大分県由布市湯布院町のフレンチレストラン「Mélanger(メランジェ)」では、2026年7月中旬頃まで、 九重町の首藤正人氏が届ける希少な「夏鹿」をメインとしたコースをご提供しています。 2025年10月に開業したMélangerは、大分県産食材のみを使用し、 「食を通じて生産者とお客様をつなぐ目的地」を目指すフレンチレストランです。 開業から約半年。初めて迎える夏。春は山菜、夏は鮎や夏鹿、秋は猪やきのこ、冬は鴨や雉――。 四季折々に表情を変える大分の食材を、生産者の想いとともに一皿へと昇華し、 その土地ならではの風土や季節を料理で表現しています。 初夏だけの希少食材「夏鹿」 一般的に鹿肉は秋冬のイメージがありますが、実は初夏の雄鹿は、この時期ならではの魅力を持つ食材です。 春に角が抜け落ち、生え変わるまでの初夏の雄鹿は、繁殖期前であるこの時季だけ脂が乗ります。しっとりと柔らかな肉質と透明感のある風味は、多くの料理人がこの季節を待ち望む理由の一つでもあります。 Mélangerで使用する鹿は、隣町、九重にある店、樂樂ジビエ食肉処理施設の首藤正人氏からの信頼の厚いジビエを使用しています。 動物の習性を深く理解し、一頭一頭と真摯に向き合いながら狩猟を行い、迅速かつ丁寧な処理を施すことで、鹿本来の旨味を最大限に引き出しています。 「ジビエの価値を高めたい」―― 首藤氏とシェフが同じ想いを持つからこそ実現できる、この時季だけの一皿です。 店名「Mélanger」に込めた想い 「Mélanger」とは、フランス語で「混ぜ合わせる」という意味です。 もの、人、場所、そして食材― それぞれが持つ魅力が、この場所で出会い、混ざり合うことで、新しい価値が生まれる。 生産者、料理人、お客様、そして湯布院という土地をつなぐ場所でありたい。 そんな想いを、この店名に込めました。 由布岳を望む、カウンター6席だけの空間 シェフ・立川卓にとって、湯布院は幼少期を過ごした原風景の場所です。 「湯布院で店を開くなら、由布岳が見える場所で。」 その想いだけは譲れず、現在の店舗と出会うまで約2年を費やしました。 店内を彩る左官、器、椅子などは、大分県内で活躍する作家たちによる手仕事です。 シェフが想いを伝え、細部は作家それぞれの感性に委ねることで、由布岳の景色と調和する、 洗練されながらも温もりある空間が生まれました。 カウンター6席だからこそ生まれる、料理人との会話やライブ感もMélangerならではの魅力です。 大分県産食材だけで描く、一皿 Mélangerで提供するのは、大分県産食材のみで構成したフレンチのコースです。 シェフ自ら県内各地へ足を運び、生産者との対話を重ねながら、その日に最も良い状態の食材だけを仕入れています。 ・ジビエ: 隣町・九重の樂樂ジビエ食肉処理施設首藤正人氏からの、信頼の厚いジビエを使用。 ・鮮魚: 日出町の市場へ自ら赴き、確かな目で選んだ旬の魚を、自ら締め、最適な処理を施します。 ・野菜・山菜: 湯布院の川や山に自生するものをシェフ自ら採取するほか、地元農家が育てるアスパラガスや、温泉地熱を利用した有機栽培のいちごなどを使用。 ・自家製パン: 由布環境農園の無農薬小麦で作るパンは、すでに多くのお客様から好評を博しています。 こうして集められた食材は、それぞれの個性を尊重しながらフランス料理の技法で一皿へと昇華されます。 料理を味わうことは、生産者や土地、その季節に触れること。 Mélangerは、料理を通して大分の風土そのものを届けたいと考えています。 料理を引き立てるペアリングコースを今夏より開始予定 今夏からは、4名以上でご利用のお客様を対象に、料理に合わせたペアリングコースの提供も予定しています。 大分県佐賀関の酒屋「タマルヤ」がセレクトするマキコレワインをはじめ、 大分ゆかりのワインも取り入れながら、一皿ごとの余韻をより深く楽しめる食体験をご提案します。 アルコールを飲まれない方には、大分県耶馬渓「蛍茶園」の無農薬茶など、 お料理に寄り添うノンアルコールのお飲み物もご用意しています。 別荘・貸別荘への出張シェフにも対応 夏の避暑地として親しまれる湯布院には、多くの別荘や貸別荘があります。 Mélangerでは店舗でのお食事に加え、ご自宅はもちろん、別荘や貸別荘への出張シェフのご相談も承っています。 ご家族やご友人との滞在、記念日、プライベートディナーなど、 湯布院で過ごす特別な時間を、大分の旬を味わうコース料理でおもてなしします。 ■シェフ・立川卓 プロフィール 湯布院町出身。竹田市「オステリア・エ・バー・リカド」を経て渡仏。フランス・シャブリ地方 「オ・フィル・デュ・ザング」にて研鑽を積みました。 帰国後は湯布院「カフ