削減 日々発生していた作業実績の人数や人工の入力作業を、KY参加者登録から転記する運用へ転換し、職長の入力負担を軽減します。 実績人数データの入力精度向上 KY活動に登録された参加者の人数をもとに実績人数を入力できるため、手入力による人数の入力間違いや転記ミスを防ぎます。また、作業実績との整合性が高まることで、元請会社の職員は、入退場者数、KY参加者数、作業実績人数の差分を確認する手間を減らせます。 作業実績データの利活用に向けた基盤づくり 精度の高い作業実績データが蓄積されることは、今後のさまざまなデータ利活用を支える重要な基盤となります。 今後の展望 エムシーディースリーは、入退場・KY・作業実績といった現場で発生するさまざまなデータを連結させることで、建設現場で働く方がより使いやすい仕組みの提供と、データ利活用による便利で快適な現場運営の実現を推進してまいります。今後も「建設サイト・シリーズ」を通じて、建設現場の安全管理・施工管理業務の“効率化”と“高度化”に貢献し、建設業界全体のDXと生産性向上に貢献してまいります。 ※1:KY(危険予知)活動:作業開始前に、当日の作業に潜む危険要因を作業員同士で洗い出し、対策を確認・共有する安全活動のこと。建設現場では日常的に実施される基本的な安全管理手法の一つ。 ※2:人工(にんく):建設業界において、1人が1日働く作業量を1単位として表す労務量の指標のこと。 ※3:職長:建設現場において、作業員の指揮・監督を直接行う現場責任者。労働安全衛生法に基づき、事業者から選任される。 建設業向けクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」とは 建設サイト・シリーズは、デジタル技術を活用し、建設現場の業務効率化と省人化を実現するサービスです。安全書類作成サービス「グリーンサイト」をはじめ、各サービスのご利用を通じてお預かりしたデータを活用し、建設業界全体の「働き方改革」や魅力の創造へとつなげます。 https://www.kensetsu-site.com/ 現場の施工管理サービス「ワークサイト」とは 建設サイ