海外の各地で新緑が眩しいシーズンを迎え、車窓から広がる美しい景色を味わう鉄道旅への期待が膨らみます。刻々と移り変わる大地や歴史ある景観をめぐる鉄道旅行は、世界中の人々から高い人気を集める旅のスタイルです。阪急交通社では、乗ってみたい海外の鉄道・列車に関する意識調査を実施。その結果をランキング形式で紹介します。 【調査概要】 有効回答数:518名 調査期間:2026/5/15~2026/5/22 調査機関:株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用) 調査対象:全国、20代以上の男女 調査手法:Webアンケート ヨーロッパをはじめ海外各地でも緑が美しく色づき、旅のムードが高まる季節を迎えます。ゆっくりと流れる時間の中で雄大な自然や美しい街並みを眺める列車の旅は、多くの旅人を魅了してやみません。 そこで阪急交通社では、乗ってみたい海外の鉄道・列車についてのアンケート調査を行いました。スイスや北欧など、ヨーロッパを中心に人気の路線が並んだランキング結果を、各鉄道の特徴や魅力とともにお伝えします。 乗ってみたい海外の鉄道・列車ランキング ※阪急交通社「海外の鉄道・列車の旅」特集ページ掲載の鉄道を選択肢としています(「その他」項目も含む)。 https://www.hankyu-travel.com/kaigai/train/ 1位に輝いたのはスイスの「氷河特急」で、2位、3位には同じくスイスの「ユングフラウ鉄道」、「ロートホルンSL鉄道」が選ばれ、スイスの鉄道・列車が上位3位までを独占しています。 さらに、4位にはフィンランドの「サンタクロース・エクスプレス」、5位にはスイス・イタリアの「レーティッシュ鉄道」が続く結果となりました。 ここからは、ランキング上位に入った海外の魅力的な鉄道・列車について概要をお伝えします。 1位 氷河特急(スイス) スイスのツェルマットとサンモリッツを結ぶ氷河特急は、アルプスの大自然を約8時間かけて横断する観光列車。291の橋と91のトンネルを通過し、その景観の素晴らしさから世界的に人気となっています。 大型のパノラマ窓からは、高山植物や深い渓谷、点在するのどかな山村の景色を遮るものなく見渡せます。平均時速も遅いことから「世界一遅い特急列車」として知られており、移動そのものが旅の目的となるでしょう。 2位 ユングフラウ鉄道(スイス) ユングフラウ鉄道は、ヨーロッパで最も標高の高い場所にある駅を目指して走る登山鉄道です。アイガーやメンヒといった名峰の岩盤をくり抜いたトンネルを通り抜け、標高3,454mの終着駅「ユングフラウヨッホ」へと向かいます。 終点にある展望台からは、世界自然遺産にも登録されているアレッチ氷河やアルプスの山々が織りなす白銀の景色を夏でも望むことができます。山岳技術の結晶ともいえるルートをかけ登る高揚感は、ほかの鉄道では得られない特別なものです。 3位 ロートホルンSL鉄道(スイス) スイスで唯一、蒸気機関車による定期運行を続けているロートホルンSL鉄道。1892年開業の歴史を誇り、機関車が真っ赤な客車を牽引して走る姿が印象的です。 ブリエンツ湖畔から山頂駅まで一気に登る車窓からは、美しい湖の青さとアルプスの雄大な山々の対比を楽しめます。車内は窓ガラスを開放したオープンタイプとなっており、涼やかな風や自然の音を肌で直接感じられる開放感も魅力です。 4位 サンタクロース・エクスプレス(フィンランド) サンタクロース・エクスプレスは、フィンランドの首都・ヘルシンキとサンタクロース村があるロヴァニエミなどの区間を運行する、人気の夜行寝台列車です。清潔感のある2階建て寝台車両を備え、1人部屋・2人部屋・シャワー付き個室など多彩な客室を完備。 夜間に走行するため、移動時間を有効に活用しながら夏は白夜や針葉樹の森、冬は雪景色といった、季節によって異なるフィンランドならではの車窓風景を楽しめます。 5位 レーティッシュ鉄道(ベルニナ線・アルブラ線)(スイス、イタリア) スイスとイタリアを走るレーティッシュ鉄道のベルニナ線とアルブラ線は、自然と調和した美しい景観を誇り、世界文化遺産にも登録されています。 アルブラ線では、高さ約65mのランドヴァッサー橋やアルブラトンネルなどが見どころ。ベルニナ線では、標高4,000m級の山々や氷河を車窓から眺めながら、国境を越えて進みます。 爽やかな大自然や歴史的建築の芸術的な美しさが特徴の、まさに美景を体験できる鉄道です。 6位 皇帝列車「マジェスティック・インペラーター」(オーストリア) マジェスティック・インペラーターは、ハプスブルク家のために造られた「走る宮殿」を復元した豪華列車。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートが外交や旅行に愛用した当時の車両を