株式会社佼成出版社(所在地:東京都杉並区、代表取締役:中沢純一)が運営する「ちえうみ」では、「第2回ちえうみ書評委員トークイベント」を年間シリーズ「信仰の現在地」として、株式会社大垣書店(本社:京都市北区、代表取締役社長:大垣全央)との共催により、大垣書店・高野店で開催します。本イベントはオンライン配信も実施します。 本シリーズは、現代社会における信仰のあり方を多角的に考える連続企画です。年間を通じて複数回の開催を予定しており、「共同体」「歴史」「実践」などさまざまなテーマを取り上げながら、宗教・哲学・思想の視点から現代社会を問い直します。 その初回(#1)として、「信仰は共同体をつくりうるか――孤立の時代のつながりを考える」をテーマに、ちえうみ書評委員を務める哲学者・朱喜哲氏と宗教学者・加藤喜之氏を迎え、2026年8月9日(日)、京都・大垣書店高野店にて開催いたします。 あわせて、本日よりチケットの販売を開始いたしました。 シリーズ「信仰の現在地」について 宗教離れや共同体の希薄化が語られる一方で、現代社会では孤立や分断、人と人とのつながりの再構築が大きな課題となっています。 私たちは何を信じ、何を拠り所として生きるのか。 誰とともに生き、どのような関係性を築いていくのか。 2026年度の「第2回ちえうみ書評委員トークイベント」では、「信仰の現在地」と題した年間シリーズを通じて、信仰を宗教者だけのものとしてではなく、現代社会を生きる人びとに共通する問いとして捉え直します。 宗教、哲学、思想、歴史など多様な分野の研究者や実践者で構成される「ちえうみ書評委員」を招き、信仰と社会の接点について対話を重ねていきます。 #1「信仰は共同体をつくりうるか――孤立の時代のつながりを考える」 SNSやオンライン空間によって人と人との接続は容易になった一方で、孤独や分断の問題は深刻さを増しています。 「宗教(信仰)共同体」は現代社会においてどのような意味を持ちうるのでしょうか。 また、人は何を共有することで「ともに生きる」ことができるのでしょうか。 プラグマティズム哲学や公共性の問題を論じてきた哲学者・朱喜哲氏と、宗教思想史・宗教学を専門とする加藤喜之氏が、現代社会における共同体の可能性について語り合います。 イベント開催記念フェア 本イベントの開催を記念し、大垣書店・高野店では2026年8月1日(土)から8月31日(月)までトークイベントのテーマや出演者の著作を紹介する選書フェアを開催予定。 イベントへ寄せて:委員コメント 加藤喜之(宗教学者) 戦争、疫病、飢饉。黙示録的な世界が現実のものとなろうとしているいま、さまざまなつながりは破壊され、既存の共同体は揺らぎ、分断や争いは絶えません。終末論的な想像力が広がる中、人々は、不安や混乱にわかりやすい意味を与えてくれる、安易で甘美な物語へと惹かれがちです。しかし、そうした物語に頼らず、地に足をつけて考え続けることは可能なのか。その可能性を朱さんとともに模索していこうと思います。 朱喜哲(哲学者) いまアメリカを中心に世界を「宗教」が震撼させています。加藤喜之さんの『福音派』(中公新書)が明らかにしているように、アメリカ合衆国はじつのところ建国以来、濃密なキリスト教信仰文化を背景にやってきた国です。「アメリカの哲学」として知られるプラグマティズムも、キリスト教文化への一種のカウンターという側面があります。宗教抜きには理解できない世界の課題を、いっしょに考えられればと思います。 イベント概要 第2回 ちえうみ書評委員トークイベント シリーズ「信仰の現在地」 #1「信仰は共同体をつくりうるか――孤立の時代のつながりを考える」 開催日時 8月9日(日)19:00- 21:00(18:30開場) 登壇者 加藤喜之(宗教学者)、朱喜哲(哲学者) 料金 【会場】2,000円(税込) 【オンライン】1,500円(税込) お申込み・詳細:https://livepocket.jp/e/vgwd0 定員 【会場参加】先着20 名 【オンライン参加】 先着100名 場所 大垣書店・高野店(店内カフェ) 〒606-8107 京都市左京区高野東開町20番地 https://www.books-ogaki.co.jp/stores/ogaki-takano イベント詳細 https://chieumiplus.com/article/event202600809 登壇者プロフィール 加藤喜之(宗教学者) 1979年名古屋市生まれ。立教大学文学部キリスト教学科教授。2013年プリンストン神学大学院博士課程修了(Ph.D取得)。東京基督教大学准教授、ケンブリッジ大学クレア・ホール(カレッジ)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミ