スマートラウンド、スタートアップがClaudeやChatGPTから資本政策の相談・作成ができる「資本政策MCPサーバー」をリリース 「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる」をミッションに掲げる株式会社スマートラウンド(本社:東京都千代田区、代表取締役:砂川大、以下「スマートラウンド」)は、スタートアップ向けに、smartroundに格納された資本政策データをClaudeなどの汎用AIツールから直接参照・操作できる「資本政策MCPサーバー」および「資本政策作成Skills」の提供を開始することをお知らせします。 本サービスにより、スタートアップの創業者・担当者はAIに話しかけるだけで、自社に合った資本政策表の作成・シミュレーション・修正を行える環境を実現します。 ■ 背景 ~ 専門知識・操作負荷・相談相手の不在という三重の壁 ~ 資本政策は、スタートアップが成長段階ごとに株式・新株予約権の発行を計画する、経営の根幹をなす業務です。資金調達の前に必ず対応が必要であり、会社設立直後からレイターステージまで継続的に関わり続けます。 smartroundはサービス開始当初から資本政策機能を提供しており、J-KISSの自動転換をはじめとする複雑な計算の自動化等でご好評をいただいてきました。 一方で、現場のスタートアップからは依然として以下のような課題の声が寄せられていました。 専門知識の壁 事業計画、調達計画、エグジット想定、バリュエーション算定、種類株の設計、ストックオプションプールの組み立てなど、ファイナンスと法務にまたがる高度な知識が求められる。特に初めての調達では「何から手をつければよいかわからない」という声が多い。 反復シミュレーションの操作負荷 将来の調達ラウンドや希薄化を見据えた複数案の作成・比較・検証は複雑なExcel操作が必要になり、ミスの温床になっている。smartroundを利用する場合も、UI上の操作量が多くなりがちだった。 相談相手の不在 「アドバイスが欲しい」「この方針で正しいか確認したい」といった相談ニーズに応える手段がなく、専門家への依頼にはコストと時間がかかる。 スマートラウンドは、これまでの資本政策機能の提供を通じて得たノウハウとAI技術を組み合わせることでこれらの課題を解決できると考え、本サービスの開発に至りました。 ■ 主な機能 項目 内容 ① 資本政策MCPサーバー smartroundの資本政策データに汎用AIツールが直接アクセス可能に。資本政策表等をClaudeなどのAIが参照・更新できます。 ② 資本政策作成Skills AIが資本政策作成に必要な情報をヒアリングし、smartround上で資本政策表を自動作成。対話を続けながら修正・別案の作成も可能。Skillsファイルは本リリース下部にある申込フォームからダウンロードできます。 ③ 対応AIツール Claude、Notion AI、ChatGPT ※資本政策作成Skillsは、Notion AIではご利用いただけません。 ※現時点では、投資家ユーザー向けMCPサーバーでは資本政策の参照・更新機能は提供しておりません。 ■ 4種の資本政策Skillsの概要 よりシンプルかつ正確な資本政策の作成を可能にするため、MCPサーバーの提供だけでなく、資本政策Skillsを4種類ご用意しました。Skillsファイルは本リリース下部にある申込フォームからダウンロードできます。 シナリオ作成 smartround上の資本政策データまたはお手元の株主構成がわかる資料をもとに、エグジット時期・方法・想定バリュエーション、それまでの調達回数・金額、社員へのSO付与方針などをAIが順を追って質問します。ヒアリング内容をもとにsmartround上で資本政策表を作成し、URLを発行します。 シナリオ比較 作成した複数の案を横並び比較できます。時価総額の推移やEXIT時の手取り金額、倍率などを、表やグラフを用いて視覚的に確認できます。 資金調達履歴分析 これまでの資金調達をラウンド別に集計し、サマリー文と時系列のグラフ(時価総額・累計調達・株主構成)を出力します。 EXIT時の分配分析 M&AなどでExitした時の株主ごとの手取り金額を残余財産優先分配権に基づき試算します。売却金額やSO行使の有無をその場で調整しながらシミュレーションできます。 ■ 本サービスの提供価値 プロのアドバイザーと話すような資本政策作成体験 初めての資金調達でファイナンスの知識が十分でなくても、AIが要点を押さえた質問を重ねながら、自社の現状や将来の調達計画に合った資本政策表を組み立てていきます。作成した資本政策の意図や重要ポイントも、わかりやすく説明します。 複雑な計算