JR九州では、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の夏季制服をリニューアルいたします。 九州の伝統工芸「久留米絣」を取り入れ、新たなシーンに寄り添う装いを加えることで、空間・体験・人の所作が一体となった、より豊かなおもてなしを表現します。 ■着用開始日 2026年7月14日(火) ※今年度については2026年10月30日(金)までの着用を予定しております ■リニューアルの背景 「ななつ星 in 九州」は、地域の文化や人のぬくもりに触れる旅を通じて、心に残る体験を提供してきました。 近年の厳しい夏の暑さを踏まえ、今回のリニューアルでは、クルーが快適に働ける環境を整えることも、おもてなしの質を高める重要な要素と捉えました。 働く人の心地よさそのものが、上質なおもてなしを生み出すという考えのもと、装いのあり方を見直しています。 ■リニューアルのポイント (1)久留米絣を用いた、九州の美意識の表現 一部の装いに、220年以上の歴史を持つ伝統工芸「久留米絣」を採用しました。 やわらかな風合いと奥行きのある表情が、車内空間と調和し、九州ならではの美意識をさりげなく伝えます。 また、これまで採用してきた車内ルームウェアとの意匠の連続性※により、旅全体を一つの世界観として紡ぎます。 ※ななつ星では車内ルームウェアとして久留米絣を採用しております。 (2)茶室でのおもてなしを彩る、新たな装い 列車内の茶室という特別な空間にふさわしいユニフォームを新たに導入しました。 静謐な空間に調和する佇まいと所作の美しさを引き立て、一期一会のひとときをより印象深いものとします。 (3)快適性と品格を両立した設え 軽やかで動きやすい素材選定により、夏季でも快適な着用感を実現しました。 働く人の快適性そのものが、自然で上質なおもてなしにつながるという考えのもと、機能性と美しさの両立を図っています。あわせて、素材や製作工程にも配慮し、環境負荷の低減にも取り組んでいます。 ■デザイン・製作について ・デザイン:ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治氏 ・製作:株式会社Next Branders ■イメージムービーの公開 今回のななつ星イメージムービーを制作しております。ななつ星の旅の世界観と、手間ひまをかけた暮らしを守り続ける、地域の人々の想いが詰まった動画をぜひご覧ください。 https://youtu.be/UJ-JfHxJmC0 装いを通じて紡がれるのは、九州の風土と人の想い。 新たな制服とともに、「ななつ星 in 九州」はこれからも心に残る旅のひとときをお届けしてまいります。 「ななつ星 in 九州」夏季制服 概要・使用素材について 今回の夏季制服では、九州の伝統工芸である久留米絣をはじめ、軽やかさ、動きやすさ、手入れのしやすさに配慮した素材を採用しました。クルーの快適性を高めながら、「ななつ星 in 九州」らしい品格ある佇まいと、九州の美意識を表現します。 【久留米絣シャツ】 クルーの夏季制服には、福岡県南部に 220 年以上受け継がれ る伝統工芸・久留米絣を採用しています。 生地は八女市の織元・下川織物によるもの。 糸を先に染めてから織り上げる伝統技法と、100年前の豊田自動織機による丁寧な製織によって、藍染ならではの奥深い色彩とやわらかな風合いを実現しています。 下川織物は環境への配慮と持続可能なものづくりを大切にしながら、伝統技術の継承と革新に挑戦し続ける織元で、ななつ星のクルーも九州を巡る旅の案内人として、地域に根差した文化とものづくりの魅力を装いを通して届けたいという想いから生まれた一着です。 【白シャツ】 経糸には上質なコットンと高機能ポリエステルを組み合わせた糸を、緯糸には伸縮性のある特殊ポリエステルを使用しました。汗を素早く吸い上げて蒸散させることで、夏季でも涼しくドライな着用感を保ちます。 高密度な仕立てによる端正な印象と、適度なストレッチ性を両立。洗濯を繰り返してもシワになりにくく、日々のメンテナンスがしやすい点も特長です。 一般的なストレッチ素材に使われるポリウレタンを使用せず、素材自体の構造で伸縮性を持たせることで、美しいシルエットと着心地のよさが長く続く仕様としています。 【ジャケット/パンツ/羽織】 ジャケット、パンツ、羽織には、軽さと動きやすさを備えた丸編みニット生地を採用しました。長時間の勤務でも体に負担をかけにくく、サービス中のしなやかな動きを支えます。 生地は「表・接結・裏」の3層構造で設計。高いストレッチ性とキックバック性により、美しいシルエットを保ちながら、ストレスの少ない着心地を実現します。 また、吸汗速乾性に優れたポリエステル素材をベースにすることで、汗をかいてもさらりとした肌触りが続きます。白・黒ともに染色を行わ