一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会(大分県、理事長:牛尾洋人)は、早稲田大学スポーツ科学学術院 広瀬統一教授との共同開発プログラム「Be-Youプログラム」を運動療育のコアに置く「まりも キネサポ豊川店」(愛知県豊川市)が2026年7月1日に開所します。感覚統合理論に基づいたアセスメントと絵カード教材、エンターテインメント企業との共同開発による療育ダンスを組み合わせた独自の支援で、すべての子どもたちの「できた!」を積み重ねます。 「まりも キネサポ豊川店」(愛知県豊川市)■ 開所の背景と目的 発達障害・発達の遅れのある子どもたちへの支援ニーズは全国的に高まっています。一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会は、聴覚障害者スポーツの振興で培ってきたスポーツ科学の知見を、支援の必要なすべての子どもたちへ届けることを新たな使命として掲げています。 このたび、「やってみた!」という体験を通じた自己肯定感の育成を理念とする「まりも キネサポ豊川店」のスポーツ療育プログラムを協会が監修。感覚の土台から社会参加まで一体的に支援する新しいモデルを愛知県豊川市から発信します。 オリジナルキャラクター「まりサポ君」■ 協会監修の核心:Be-Youプログラムとは Be-Youプログラムは、早稲田大学スポーツ科学学術院 広瀬統一教授(アスレティックトレーニング研究室)と協会が共同開発した、障がい児童のQOL向上を目指す運動支援プログラムです。 子どもの成長を「家づくり」に例え、感覚の土台(固有覚・前庭覚・触覚)を整えることで、体を思い通りに動かす力(コーディネーション能力)を育み、学習・社会性・情緒の向上へとつなぐ「発達のピラミッド」モデルを実践します。 【発達のピラミッド 4層構造】 第1層 ── 感覚の基盤:固有覚・前庭覚・触覚・視覚・聴覚(神経系の受信と処理) 第2層 ── 体を思い通りに動かす力:姿勢・バランス・眼球運動・両側協調 第3層 ── 考えて行動する力:運動企画・注意持続・目と手の協応 第4層 ── 社会で生きる力:コミュニケーション・学習能力・情緒 早稲田大学広瀬統一教授によるBe-Youプログラム職員研修 ■ 療育プログラムの4つの特徴 ① 感覚統合理論に基づく運動プログラム(エアーズ博士理論×Be-You) A. Jean Ayres博士が提唱した感覚統合理論を基盤に、固有覚・前庭覚・触覚の「発達の第1層」から支援を開始。感覚処理の土台を整えることで、学習困難や問題行動の根っこにアプローチします。 ● STEP1 感覚の安定化:感覚アセスメントで過敏/低反応チャンネルを特定し環境調整 ● STEP2 運動・知覚機能の発達:体幹・姿勢保持から粗大運動・微細運動まで段階的に ● STEP3 学習・言語・コミュニケーション向上:注意・集中・言語表出と連動 ● STEP4 社会参加の実現と般化:学校・家庭・地域への一般化をチームで支援 ② 独自の感覚アセスメントと成長の可視化 子どもの感覚特性(過敏・低反応の傾向)を開所時に丁寧にアセスメント。固有覚・前庭覚・触覚・視覚・聴覚それぞれの状態を把握し、個別に最適化した支援計画を作成します。 ● スタンプカード・グラフによる「できた!」の可視化 ● 週単位・月単位のマイルストーンへの分解と達成記録 ● 活動記録の家庭向け共有と担任・作業療法士等との定期連携 ③ オリジナル絵カード教材による段階的療育 Be-Youプログラム専用に開発した「絵カード」は、5領域(健康・生活/運動・感覚/認知・行動/言語・コミュニケーション/人間関係・社会性)×感覚種別で遊びを選べる療育ツールです。 ● ステップ1→2→3と難易度が上がる段階設計で「ちょうどいい挑戦(Just Right Challenge)」を実現 ● ASD・ADHD・DCD(発達性協調運動障がい)各特性に対応したアダプテーション対応 ● QRコード付き動画解説による指導の平準化 独自開発の「絵カード」 ④ スクエア・エニックス等共同開発「歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!」療育ダンスの導入 協会はエンターテインメント企業大手・スクウェア・エニックス等と共同開発した運動療育ダンス「歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!」(japan beach.jp/como/)を本施設に導入します。 ● 音楽・歌・ダンスを通じたリズム能力・模倣・コミュニケーション力の同時育成 ● 楽しいエンターテインメント体験が「またやりたい!」という内発的動機を引き出す ● 聴覚・固有覚・前庭覚を複合的に刺激し、感覚統合を遊びの中で自然に促進 『歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!』 HUNNY BEE 作詞:只野菜摘 / 作曲:菊谷知樹 / 振付:竹中夏海 ■ 施設概要 施設名