2026年5月、株式会社ジュトク(愛知県豊橋市、代表取締役:上村哲司)が開発したヘルメット用熱中症対策製品「ブリーズダクトA(アドバンス)」の発表とともに、多くの問い合わせがジュトクに届きました。 電気・ガス・通信などのインフラ業界や建設・設備保全企業からの引き合いはもとより、「屋外で働く家族にプレゼントしたい」「社員数名の会社ですが、熱中症対策に試してみたい」という個人や経営者の声もありました。 共通していたのは、製品の詳細以前に、「大切な人を熱中症から守りたい」という切実な思いでした。そうした声と向き合う機会を得て、ジュトクでは、ブリーズダクトAを通じて、空調ウェアが普及した今も見過ごされがちな頭部暑熱対策の働きかけをさらに強化していきます。その一環として、2026年7月の「労働安全衛生展」でも、ブリーズダクトAの体験展示を実施します。 ブリーズダクトAは、既存の空調ウェアに装着するだけでヘルメット内部温度を約−6℃低減(*1)する特許製品(特許取得:2025年5月)です。追加の動力は不要で、今ある装備に追加できることから、現場で働く方々に気軽に装着いただける製品です。 詳細を見る 「ブリーズダクトAを通じて 安全を祈る仕事仲間や家族の思いに応えたい」(株式会社ジュトク 専務取締役 長浜 成幸) 義務化が進んでも、対策が届きにくい現場がある 2025年6月、改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策は罰則付きで義務化されました。企業では対策が加速していますが、すべての現場が同じスタートラインに立っているわけではありません。 建設、設備保全、インフラ点検の現場には、個人事業主や一人親方として単独で働く人々が多くいます。組織的なマニュアルも、専任の安全担当者もない環境で、対策は本人の判断に委ねられており、熱中症リスクは依然として残り続けています。 見落とされてきた、頭部という盲点 熱中症対策として、水分補給や冷所での休憩の重要性は広く知られています。一方、ヘルメットを着用する現場で見落とされがちなのが頭部への対策です。 厚生労働省「職場における熱中症予防対策マニュアル」には、頭部暑熱の危険性として「体温が40℃を超えて脳の視床下部(体温調節の中枢)に異常をきたした状態が熱射病であり、昏睡や生命の危険に至る」と指摘されています。(*2)体温調節の司令塔である脳を抱える頭部の温度管理は、命に直結します。 また、ヘルメットをかぶった状態での危険性について、神戸女子大学教授・平田耕造氏(環境生理学)は「頭部に汗をかいたままヘルメットをかぶり続けると汗の蒸発が抑えられ、「選択的脳冷却」の効果が損なわれて脳温が上昇する」と指摘しています。(*3)。頭部の換気と冷却は、熱中症予防の本質的な課題の一つなのです。 それでも現場では、「ヘルメット内部の蒸れは解消できない」との声が根強く、空調ウェア(ファン付き作業服)が普及した今も、頭部の暑熱対策は依然として遅れているのが現状です。 インフラ業界、設備保全、建設、警備・・・頭部の暑熱対策が課題となる作業 空調ウェアの風を、ヘルメットの中まで届ける特許技術 その課題に応えるために生まれたのが「ブリーズダクトA(アドバンス)」です。 既存のヘルメットに取り付けるだけで、空調ウェアからの風をヘルメット内に送り込み、頭部冷却と蒸れの解消が可能となる商品です。 【主な特長】 ① ヘルメット内部温度を約−6℃低減** 空調ウェアの風を専用ダクトでヘルメット内部へ誘導し、常時換気で蒸れを解消。ネックカバー構造で、風が頭部に届く前に逃げるのを防ぎます。 ② 遮熱性生地(チタンコーティング)で日射をブロック** チタンコーティング生地が直射日光を遮り、送風との相乗効果で首まわり・後頭部の暑さ負担を軽減します。 ③ 追加の動力不要。既存装備に装着するだけ** 電気・機械部品を持たないため故障リスクが低く、繰り返し使用可能。コストを抑えて導入できます。 ④ 耳を塞がない設計で、現場の安全を守る** ファン音が耳元で発生しない独自構造で、周囲の声や指示がきちんと聞こえます。 「ブリーズダクト」シリーズは、着用者の首に沿って通風路(管状)を通じ、空調ウェアの風をヘルメット内部へ誘導する構造で特許を取得しています(特許取得:2025年5月)。 温度変化実証実験 結果(自社調べ) お客様の声が教えてくれたこと 2026年5月の商品発表後、インフラ・建設・設備保全の各現場からの引き合いが相次ぎ、その中には印象に残る声がありました。 まずは、社員数名の会社に勤める方の問い合わせでした。「たくさんは購入できないかもしれないが、熱中症対策として商品に魅力を感じ、まず1つ使ってみたい」という内容でした。 また、個人のお客様か