一般社団法人 日本デジタルトランスフォーメーション推進協会(JDX)は、「日本DX大賞2026」において本年度より新設した個人表彰の受賞者を決定しましたので、お知らせいたします。本表彰は、組織単位ではなく、DX推進を牽引した「個人」の取り組みに光を当てるもので、4つの賞において計6名の受賞者を選出しました。受賞者の表彰式は、2026年7月23日(木)に「日本DX大賞2026 サミット&アワード」(会場:TODAホール&カンファレンス東京)内で執り行います。 日本DX大賞2026 サミット&アワード https://dxawards-summit.jp/session-summit-2026-07-23-01 ■個人表彰について 日本DX大賞は、DXによって社会や地域に変化を生み出した取り組みを表彰する民間のアワードです。2026年度は、これまでの組織・事業単位の表彰に加え、DX推進の現場を支え、牽引してきた「個人」の功績を称えるため、個人表彰を新設しました。76件の応募(自薦・他薦含む)から実行委員会による選考を経て、以下の受賞者を決定しました。 ■受賞者一覧と受賞理由 DXリーダー賞 岡田 俊樹 (豊田市上下水道局 企画課) 衛星とAIを用いた水道管の「健康診断」という海外の水道DX技術を全国で初めて導入し、漏水調査のコスト・期間を大幅に削減。予算・補助金ゼロでスタートアップとの実証を重ね、「デジ田甲子園2023」内閣総理大臣賞の受賞や国土交通省KPIへの採用にもつなげ、自治体の枠を超えてインフラ維持管理のDX社会実装モデルを確立した推進力を高く評価しました。 坪内 知佳 (株式会社GHIBLI 代表/萩大島船団丸 代表) 一次産業の現場でデジタル化を進め、地域内の多様な関係者をまとめて成果へと結実させた取り組みを評価。漁業の現場における変革と、地域活性化への高いインパクトを生み出した点を高く評価しました。 DXエキスパート賞 奥田 正浩 (同志社大学 理工学部 教授) 画像工学と機械学習の専門性を活かし、産学連携を通じて中小企業の現場課題の解決に取り組む。コマツ株式会社との連携で開発した壁紙識別アプリ「かべぴた」により、従来数時間を要した品番特定を数秒に短縮し、3万ダウンロードを記録。研究室発スタートアップ「VIG LAB」を通じて研究成果の社会実装を継続するなど、専門知を中小企業のDXへ橋渡しする活動を高く評価しました。 AIインパクト賞 山口 比奈子 (タキヒヨー株式会社 マーケティングセクション マーケティングチーム 兼 DX推進チーム) 非エンジニアの立場から独学とリスキリングでAWS認定資格を取得し、生成AI(AWS GenU)を活用してBI基盤・需要予測・効果測定などを内製化。全社で月450時間の工数削減とAWS公式事例化を実現した。AIによって個人の能力が大きく拡張され得ることを自ら実証し、社内に「学びと挑戦」の連鎖を生み出した点を高く評価しました。 まじん(Google Workspace × AI 研究家) Google Workspace × AI 研究家」として、生成AIを活用したプロンプト術「まじん式プロンプト」を考案。プレゼン資料の作成などを大幅に効率化する実践的な手法を、noteなどで無償公開・継続的にアップデートしながら発信し、広く支持を集めてこられました。専門知識やGoogleアカウント以外の特別な環境を必要としない「誰もが使える」形にこだわり、生成AIが多くのユーザーにとってまだチャットでの相談や要約の道具であった時期から、その一歩先を行く活用法を一般へ広める普及活動を続けてこられた点を高く評価しました。 エバンジェリスト賞 平山 秀樹(平山建設株式会社 代表取締役) 明治34年創業の地方建設会社の4代目として、ツール導入にとどまらないリテラシー教育に取り組み、自らの失敗と学び直しの過程を開示しながら、地域の中小企業でも実現できるDXの「型」を発信。稟議を1週間から1時間へ、現場記録を990分から20分へと短縮するなどの成果に加え、千葉県の建設会社として初めて経済産業省「DX認定事業者」に選定された。地域へDX実践の連鎖を生み出した発信・育成の活動を高く評価しました。 ■プレゼンター 酒井 真弓(ノンフィクションライター) 前刀 禎明(ディアワンダー株式会社 代表取締役CEO & CWO/株式会社リアルディア 代表取締役CEO) 中山 五輪男(一般社団法人ノーコード推進協会 代表理事/アステリア株式会社 CXO(最高変革責任者)・首席エバンジェリスト) 西脇 資哲(日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト・業務執行役員) ■表彰式・イベント概要 個人表彰 表彰式:2026年7月23日(