分析用求人ビッグデータを提供する、株式会社フロッグ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:阪野 香子、以下「当社」)は、「2026年6月度 リクナビリニューアル分析レポート」を発表しました。 概要 2027年卒向けサイトから大幅にリニューアルしたリクナビ。従来の「卒業年度ごと」のサイト構成から、全学年向けの統合型プラットフォームへと生まれ変わり、掲載方式や料金体系も大きく変更されました。 では、実際にリニューアルによって求人市場にはどのような変化が起きているのでしょうか。 本記事では、リクナビリニューアルの背景や変更点を整理するとともに、フロッグが保有する求人ビッグデータをもとに、求人数や掲載企業数、掲載サイトの変化、初任給の動向などを分析します。データから見える新卒採用市場の変化と、今後の採用活動への影響を探ります。 HRogチャートについて 採用マーケットの「今」がスグわかる 人材業界・採用担当者向け求人データ分析ツール 約150の求人媒体から蓄積された求人情報ビッグデータを、エクセルのピボットテーブルに近い形式で簡単に分析できるツールです。媒体、地域、職種など集計項目を自在にカスタマイズでき、採用マーケット動向の把握やアルバイト採用での周辺時給調査などを素早く&根拠をもって行うことができます。 ▼「HRogチャート」サービス詳細 https://chart.hrog.net/ 目次 - トピック - リクナビのリニューアルの概要とは? - Indeed PLUSの概要 - 新卒サイト「リクナビ」の変更点を紹介 - リクナビの求人動向はどう変わった?実際のデータで分析 - 求人数は7倍に!求人数と企業数の変化 - 1企業あたりの求人数はどのくらい? - 利用企業の規模はどう変化した? - 利用企業数は中小企業、求人数は大企業が中心 - リニューアル後のリクナビをマイナビと徹底比較してみた - マイナビとの併用が減少!企業の掲載サイトの動向 - 初任給の変化について分析 - まとめ - 調査概要 トピック リクナビの求人数はリニューアル前後で約7倍に増加。一方で利用企業数は約3割減少した。 リクナビ2026掲載企業のうち5,701社が離脱する一方、新規掲載企業は1,847社となり、リニューアル後は利用企業の入れ替わりが進んでいる。 リニューアル後の1企業あたりの平均求人数は9件となり、職種やコースごとの複数出稿による露出強化が可能になった。 出稿企業では従業員50人以下の割合が3.51pt増加。クリック課金への変更を背景に、小規模企業にも利用が広がっている可能性がある。 マイナビとの併用企業は5,701社から3,966社へ減少。マイナビ単独利用企業は2,287社増加しており、掲載媒体の選定にも変化が見られる。 27卒のリクナビの初任給は25万円台が最多だが、重複求人を除外すると21万円台が最多となり、実際の水準はマイナビを下回る。 リクナビのリニューアルの概要とは? リクルートは、「誰もがボタンひとつ、ワンクリックで仕事に就ける世界」の実現に向け、AIを活用した採用プロセスの効率化を進めています。 背景には、より良いマッチングを実現し、企業が人手不足に悩むことなく本来取り組みたい業務に注力できる環境と、求職者が自分に合った仕事に出会える環境の両立を目指す狙いがあります。 ▼関連記事 人材業界売上No.1のリクルート。60年以上の歴史と現在の事業、未来像までまるごと解説! Indeed PLUSの概要 Indeed PLUSは、2024年にリリースされた求人配信プラットフォームで、Indeedのマッチング技術を活用し、求人内容や応募状況に応じて最適な求人サイトへ自動掲載できます。 複数媒体への掲載や応募者管理を一元化でき、効率的に採用活動を進められる点がメリットです。 新卒サイト「リクナビ」の変更点を紹介 最も大きな変更点は、従来の「卒業年度ごとに分かれたサイト」から、全ての学年が利用できる統合型プラットフォームになった点です。これにより、就活本番の学生だけでなく、低学年のうちからインターンシップやキャリア教育プログラムを通じて仕事観を育てられる環境が整います。また、掲載形式も「企業単位」から「仕事・職種単位(コース別)」へと変わり、学生は企業名ではなく、自分がやりたい仕事を軸に求人を探しやすくなりました。 さらに、料金体系も従来の掲載課金型からクリック課金型へ移行しました。求人が閲覧された分だけ費用が発生する仕組みとなり、企業は初期費用を抑えながら柔軟に採用活動を行えるようになります。 こうした変化によって、新卒採用市場ではネームバリューだけではなく、仕事内容や価値観のマッチングが重要になっていきます。特に中小企業や専門職採用