株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)より2026年5月27日に刊行された、第49回文藝賞受賞作家にして人気の競馬ライター、谷川直子さんによる初の競馬小説『走れ、無印の馬』が発売直後より大きな話題を呼び、6月24日に重版出来となりました。 電子書籍『走れ、無印の馬』も、各ストアより6月26日に配信予定です。 SNSなどネット上には「競馬の魅力が詰まった一冊」「読書嫌いな私も一気読み」「未勝利戦の見方が変わった」といった感想、「トレジャリーかわいい」「宮本さん推し」といった声が続々と寄せられ、競馬女子からも熱い視線が注がれている本書。 日本の競馬人気を支える立役者の一人、競馬パーソナリティーの鈴木淑子さんから、ラジオNIKKEIの番組で、すばらしいコメントをいただきました! 競馬の大切なことが、いろいろな側面から描かれているんですよねえ。 さらにサスペンス、ミステリーの要素もあってハラハラしたり、競馬ファンが競馬のことを語る居酒屋のシーンでは、すごくよくわかって噴き出してしまったりして、ぐいぐい引きこまれて。 そして最後は、号泣でした。 ――鈴木淑子さん(競馬パーソナリティー・ジャーナリスト) *ラジオNIKKEI「鈴木淑子の地球は競馬でまわってる」6月12日放送より 全く新しい競馬エンターテインメント小説『走れ、無印の馬』 本命が◎、対抗が○、単穴が▲、連下候補に△。 馬名の下の予想欄に、専門家がつけた予想の印がついている。 だが、トレジャリーには見事に何の印もついていなかった。 「けっきょくオレの馬は、みんなに駄馬だと思われてるんだな」 「違うよ。トレジャリーの実力をまだ誰も知らないってことだよ」 コロナ禍を境に劇的に変わった2019~2024年の競馬界を舞台に、心にそれぞれの傷をもつ3人とトレジャリーの1勝にかける因縁の戦いが始まる! コロナ禍を機にさらに拡大したネットでの馬券購入、競走馬をモチーフにした育成シミュレーションゲーム人気の高まり、一口馬主ブームなど、人気、収益ともに拡大し続けている日本の競馬界。 今年のオークス(東京競馬場、芝2,400m)では、今村聖奈騎手がジュウリョクピエロに騎乗し、JRA女性騎手初のGⅠ制覇。また、6月の安田記念(東京競馬場、芝1,600m)でシックスペンス、翌週の宝塚記念(阪神競馬場、芝2,200m)でメイショウタバルに騎乗した武豊騎手が、JRA史上最年長GⅠ優勝記録を2週連続で更新するという快挙が続き、さらなる盛り上がりをみせています。 『走れ、無印の馬』は、小説「おしかくさま」で文藝賞を受賞した作家にして、競馬歴40年のベテラン競馬ライターでもある谷川直子さんが、とある競走馬に魅せられたOL・川村乃里を中心とした、さえない3人の「100円の馬」と金持ちオーナーの「1億円の良血馬」の対決を描いた、自身初の競馬小説。 未勝利の母馬と開店休業中の種牡馬の間に生まれた仔馬で1勝をめざすという究極の下剋上に、「全く新しい競馬エンターテインメント小説!」と、業界内外が沸き立っています。 物語を楽しみながら競馬にふれられる入門書として、あるいは、新しい競馬の世界を舞台にした極上のエンターテインメントとして、特別で最高の1冊。競馬愛好者の方も、これから競馬と出会う方も、誰もがきっと胸を熱くする、読み出したらとまらないハートフルな物語です。 2週連続GⅠ制覇のレジェンドと女性騎手のパイオニアが驚嘆&絶賛! 競馬の魅力、それは一頭の馬を中心にいろいろな人が繋がっていくことにもある。 もちろん騎手もその一人です。この小説、僕が登場しているんですね! ――武豊さん(騎手) 直感から始まり連動していく人間模様。 1勝の背景で繰り広げられる戦いの数々は、今までにない競馬小説である一方で、忠実に描かれる馬社会の仕組みは、競馬入門書とも言える仕上がり。 長年にわたる作者の競馬愛と、二極化する現代社会の構図が胸に刺さる作品です。 ――細江純子さん(ホースコラボレーター・元騎手) 『走れ、無印の馬』あらすじ 初めて競馬場に連れて行かれたOL乃里(のり)。彼女はパドックで未勝利馬ウェンディとなぜか目があい、その瞳に魅せられる。母の再婚後、居場所がなくなった実家を離れ、一人暮らしをしていた乃里だったが、その日から推し馬を応援するという心躍る日々が始まる。ウェンディの厩務員である、イケメンだがぱっとしない巧(たくみ)とも繋がることができ、どのレースに出走するか教えてもらえるようになると、乃里はウェンディの追っかけを始める。 丈夫なだけが取り柄のウェンディは、毎回楽しそうに走ってくれる! だが1勝もすることなく、このままでは廃馬になってしまうと聞き、乃里はウェンディを引き取ることを決意。 いつしか乃里は、