サイバーリンク株式会社(以下、サイバーリンク)は、AI顔認証セキュリティシステム「FaceMe® Security」にVIA Technologies Japan株式会社(以下、VIA Technologies)の「ACS-5000」を連携し、顔認証による入退室管理デバイスとして利用可能となったことを発表いたします。 FaceMe® Securityは、顔認証によるアクセス管理、電子錠制御、リアルタイム監視、イベント録画などの機能を備えた、即導入可能なパッケージ型セキュリティソリューションです。豊富なアドオン機能により、導入環境や運用ニーズへ柔軟に対応します。 今回、ACS-5000はFaceMe® Securityのアドオン機能「Face Terminal」に対応する顔認証端末として利用可能となり、「高度ななりすまし防止機能」とエッジAIによる高速顔認証を組み合わせた入退室管理を実現します。これにより、オフィス、工場、データセンターなど高いセキュリティが求められる環境に適したソリューションを提供します。 ■ 「FaceMe® Security」と「ACS-5000」の連携による主な特長 1. MediaTek Genio 700 に最適化、認証処理を高速化 「ACS-5000」には、高い演算性能と低消費電力を備えた「MediaTek Genio 700 オクタコアSoC」が搭載されています。FaceMe® SecurityはMediaTek Genio 700のNPUに最適化されており、CPUのみで処理する場合と比較して、顔認証処理の高速化とCPU負荷の軽減を実現します。 ・AI推論処理速度:最大6.5倍向上 ・CPU負荷:最大24%削減 これにより、出退勤時間などのピーク時でも遅延のない安定した認証を実現し、混雑の緩和に貢献します。 2. IR+RGBカメラによる高度な「なりすまし防止」 「ACS-5000」に搭載されたIR+RGBカメラに合わせてFaceMe® SecurityのAIモデルおよび不正検知アルゴリズムを最適化し、なりすまし防止機能を強化。写真・動画・3Dマスクなどを用いた不正認証を0.6秒以内で高速検知し、確実な本人確認を実現します。 3. 追加機器不要のドア制御 FaceMe® Securityは、「ACS-5000」のデジタルI/Oを直接制御でき、顔認証結果をもとにA接点やWiegandを利用したドア開閉制御が可能です。追加機器を必要とせず入退室管理システムを構築できるため、システム構成の簡素化と導入コストの削減を実現します。 ■ VIA Technologies VISVIA事業部 副社長 陳宝惠(Bao-Huei Chen)氏のコメント 「入退室管理システムは、従来のカード認証から、より自動化された顔認証へと移行が進んでいます。厳格な本人確認と入退室管理へのニーズが高まる中、サイバーリンク社との提携により、AI顔認証技術とエッジコンピューティングを融合させたシステムの推進が加速できることを大変喜ばしく思います。」 ■ サイバーリンク Computer Vision事業部 社長: 古媄君 (Mei Guu) のコメント 「顔認証は、セキュリティや入退室管理の分野で、安全かつシームレスな体験を実現する重要な基盤技術となっています。このたび、VIA Technologiesの入退室管理デバイスとサイバーリンクのAI顔認証技術の連携により、高い認証精度とセキュリティ性を兼ね備えた入退室管理ソリューションの提供が可能になりました。今後も両社の技術を融合し、さまざまな現場におけるセキュリティの高度化とスマート化に貢献してまいります。」 ------------------------------------------------------------------------------------- 入退室管理デバイス「ACS-5000」の詳細はこちら: https://www.viatech.com/en/edge/access-control-system/ 本デバイスの機能は、VIA Technologiesによって以下の展示会にて紹介予定です。 ・Japan IT Week(日本):2026年4月8日~4月10日 ・COMPUTEX(台湾):2026年6月2日~6月5日 ■ FaceMe® Securityについて FaceMe® Security は顔認証による入退室管理、ドア・電子錠制御、リアルタイム監視、イベント録画などの多機能を備えた、開発不要、即導入可能なパッケージソリューションです。IPカメラや顔認証端末、VMSと連携し、従業員の入退室管理や不審者の検出およびアラート発報機能などを備え、