日本で最も多くの成婚を創出する*¹ 株式会社IBJ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:土谷健次郎)が運営する「IBJ結婚みらい研究所」は、2025年に成婚した約2万人の喫煙・飲酒傾向を分析しました。近年、健康志向の高まりや受動喫煙対策の浸透により喫煙率は低下傾向にあり、また若年層を中心にアルコール離れも指摘されています。こうした社会環境の変化は、結婚相手に求める価値観にも影響を与えていると考えられます。 今回の分析では、成婚カップルの93.6%が非喫煙者同士であり、喫煙者同士の成婚は1%未満にとどまりました。一方で、飲酒する男性の成婚率は38.4%と、飲まない男性(28.7%)の約1.3倍となっています。タバコとお酒という身近な嗜好品を通じて、現代の婚活市場における価値観やパートナー選択の傾向を読み解きます。 喫煙者同士の成婚は1%未満、婚活市場は“脱タバコ社会”へ 成婚カップルの喫煙状況を分析したところ、「吸わない×吸わない(非喫煙者同士)」の組み合わせが8,820組となり、全体の93.6%を占めました。この結果は、単に非喫煙者が多数派かつ喫煙者同士が結ばれにくいというだけではなく、結婚相談所の婚活市場そのものが、一般社会以上に「非喫煙者中心」のコミュニティになっていることが示唆されます。背景には、健康意識の高まりや受動喫煙への社会的関心の高まりがあると考えられます。結婚相手選びにおいても、喫煙は個人の嗜好にとどまらず、将来の生活環境や家族観と結びついた価値観の一つとして捉えられている可能性があります。 喫煙者の成婚相手は「非喫煙者」が多数派 本人が喫煙者である場合の成婚相手の喫煙状況を見ると、喫煙男性の成婚相手は94.8%が非喫煙女性でした。一方、喫煙女性の成婚相手は69.4%が非喫煙男性となっています。 一般的に男性のほうが喫煙率が高く、婚活市場においても女性の非喫煙者が多数派であることから、こうした差には市場構造の影響も含まれていると考えられます。一方で、男女ともに喫煙者であっても成婚相手の多くが非喫煙者であったことは注目すべき結果です。この結果から、婚活市場では喫煙習慣そのものだけでなく、相手の喫煙をどこまで受け入れられるかという価値観も成婚に影響している可能性があります。 また、喫煙男性と喫煙女性で非喫煙者との成婚割合に差が見られたことから、喫煙に対する許容度や受け止め方には男女差が存在することもうかがえる結果となりました。 アルコール離れの時代に見えた婚活市場の傾向、飲酒する男性ほど成婚率が高い 男性会員を飲酒区分ごとに比較すると、「飲まない」の成婚率が28.7%だったのに対し、「飲む」は38.4%でした。その差は9.7ポイントで、成婚率は約1.3倍となっています。 厚生労働省の調査などで若年層のアルコール離れが指摘されるなか、婚活市場では飲酒習慣を持つ男性のほうが高い成婚率を示しました。お酒を飲む人ほど成婚率が高いという結果は、飲酒習慣そのものというよりも、食事や会話、交流の機会を含むライフスタイルの違いを反映している可能性があります。婚活においては条件面だけでなく、相手と過ごす時間やコミュニケーションのあり方も重視されます。今回の結果は、飲酒習慣がそうした社会的接点の多さを示す指標の一つになっている可能性を示唆しています。 IBJ結婚みらい研究所 コメント タバコやお酒は、プロフィール上では小さな項目に見えるかもしれません。しかし実際には、「どんな生活を送りたいか」「どんな時間をパートナーと共有したいか」といった価値観が表れやすい項目でもあります。 婚活市場では、年収や年齢といった条件に注目が集まりやすい傾向がありますが、実際にはこうした日々の生活習慣や価値観の一致も重要な要素です。 今回の分析では、健康志向の高まりやアルコール離れといった社会の変化が、パートナー選びにも反映されている可能性が見えてきました。婚活市場は社会の価値観の変化が表れやすい場の一つでもあります。今後も、データを通じて結婚観やパートナー選択の変化を発信してまいります。 成婚者19,112名を分析した「最新データ」を毎週公開 今後は「バツイチは婚活市場で不利なのか」や「年上女性との成婚が多い都道府県」など、これまで分析してこなかった視点のデータを順次発表してまいります。 ▼「IBJ結婚みらい研究所」記事一覧はこちらよりご覧ください。 URL:https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/category/seikon-hakusho/ 他の分析データはこちら ▼最新記事情報をLINEでお知らせします。 URL:https://line.me/R/ti/p/@441lilmk?oat_content=url&ts=03