医進の会では、医学部受験を目指す高校2年生・高校3年生・高卒生を対象に、夏期講習選びに関する意識調査を実施しました。医学部受験では夏休み期間の学習が合否を左右すると言われており、多くの受験生が夏期講習の活用を検討しています。本調査では、受験生が講習選びにおいて重視しているポイントや情報収集方法、予算感について分析しました。 志望校対策・講師の質・料金の納得感・質問環境で見えた比較軸 調査の結果、医学部受験生は単純な受講料の安さだけでなく、志望校対策の充実度や講師の専門性、質問しやすい環境などを重視していることが分かりました。合格に向けた実践的な学習環境が、講習選びの重要な判断基準になっていることがうかがえます。 調査結果サマリー 本調査では、医学部受験生が夏期講習を選ぶ際に重視する項目について調査しました。その結果、志望校対策を中心に、講師の質や料金への納得感、質問環境などを総合的に比較する傾向が見られました。 医学部受験生が夏期講習選びで重視するのは「志望校対策の有無」 調査結果では、志望校対策の有無を重視する受験生が最も多い傾向が見られました。医学部入試では大学ごとに出題傾向や面接形式が異なるため、自身の志望校に特化した対策を受けられるかどうかが重要な判断材料になっていると考えられます。 重視される上位項目は「講師の質」「料金の納得感」「質問環境」 志望校対策に続いて重視されていたのが、講師の質、料金の納得感、質問環境でした。医学部受験では学習内容の難易度が高く、理解不足を放置しない学習環境が求められるため、講師やサポート体制への関心が高いことがうかがえます。 夏期講習選びは、料金比較だけでなく合格戦略との相性が重要 受講料は比較材料の一つであるものの、価格だけで講習を選ぶ受験生は多くありませんでした。現在の学力や苦手科目、志望校の出題傾向などを踏まえ、自身の合格戦略に合った講習であるかどうかを重視する傾向が見られました。 調査背景 医学部受験は競争が激しく、限られた期間で効率的に学力を伸ばす必要があります。特に夏休みは学習時間を確保しやすく、受験勉強の進捗に差が生まれやすい時期であるため、夏期講習の選択も重要な受験戦略の一つとなっています。 医学部受験は競争倍率が高く、夏の学習戦略が重要になりやすい 医学部医学科は全国的に高い競争倍率が続いており、多くの受験生が限られた定員を争っています。そのため、まとまった学習時間を確保できる夏休みは、弱点克服や得点力向上を図る重要な期間として位置付けられています。 医学部受験では、学習費用や講習費用への関心も高い 医学部受験では塾や予備校、模試など継続的な学習費用が発生します。そのため夏期講習についても、受講料だけでなく講習内容やサポート体制とのバランスを踏まえた費用対効果が重視される傾向があります。 受験生本人だけでなく、保護者も夏期講習選びに関わりやすい 医学部受験は進路選択としての重要性が高く、教育費負担も大きくなりやすいため、保護者が講習選びに関与するケースが少なくありません。受験生本人と保護者が相談しながら意思決定を進める傾向が見られます。 調査結果(1):夏期講習選びで重視される項目 受験生は夏期講習を選ぶ際に、どのような観点を重視しているのでしょうか。本調査では、志望校対策や講師の質、料金など複数の観点から比較ポイントを分析しました。 夏期講習選びで「志望校対策」を重視する受験生は 78.2 % 多くの受験生が、講習選びにおいて志望校対策の有無を重視していることが分かりました。医学部受験では大学ごとに出題傾向や配点が異なるため、大学別対策や過去問分析に対応している講習への需要が高まっています。 「講師の質」や「医学部受験への専門性」も重要な判断材料 講師の分かりやすさだけでなく、医学部受験に関する専門知識や指導経験も重要視されていました。医学部特有の出題傾向や学習計画に精通した講師から指導を受けたいと考える受験生が多いことがうかがえます。 料金だけでなく、講習内容とのバランスが比較されている 受講料は重要な比較項目ですが、それだけで評価されているわけではありません。授業時間数や質問対応、自習環境などを含めて総合的な価値を比較し、納得感を重視する傾向が見られました。 調査結果(2):料金・予算感に関する意識 夏期講習を検討する上で、費用面は受験生・保護者双方にとって重要なテーマです。本調査では、想定予算や費用に関する不安についても調査しました。 夏期講習にかける想定予算は15万円前後が中心 調査結果では、夏期講習にかける想定予算として15万円前後を想定する回答が多く見られました。医学部受験では一般受験対策に加えて、面接対策や小論文対策などを併用するケースもあり、一定の予算