全国約1,600の酒類メーカーが所属する業界最大の団体、日本酒造組合中央会(以下、中央会)は、『日本酒フェア2026』を6月19日(金)・20日(土)の2日間、池袋サンシャインシティにて開催いたしました。『日本酒フェア2026』は全国各地の約1,200銘柄が一堂に集った「第17回全国日本酒フェア」と、その年に製造された吟醸酒を競う「令和7酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会」の2つのイベントから構成されています。2日間で約5,600名の方にご来場いただき、熱気と活気あふれる大盛況のうちに幕を閉じました。 令和7酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会 会場第17回全国日本酒フェア「SAKE DISCOVERY BAR」の様子 ■初導入の「U-39チケット」により若年層も続々来場 本年から初めて導入された20〜39歳以下限定「U-39チケット」の登場により、日本酒初心者や「これから学んでみたい」という20代・30代のグループやカップル、女性同士の姿が目立ちました。来場した20代の女性からは「日本酒は以前から興味がありましたが、初心者には難しそうで、人に勧められるがままでした。今回、蔵元の方から親切に色々教えていただき自分好みのお酒が見つかりました」と嬉しそうに話していたのが印象的でした。一方、30代のカップルは「日本酒というといままで高級な和食の時に飲むお酒というイメージでしたが、ブースの蔵元から和食だけではなく様々な食とのペアリングを教えていただきました。これから日常でも日本酒を楽しめそうです」と笑顔で語り、造り手・飲み手ともに若返りが進む“今”の日本酒業界のエネルギーが会場全体に満ち溢れていました。 ■「SAKE DISCOVERY GATE」が映し出す最旬カルチャー 会場内でもひときわ若年層の注目を集めていたのが特別エリアの「SAKE DISCOVERY GATE」です。エリア内には、「日本酒って面白い」「こんなに自由でいいんだ」と五感で体験いただく「SAKE DISCOVERY BAR」に加え、DJブースでは、日本舞踊の背景を持ち理論的な音像設計で高い評価を得るビートメイカー・DJ NAOYA SAKAMOTO氏が登場。心地よいサウンドが流れるスタイリッシュな空間で、参加者はグラスを片手に、音楽に身を委ねながら日本酒を味わうという、自由で新しい飲酒スタイルを楽しんでいました。 ■全国から約1,200銘柄の日本酒が大集結!試飲が可能に 全国45都道府県の蔵元が参加し、ブースを出展。それぞれの地域の食文化や風土をテーマに掲げ、地元の誇りをかけた「推し酒」がズラリと並びました。蔵元や造り手と直接対話し、そのこだわりや裏話を聞きながら試飲できる贅沢な環境は、東京にいながらにして「日本全国の酒蔵を旅している」かのような体験を提供しました。 「こんなにたくさんの日本酒が楽しめるイベントはほかにはないので、本当に貴重な体験をさせていただきました」との声が聞かれました。 ■今年の最高峰の吟醸酒を堪能できる「公開きき酒会」 隣接する会場では、日本で最も歴史のある「全国新酒鑑評会」の入賞酒約400点が一堂に会する「公開きき酒会」も同時開催。全国の酒蔵が技と情熱を注ぎ込んだ最高峰の吟醸酒を味わえる、年に一度の貴重な機会とあって、多くの愛好家や若い世代のファンで賑わいました。過去にも何度か「公開きき酒会」に参加しているという来場者は「全国新酒鑑評会で金賞を受賞した酒蔵のお酒を毎年いくつか購入していますが、今回も自分の中での金賞のお酒を見つけることができました」と語っていました。 ■「日本酒×チーズ」の究極マリアージュ!ロジカルに学ぶミニセミナーも満席 「SAKE DISCOVERY GATE」では、トータル飲料プロデューサー・友田晶子氏による「日本酒とチーズのマリアージュ体験セミナー」を開催。タイプ別の日本酒3種と様々なチーズを実食しながら「なぜ合うのか」をロジカルに学ぶ内容に、参加者は真剣に耳を傾けていました。意外な組み合わせが生み出す美味しさに、会場からは「家でもすぐに試したい!」という声が上がり、日常の晩酌をアップデートする究極の法則を嬉しそうに持ち帰る姿が印象的でした。 ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」を大切に受け継ぎながら、音楽との融合や意外性のあるペアリングなど、時代に合わせてアップデートし続ける日本酒カルチャー。『日本酒フェア2026』は、伝統をリスペクトしつつも、先入観なく自由な感性で日本酒を楽しむ新しい世代の存在感を強く印象づけるイベントとなりました。 日本酒造組合中央会は、今後も国内外へ「國酒」の魅力を発信し、世界の食文化の多様性に貢献するとともに、若い世代へのアプローチを続けてまいります。 ■開催概要 名 称: