エンタープライズモバイル管理ソフトウェアを提供する、株式会社アイキューブドシステムズ(本社: 福岡県福岡市、代表取締役執行役員社長 CEO: 佐々木 勉、以下、アイキューブドシステムズ)は、2026年6月24日(水)より、モバイル端末管理ソフトウェアサービス「CLOMO」の新バージョンを提供開始いたします。 本バージョンでは、Appleが推進する新たな管理方式「宣言型デバイス管理(DDM)」によるiOSのOSアップデート管理およびiOSデバイス向けの「eSIM」プロビジョニング機能に新たに対応いたしました。これにより、手動設定の適用漏れや予期せぬアップデートを防ぐ自律的なデバイス統制と、キッティングの効率化などIT管理者の大幅な業務負担軽減を実現いたします。 ■ 背景と市場の課題 近年、多様な働き方に対応するためモバイルデバイスの業務活用が定着する中、デバイスの確実なセキュリティ統制と効率的な展開(キッティング)が企業のIT部門にとって重要な課題となっています。 特にAppleデバイスの管理においては大きな転換期を迎えており、2026年リリースのiOS 26からは、従来のMDMコマンドによるソフトウェアアップデート管理が非推奨となり、デバイスが自律的に状態を維持する「宣言型デバイス管理(DDM)」への移行が進められていきます。また、物理的なSIMカードの差し替えを必要としない「eSIM」対応デバイスの普及が進んでおり、リモート環境での迅速かつ柔軟な回線開通への需要が急速に高まっています。 アイキューブドシステムズでは、こうした市場の変化と最新の仕様にいち早く対応するため「CLOMO」の機能を拡充し、企業の安全かつ効率的なデバイス運用を強力に支援してまいります。 ■ 主要なアップデート内容 1. 宣言型デバイス管理(DDM)によるOSアップデート管理 CLOMO MDMが、iOSのソフトウェアアップデート管理をAppleの宣言型デバイス管理(DDM)方式に対応。きめ細かな更新ルールの設定と自律的な状態維持を実現します。 背景: Appleの方針により、2026年リリースのiOS 26からDDM方式を前提とした管理へ移行します。これまでのMDMコマンドによるOSアップデートは、iOS 17以降のデバイスにおいて、iOSの制限により常に最新バージョンへの更新しか行えず、特定のバージョンを指定することができないという課題がありました。 提供内容: 今回、宣言型デバイス管理を採用することで、デバイス側が自律的に更新処理を行うようになり、管理者が意図した任意のOSバージョンへのアップデートが可能となります。※本機能は iOS / iPadOS 17.0 以上のデバイスが対象です。 今後の拡張予定: 宣言型デバイス管理として、OSアップデートに続きアプリ管理への対応を進めています。今後も宣言型デバイス管理への対応を拡げていく方針です。 2. iOS eSIMプロビジョニング機能 CLOMOの管理画面からiOSデバイスのeSIMをリモートで有効化できるようになりました。物理SIMの準備・差し替えに頼らない、効率的なデバイス展開を支援します。 背景: eSIM対応デバイスの普及が進み、eSIMのみを使用可能とするデバイスも登場していることから、MDMにおけるeSIM配布機能への需要が増大すると予測され、これに対応するための措置を講じるものです。 提供内容: CLOMOの管理画面からの操作で、デバイス側でeSIMをアクティベーションできるようにします。予約実行機能により計画的なデバイス展開をサポートし、Apple標準のプロビジョニングフローを尊重してユーザー操作を最小限に抑えます。アクティベーション後のデバイス情報取得で管理の可視性も確保します。 今後の拡張対応予定: iOS版を起点に、Android側でもeSIM管理への対応を別途進めています。プラットフォーム横断でのeSIM運用対応を拡大していきます。 ■ その他の機能拡張(マルチOS環境における対応拡充) 今回のメジャーアップデートでは、既存のお客様から寄せられたご要望に応える以下の機能拡張も同時に実施しています。 ・macOS VPPアプリインストール機能の追加 Apple Business / Apple School Manager経由で購入したmacOS用App Storeアプリのライセンス管理と配布を自動化します。iOSで培ったアプリ運用をmacOSにも広げ、アプリ管理のOS対応を拡充します。 ・Managed Google Domainへの対応 Googleが提供する、企業ドメインを用いたAndroid端末登録・管理方式に対応しました。Google Admin Console上の