Komobility Japan株式会社(東京都港区赤坂、CEO:Danny Nadri)は、日本国内の公的データ・市場価格に基づき、自社製品「KomoRoad」「KomoFix」と日本の従来型道路補修工法を比較した20年間のライフサイクルコスト(LCC)分析を発表しました。分析の結果、従来工法に対してKomobility製品はコストを92.3%削減、CO2排出量を96.8%削減できることが示されました。最大の要因は、工事中の渋滞が社会全体に与える「隠れたコスト」です。さらに本分析は、KomoRoadによる予防保全が補修の発生そのものを抑えることで、この数字を上回る価値を生むことを示しています。なお、本分析におけるKomobility製品の国内コストは保守的な想定値であり、今後の事業展開に伴い見直される可能性があります。 道路工事の「本当のコスト」は材料費ではない ポットホール(路面の陥没穴)を1m²補修するための従来工法の総コストは、1回あたり約3,853,676円。そのうち材料費・労務費・交通管理費はわずか73,676円です。残る約3,780,000円——全体の98%——は、工事中の通行規制や渋滞によって道路利用者が失う経済的損失(ユーザーディレイコスト)です。 国土交通省の試算によれば、日本全国の渋滞による経済損失は年間約12兆円・約38.1億人時間にのぼり、道路工事に伴う交通規制はその主要因のひとつです。補修そのものより、補修中の渋滞のほうがはるかに高くつく——これが日本の道路維持管理の実態です。 KomoFixを使用した場合の総コストは1回あたり約107,794円。施工はわずか15〜20分で、片側交互通行のまま実施でき、完了と同時に全面開放が可能です。この短い作業時間中の遅延コスト(保守的に約78,750円と算定)を含めても、従来工法の遅延コストの48分の1、総コストの36分の1に抑えられます。 日本の道路工事現場写真 20年間で見ると、差は圧倒的になる 同じポットホールを20年間補修し続けた場合、従来工法では13.3回の補修が必要で総コストは約5,138万円。KomoFixでは4回の補修で済み、総コストは約431,000円。差はおよそ120倍です。路面全体の表面処理(100m²)においても、従来のホットアスファルト(加熱合材)舗設の20年間LCCが約31,459,256円に対し、KomoRoadによる予防保全では約5,981,469円——約81%のコスト削減を実現します。 ※ 出典:国土交通省、AAA、BITRE。Komobility Japan LCC分析 v4(2026年6月)。本分析は日本国内の公的データ・市場価格に基づく試算であり、前提条件は意図的に保守的に設定しています。Komobility製品の国内コストは今後の事業展開に伴い見直される可能性があります。 国際ベンチマークとの比較:本分析は公的研究と整合している 本分析の見出し値92.3%(社会コスト込み)は、独立した公的研究・政府機関データと高い整合性を示しています。国土交通省(2018年推計)は予防保全への転換でエージェンシーコストを30〜50%削減できると試算しており、世界銀行は維持管理の先送りによりコストが4〜5倍に膨らむことを示しています。米国連邦道路局(FHWA)と米国立公園局(NPS)の研究では、舗装保全に1ドル投資すれば6〜10ドルの将来コストを回避できることが示されています。本分析が直接費のみで比較した場合(81〜88%削減)はこれら公的ベンチマークの範囲内に収まり、社会コスト(ユーザーディレイ)を加えた場合の92.3%はミシガン州DOTが示す「修繕コストは予防保全の約14倍」という試算(約92.9%相当)とほぼ一致します。 最大の価値は「直す」ことではなく「壊さない」こと 上記の比較は、「同じ補修をより安く・速く行えること」——いわばディフェンス(守り)の価値——を示したものに過ぎません。Komobilityの価値の本丸はオフェンス(攻め)、すなわちKomoRoadによる予防です。KomoRoadは、ひび割れとポットホールの根本原因である紫外線酸化と水の浸入を路面表層で遮断します。ポットホールが1箇所発生しなければ、その箇所で20年間に繰り返されるはずだった補修・交通規制・渋滞損失——本分析では約5,138万円——がまるごと不要になります。仮にKomoRoadの予防施工がポットホール発生を8割抑止すると想定すれば(米国・韓国・南アフリカでの10年超の実績データで今後検証予定の例示値)、再発箇所1箇所あたり約4,100万円の社会コストが「発生しない」計算です。冒頭の92.3%という削減率は、この予防効果を含まない控えめな数字——つまり下