株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区、代表取締役:林大貴)は、奈良県三宅町との「住民の健康管理に関する包括連携協定」に基づき、2025年度に実施した「心疾患ケアマインド醸成プログラム(パイロット調査)」の実績をご報告いたします。 本プロジェクトは、奈良県全体と比較して心疾患による死亡率が高い傾向にある三宅町において、住民の健康意識向上と疾患の早期発見を目的とした先進的なヘルスケアの取り組みです。 通院不要で病院レベルの高精度な検査ができる当社の在宅型長時間心電図検査「ホーム心臓ドックpro」を活用した結果、一般的な健康診断(短時間の心電図検査)の網をすり抜けてしまう潜在的な健康リスクが、極めて高い確率でスクリーニングされる結果となりました。 検査結果のハイライト:長時間測定だからこそ見えた「40%」の潜在的リスク 今回のパイロット調査では、三宅町在住の希望者80名が受検しました。受検者のうち40代以下が約半数(47.5%)を占め、30代〜50代の「働き盛り世代」を中心に幅広い層が参加しました。 若年〜中年層が中心の構成でありながら、以下の通り高い精度でリスクおよび兆候が可視化されました。 1、不整脈:40%に何らかの兆候を検出 ・【不整脈】40%(32名)に何らかの兆候を検出 受検者の40%に、期外収縮を含む何らかの不整脈の兆候が検出されました。これは、一般的な数秒間の心電図健診では捉えきれない「一過性の乱れ」を、当社の長時間(最長24時間)測定技術だからこそ高確率でスクリーニングできた成果と言えます。 ・【医療連携の実績】真に受診が必要な「要注意(C判定)」9%を地域医療へ接続 検出された40%のうち、一過性のものに留まらず迅速な専門医への相談が推奨される「要注意相当(C判定)」は9%(7名)でした。これらの方々に対しては、国保中央病院や地域の基幹病院への受診、かかりつけ医への相談など、速やかな医療接続(ネクストアクション)へと繋げることに成功しており、単なる不安の喚起ではなく、具体的な発症予防の第一歩を実現しています。 2.睡眠時無呼吸症候群(SAS):5%に兆候あり 5%(4名)が要注意相当(B判定)となり、研究推計データや一般的なユーザー統計と比較しても、潜在的なリスクが可視化されました。 3.ストレス:58%が高ストレス状態 高ストレス(B・C判定)が全体の58%に上り、現代社会における精神的ケアの必要性が浮き彫りとなりました。 ■ プロジェクトの背景と概要 三宅町では、通院不要で自宅にいながら病院レベルの高精度な検査ができる当社の「ホーム心臓ドック」を活用し、全町民を対象にモニターを募集しました。 特に、健康診断だけでは見落とされがちな「隠れ不整脈」の早期発見を目指し、子育て世代や働く現役世代へのリーチを強化しました。 ・実施期間:2025年4月〜2026年2月(検査完了時点) ・対象者:三宅町在住の希望者 80名 ・検査内容:長時間心電図測定による不整脈、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の兆候、ストレスの可視化 ■ 今後の展望(次年度に向けて) 今回の結果を踏まえ、次年度はさらに以下の取り組みを強化し、住民の健康増進に寄与してまいります。 利便性の向上:iPhoneの同封が不要な新デバイスを導入し、より簡易・簡便な検査体験を提供します。 若年層へのリーチ拡大:健康イベントだけでなく、子ども向け・市民向けイベントへの出展や、町内企業・団体を通じたPRにより、働く世代への訴求を強めます。 ニーズの多様化に対応:不整脈だけでなく、関心の高い「睡眠」や「ストレス」を起点とした周知を行い、より幅広い層の健康管理をサポートします。 ホーム心臓ドックproについて 「ホーム心臓ドックpro」は、自宅で行える長時間心電図検査サービスです。 胸に小型の心電計を貼り付け、心電図データを9時間以上取得。結果を臨床検査技師が解析しレポートにしてお渡しします。長時間の心電図計測により、従来の健康診断や人間ドックにおける15秒ほどの検査では見つからない、隠れた心疾患リスクを発見することができます。 さらに睡眠時無呼吸症候群(SAS)・睡眠の質、ストレスの兆候まで一度に検出します。 オンラインクリニックも完備しており、希望があれば自宅から医師の診察を受けたり、大学病院の紹介状も書いてもらうこともできます。 ホーム心臓ドックproは医療機器を使用していながら、自宅で検査ができるため、通院の手間なしに手軽に医療と同水準の検査を受けることができます。忙しく過ごす中高年の方はもちろん、病院へのアクセスが困難な地域の方やご高齢の方にご好評いただいております。 ■ホーム心臓ドックpro(販売ページ) https://homeheart.health/pro